最新更新日:2024/05/31 | |
本日:242
昨日:484 総数:916178 |
授業の様子から 〜9年「人権学習」〜
9年の人権は「同和問題学習」に取り組んでいます。昨日は「差別はよくないとわかっているのに,なぜ人は差別するのか」についてクラスで考え,歴史的なことを学びました。
その学習をうけて,本日は講師をお招きして,ご講演いただき更に認識を深めることができました。講演の中で,「知らないことは残酷である」「知ろうとしないことは人をもっと残酷にさせる」と無知であることがいかに怖いことで,差別をしないと言葉だけでなく,正しく知ることがいかに大切かを学習できたと思います。 ある生徒の感想の中で,「知ることは変わること。見ようとすれば見れる,知ろうとすれば分かる,変わろうとすれば変わる。この言葉は何においても大切な言葉だと感じました。」とあり,ご講演内容が多くの人たちの心に響いたのではないでしょうか。 本日は世界人権デーです。世の中の人権問題に目を向けるとともに,これからの人生に示唆を与えていただいた貴重な時間を本当にありがとうございました。 授業の様子から 〜7年「国語」より〜
本日,7年生の国語におじゃましました。
便利さばかりを追求することが,本当に生活や社会を豊かにすることなのかという疑問から,「不便の中にも利益がある」という考え方である「不便益」の価値を見いだすというのがこの単元のテーマです。 生活に中にひそむ「不便益」を見つけ,ロイロノートを使い,他者の意見をロイロの中で読むことができ,クラス全体で共有しました。 ・ロープウェイは楽で便利だが,山登りをすることで身体能力の維持や向上につながる ・現金はかさばるので邪魔になる.キャッシュレスはカード一枚で便利だが,悪用されにくい ・スマホを使えば知りたいことをすぐに調べられるが,辞典で調べた方が内容を忘れにくくする このような多様な意見から教師のリードでロイロの共有でみんな「なるほど!」と他者の意見から不便の裏にある良い面に目を向けることができ,自分の考えが深化していく良い授業でした。 7年道徳の授業より〜世界人権宣言〜
本日,12月10日は世界人権デーです。
昨日,7年生では,道徳の授業の中で「世界人権宣言」に触れ,自分たちの生活と保障されている権利についての理解を深め,世界に目を向けていく態度を育む学習を行いました。 「どんなときに幸せを感じますか?」「日本は平和な国だと思いますか?」...といった,複数のカードに書かれたそれぞれの質問に答えながら,どのような権利と関係があるかを考えたり,世界人権宣言の条文を一つだけ使い「クラス人権宣言」をつくったりしました。 7年生の皆さんも,世界の人々と同様に,宣言の達成を目指し,人権について主体的に考える機会をもつことができました。 ●生徒の感想・振返りの記述より ・今日の学習で,このクラスってすごいなあとあらためて思った。理由は世界人権宣言の第1条から第30条までほぼすべてをクリアできているからだ。きっと,みんながみんなを信頼して,みんながみんな,相手のことを思っているからだと思う。 ・人権はどれも尊重されなければいけないと改めて感じた。 ・世界人権宣言を読んで,本当に人は生まれながらにして,人権があるとあらためて知った。この宣言があるから,当たり前なことが当たり前にできるんだとわかった。 ・今日は,宣言を作るならどれにするか選んた。自分の考えのほかにも,第一条や第二十七条を選んでいる人もいて,自分と違う考えだったけど,納得できた。これからも人権について考えていきたいと思った。 ・今日の学習で,世界人権宣言について考えた。人権は生まれた時からすべての人がもつ,すごく大切なものだとあらためて知った。人権がなければ,世の中の人のことを尊重できない可能性があると思った。 ・今日の道徳の授業を受けて,人権というのは一人一人には権利があって,それを守る宣言が,今日はじめて学んだ「世界人権宣言」というものだとわかった。わたしは第6条を大切にしたい。 ・今日の学習で,「世界人権宣言」について学んだ。その第30条があるから,今私は楽しく笑顔で学校に通えているんだと思えた。30の条文はすべて大切なので,何か困ったときには,「〜条にこんな内容があったなあ。」と思い出せるようにしたい。 ・今日の道徳の学習を終えて,世界人権宣言には1〜30条まであることを知った。またそれぞれが世界を平和にしようという内容が書かれていて,感動した。 ・世界人権宣言というものがあると初めて知った。30条ある世界人権宣言を読んで,この宣言は世界中の人々を対象にしているんだと知り,とてもすごいと思った。 ・この学習で,世界人権宣言についてわかった。内容を見るとすべて大切だった。第28条に書いてあるように,この宣言を口先だけで終わらせないように,自分たちのものなので,すべて守っていきたい。世界にはまだまだいろいろな問題があるけれど,世界人権宣言が守られるようになってほしい。 ・世界人権宣言によって,普通のことがあたりまえにできるんだと思った。わたしは第18条を大切にしたい。なぜなら考え方はその人の特徴であり,自由だと思うからだ。 ・今日は「世界人権宣言」について考えた。人権と人を尊重することはとても大事なことだと思った。いろいろ考えて,とても楽しかった。 今日の授業の様子から〜7年理科〜
7年理科の授業では,力の大きさとばねののびを調べる学習を行いました。
実際に装置を組み立て,のびを調べるにはどの部分を測定するかを考えるところから学んでいきます。 力の大きさを表す単位としてN(ニュートン)も学び,実際の結果と自分の考えを整理しまとめていきました。 力の大きさとばねののびの関係における規則性や法則を見出す授業となっていました。 授業の様子から 〜1組〜
1組農園で育てていた聖護院大根の収穫を行い,その大根を使い,家庭科の授業でお味噌汁をつくりました。
かつお風味の薄味とみそ風味の濃味があり,きちんと具材やアピールポイントの説明をして,楽しそうに簡易の模擬販売カーで接客の練習をしました。 自分たちでつくったものをたくさんの方に美味しく食べてもらえて充実した学習の一コマでした。 8年KTより 〜学年発表会4〜
〇海の豊かさを守る発表では,海で生きる動物たちと生活の中でのプラスチックに着目して考えたものでした。海に流れ着くプラスチックが動物たちの命を奪う被害にもつながっている実態がある一方で,プラスチックが人間の生活になくてはならないものである現状との兼ね合いで考えてくれていました。
どの発表も,人の意識に訴え,具体的な行動の輪を広げようとする意欲を感じるものでした。また,フロアで発表を聞いている皆さんもいいですね。次々に手があがり,とってもいい雰囲気でした。 今回の学習を通して得たことを,次の課題につなげ,さらに探究を進めてくれることを願っています。 8年KTより 〜学年発表会3〜
〇「作る責任・使う責任」に着目し,食品ロスについて考えた発表では,水族館で使用するえさや作物の肥料などへの転用を提案する内容となっていました。またこの取組を進めることが,クリーンエネルギーや技術革新につながることも見据えているものでした。
〇食品ロスの問題については,自作のCMにより提案してくれたグループもありました。「価格オフシール」や「まだ食べられる!」といった日常的に身の回りに見られる題材を取り上げ,食品ロスの削減をアピールする発表となっていました。 8年KTより 〜学年発表会2〜
〇住みやすい街づくりについて考えた発表では,ゴミ処理とジェンダー平等の視点をもった提案をしてくれました。「ゴミの形をしたごみ箱」により,子どもや海外からの旅行者,視覚障害者など,いろいろな立場の人にわかりやすいゴミ処理の提案となっていました。
また,フロアの皆さんからも活発な発言がありました。それぞれの発表に対して,具体的な対策を聞いたり,自分の意見を返す場面もあり,次の課題につながる意見交流となっていました。 8年KTより 〜学年発表会1〜
本年度,8年生では,KT(総合的な学習の時間)で「わたしたちのSDGs〜誰一人取り残さない社会の実現」というテーマで,探究的な学習(課題解決学習)に取り組んできました。
先日のクラス発表に続き,本日,学年発表会が行われました。各クラスの代表が順番に発表し,その都度,質問や感想も含め,意見交流をしていきます。 〇学校のお茶の利用状況に目を付けた発表では,世界的な視野でワクチンや水の使用量につなげて考えられていて,京都御池から世界へ発信する内容となっていました。 〇京都の人口減少に課題を設定していた発表では,きれいで,地域行事が盛んな街づくりを進めることで,今以上に住みやすい京都を実現する内容となっていました。 授業の様子から 〜9年「性教育学活」〜
本日9年生では,性教育学活として「セクシャリティについて考えよう」というテーマでズーム講演が行われました。講師は本校養護教諭で,主に性感染症の予防について,これからの自分の関わる交際のあり方や自己の生き方について等,一つ一つ丁寧に解説してもらいました。
近い将来を想起しながらの学習となり,真剣な眼差しで講演を聴き,「自分が大事,相手も大事」と心に響いた授業内容だったと思います。 |
|