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最新更新日:2025/07/29 |
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「受身」
新年を迎えて,はやひと月が過ぎました。1年の12分の1を過ぎたということです。1日1日,1時間1時間を大切にできているかなぁと,自己反省の毎日です。思い通りにならないことにイライラしたり,つい,不満を言いたくなりますが,しんどいのは自分だけじゃない,みんな頑張っていますよね。嫌なことは我慢しなくていいとか,無理しなくていいとかいう考え方もありますが,歯を食いしばって頑張ってる人がいる。投げ飛ばされながらでも,夢に向かって,もがいてる仲間がいる。私は,そんな人が好きだし,自分もそうありたい。頑張っている人,くじけそうになっている人に,相田みつをさんの「受身」という詩(一部抜粋)を紹介します。
「受身」 柔道の基本は受身 受身とは投げ飛ばされる練習 人の前で叩きつけられる練習 人の前でころぶ練習 人の前で負ける練習です つまり 人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です 自分のカッコの悪さを 多くの人の前で ぶざまにさらけ出す練習 それが受身です 柔道の基本では カッコよく勝つことを教えない 素直にころぶことを教える いさぎよく負けることを教える 長い人生には カッコよく勝つことよりも ぶざまに負けたり だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです だから柔道では 始めに負け方を教える しかも 本腰を入れて 負けることを教える その代わり ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る それが受身の極意 極意が身につけば達人だ ・ ・ ・ (後略) 出典:「本気」相田みつを著 ![]() 学校だより配布しました |
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