最新更新日:2024/08/06 | |
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見過ごさないために…
昨年6月に「いじめ防止対策推進法」が公布され,続いて文部科学省から「いじめ防止基本方針」が示されました。また「京都市いじめの防止等に関する条例」も今月10日から施行されています。日本全国のいじめ事件により,国を挙げていじめやその防止に対する意識が高まっています。
今年度本校では,いじめ事案は起こっていませんが,生徒同士の人間関係のもつれや言葉の行き違いなどで,いやな思いをしたという生徒はいます。携帯電話を介したトラブルもありました。私たちは,いじめ自体を生まないような生徒同士の関係を築かせることを大切にしたいと考えます。また,常にアンテナを高く掲げ,生徒たちの状況に意を配さなければならない,正確な実態を把握し,改善に努めなければならないと考えます。 今年2回目のいじめに関わるアンケートを9月末に実施しました。質問項目は,こちらから ごらんいただけます。今回は記名式ではありませんので,直接的にいじめ事案を把握することにはなりません。ただ,この集計結果で「クラスのまとまり」「クラスのけじめ」「クラスのやすらぎ」「友だちとのつながり」「担任とのつながり」「自己開示」の6つの視点からクラスの現況を見取ることができます。本来11月に予定していたものを繰り上げて実施したのは,各担任が生徒の認識を把握した上で,今回の教育相談に臨むためでした。さらに生徒にとって過ごしやすい学級・学校づくりのための契機となるよう取り組んでまいります。 ご家庭でも,お子たちが発する「いじめのサイン」 にお気づきになられましたら,学校に相談をいただきたいと思います。 チャレンジ体験 事前学習
今年もチャレンジ体験の時期が迫ってまいりました。11月11日から48の事業所にお世話をいただき,社会の一員としての自己のあり方をみつめるために,体験活動に出かけていきます。
その事前学習として,昨16日,京都新聞社にある京都府NIE推進協議会の松田恵治様においでいただき,「仕事」って何?何でするの?ということをテーマにお話しいただきました。仕事は経済活動の基本,もちろん生きるために働くのですが,「やりがい」の追求も大事な目的です。学んだことを生かし,個人を豊かにする機会を保障するのが「仕事の場」だと強調されました。 チャレンジ体験本番で求められるのは「ピシッとすること」だとおっしゃいました。互いの存在を意識する感謝の言葉,人と人の間のクッションとなる挨拶や返事,時間厳守,若々しい姿勢での活動……ふだん学校でも繰り返し言われていることばかりですが,実社会でその意義を確認してもらいたいと思います。 また,学びの基礎として,学びの場はいろいろなところにあると意識することが大切であるともお話になりました。まさにこのチャレンジ体験は,うってつけの学びの機会です。自分が希望した事業所……とまではいきませんが,希望した業種で松田様のお話になったことを実現してください。 ご家庭でもぜひ話題にしていただければと思います。 校章と校歌
上図左が下鴨中学校の校章です。3枚の葵と3本のペンが組み合わさったデザインになっています。3枚の葵は,下鴨・葵・松ヶ崎の三小学校の生徒が仲良く力を合わせようという意味と,知・徳・体を表しています。3本のペンは学問の大切さを示しています。また,上に二本,下に一本を配してYの形を作っているのは,加茂川と高野川の合流した形で,下鴨中学校の位置する地形を象徴しています。
上図右の写真は,旧体育館緞帳の上部に刺繍されていた校章です。改築の際に記念として残され,今も校長室に飾られています。 下鴨中学校の校歌は,昭和28(1953)年11月3日に制定されました。昭和24年の開校から4年半もの間,校歌がなかったため,新聞に広告を出し,広く京都市在住の方から募って選定されました。 校歌制定委員会による校歌募集の文面には,次の通り記されています。 「開校以来学業に,体育に,輝く成果を挙げている本校に校歌のないことは残念なことである。そこで,朝な夕な比叡を仰ぎ,糺の森の靜けさの中に,加茂のせゝらぎ,高野の清流を耳に,学業に励む少年少女達,京都全市の中で最も文化的地域に住み,人格の完成を目指し,平和と自由を愛し,常に眞理と正義を望み,文化日本と民主社会を建設せんとする,独立の精神もつ1500の少年少女達が,希望と誇りをもって声高らかに歌える歌を校歌として持ちたいと思います。……」 このような経緯で集められた26篇の中から,当時京大生であった藤久真彦さんの作品が選ばれ,市立音楽短大に作曲を依頼して出来上がったとのことです。 校歌のピアノ伴奏はこちらから お聞きいただけます。 また,校歌の歌詞はこちらから ご覧いただけます。 たどる立ちどまり ふりかえり 積み上げてきたものを 確かめる 夢への道を たどるために <2・3年確認プログラム> 下鴨中学校沿革史平成26年10月作成の本校沿革史を掲載いたします。 沿革史は,こちらから ごらんいただけます。 なお,本沿革史は,過去の記録を基に作成をしております。万一,不備・不具合等 お気づきの点がございましたら,本校までご一報いただけますと幸いです。 授業の改善を目指して
