昨日,今日と5年生や6年生に理科の自由研究についてお話しました。
5,6年生の夏休みの宿題の中には自由課題といって,理科や家庭科,図工,読書感想文など自分の選んだ課題に取り組んでくるというものがあります。
その中で,理科の自由研究をがんばってきてくれる子どもたちのために理科専科教員からいくつかのアドバイスをしました。
細かくは,教科書の「◎自由研究」のページや,子どもたちに渡したレジュメを参考にしてください。
それに加えて,オモシロい理科自由研究のコツについては・・・
1,テーマを少しいじる。
(例)単なる「ペットボトルロケット」ではなく,『ペットボトルロケットをできるだけ少ない水で高く飛ばすには?』のようにひと工夫したテーマに。
2,仮説をたててみる⇒そして検証
(例)「夜,家に飛んでくるクワガタのなぞについて調べよう」→(仮説1)街灯の灯りに飛んでくるのかも知れない。(仮説2)何か甘いエサにつられてきているのかもしれない。・・・これを検証してみる。
3,失敗も大切
研究中に,想像していたのとは違う結果になったり,うまくいかないことも考えられます。それをうやむやにしたり,なかったことにするのではなく,「何で失敗したのか検証する」「うまくいかない原因を考える」ことが,深い研究につながるはずです!失敗したら,やった!面白くなってきた!と喜ぶくらいでも!?
4,記録を残す。
研究中の様子,製作中の様子などをデジカメやスマホで撮っておく。それを模造紙などに貼ると,研究のリアルさ臨場感が伝わりやすい素敵なものになります。
5,好きなことをテーマにして楽しむ!
何より大切です。子ども自身が設定したテーマで,「好きこそ〜」を生かして楽しまないと続きませんし,深まりませんね。
ご家族もお忙しい夏だと思いますが,この機会にぜひお子さまと取り組んでみてください。