前半の割当はハンドボール部と陸上部です。午後から少し気温が上がり,活動しやすく感じます。冬の鍛錬期は,基礎体力・基礎技術を高める重要な期間です。
1年間をいくつかのトレーニング期に分けることを期分けといいます。ある期間での主要な試合において最高の成績を収めることを目指して,試合までの期間を調整しやすい小さな期間に区分してトレーニング内容を組み立てることを意味しています。練習計画ではこの期分けの考え方が重要であり,時期によって練習の課題や方法を変えます。一般的に 1 年を鍛錬期(一般的準備期),仕上げ期(専門的準備期),試合期,移行期の4つに分けます。期分けの概要は以下の通りです。
●鍛錬期(一般的準備期):低めの質で多くの量をこなし,
基礎体力を高める。
●専門的準備期:目指す大会に向けて量を徐々に減らし,
質を高めていき,状態を上げていく。
●試合期:目指す大会に臨む。高い質が求められる。
●移行期:心身の疲れをとり,1年間の反省をする。
鍛錬期であるこの時期,それぞれの目標に合わせて,じっくり鍛えてください。また,学校生活や家庭での姿,すべてが競技力向上につながっています。勉強,あいさつ,整理整頓,手伝いなど,すべての場面で謙虚に素直に全力で取り組み,常に「自分を磨く」という気持ちを大切にしてください。