6年生の理科は「私たちの生活と電気」が始まっています。
自分たちの生活の中で欠かすことのできない「電気」の存在。その「電気」はどうやら発電所で作られ,各家庭や学校にきているようだと前回学習しました。
では,そうした「つくった電気」は,以前に学習した乾電池の電気と同じようなはたらきをするのだろうか?
手回し発電機や,ソーラーパネルを使って自分自身で電気を作り,豆電球を光らせたり,モーターを回したりして調べてみました。
「手回し発電機をはやく回すと,モーターもはやく回る!」
「ソーラーパネルは,光の当て方によって,モーターの回転が変わった」
などなど,たくさんの気付きがあったようです。
次は,つくった電気を「ためて」みよう!ということで,初めて見る子も多かったようですが,コンデンサーを使って電気をためて利用してみました。
手回し発電機にコンデンサーをつないで,はりきって回し始める子どもたち。
すると・・・
「あれ,手回し発電機が勝手に回り始めた!?」
「なんで?」
「あ,よ〜く見たら手回し発電機の中にモーターが透けて見えるで」
「じゃあ,作った電気がコンデンサーにためられて,それがまた発電機の中のモーターを回すことに使われてるんや。」
沢山の学びがありました。少し寒いのですが,換気をしながら,使った器具は消毒をしてから他の人が使うようにして実験を行いました。