全国の市町村でタブレット型端末を使って,新しい形の授業が研究されています。下鴨中学校でも昨年度,20台のipadが導入され,英語科や保健体育科を中心に,活用が図られているところです。ipadを使えばよいのではなく,これまでよりも教育効果が得られることが重要なねらいです。そのため頻繁に授業で利用されていると言う状況ではありませんが,それでも会議室においているipadを抱えて授業に出向く先生の姿も見られるようになりました。新しい機器を使うことによって,今までの授業を見直し,生徒に分かりやすい授業を提供しようとする心構えが,授業改善に結びつくと考えています。
保健体育でipadを使うということで,授業の見学に行きました。すでに幾度かの授業で経験しているせいか,指導者の指示に従い,生徒たちは抵抗なく情報機器を使っています。授業のねらいも明確に示され,その課題を解決するために練習を繰り返し,グループで話し合いをしています。自分の考えをノートにまとめるなど,言語活動も適切に配置されていました。若い先生のこうした工夫を見習いたいところです。 福田先生の授業の流れは,こちらから ごらんいただけます。 こうした授業改善の取組として,左京区内の教科別授業研修会が,今月23日に開催されます。また,本校でも同様の目的で,来月中旬にそれぞれの教員が授業を公開し,相互に参観する中で研修を深める機会を設けています。この取組に合わせて,保護者の皆様にも学習の様子をごらんいただきたく,「公開授業週間」を予定しております。詳細につきましては後日ご案内いたしますが,お誘いあわせの上,ぜひご来校くださいますようお願いいたします。 連休のさなか
台風19号は,強い勢力を保ったまま,進路を東寄りに変え,京都には13日の夕方から深夜にかけて最接近する見込みです。大雨が予測されますので,皆様も充分にお気を付けください。
さて,連休中もいろいろな場所で下鴨中学の生徒ががんばりを見せてくれています。 まず11日は,実用英語検定が本校で実施されました。2級1名,準2級17名を始めとして,5つの級に81名がチャレンジしています。開始間際まで廊下で問題に取り組む姿も見られました。きっと良い結果が帰ってくることでしょう。 野球部は,2次戦初戦を七条中学校と行いました。初回いきなり満塁ランニングホームランで4点を先制。その裏に2点を返されるものの,その後は投手戦となり,膠着状態が続きます。ランナーを出して押し気味に進めているにもかかわらず,最後まで息のつけない試合でしたが,2点差のまま勝利を収めました。 続く12日は,横大路グラウンドで上京中学校と対戦。2回にラッキーな展開で1点をもらうと,連投の田中君が相手打線を完封し,Dゾーン1位を倒してのベスト8入りとなりました。 女子ハンドボール部は,決勝進出を賭けて深草中学校と対戦。初めての公式戦となる1年生に遠慮があるのか,思ったように試合が運べません。残念ながら勝利を収めることはできませんでしたが,来週の順位戦に進むことになります。大差での敗戦に悔し涙も隠せませんでしたが,その思いを次の順位戦に,そして春につなげてほしいと思います。 ここまで多くのチームが予選リーグを戦ってきました。学校からはなかなか応援に行くことができず申し訳ありませんが,たくさんの保護者の皆様に駆けつけていただくのが,何よりの励みとなっています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 また,12日には3小学校でそれぞれ区民運動会が開かれています。「中学生が走ってくれると活気づく」とは地域の方のお言葉。にこやかにあいさつする姿も学校とは少し違って感じられます。まだまだ成長途上の中学生ですが,地域を支える力を発揮してもらいたいと思います。 ひらめく休み時間に 友達と最後の確認をした このねばりで テストの最中に 答えがおりてくる <第2回テスト最終日> 平成26年度学校教育目標・経営方針
平成26年度も折り返しを過ぎ,今日は第2回テストの最終日です。懸命に問題に立ち向かう生徒の姿を見ていると頼もしい限りです。
来週からは後期の時間割に変わりますが,強い台風の襲来も予想されています。十分にお気をつけくださいませ。 さて,大変遅くなりましたが,平成26年度の学校教育目標並びに経営方針を「配布文書」に上げております。こちらから もごらんいただけます。 H26前期学校評価の公表
以下の記事は,9月30日に掲載したものですが,左側にある「カテゴリ」が新しくなったため,再度掲載させていただきます。
さわやかな風に乗って,キンモクセイの香りが鼻をくすぐっていきます。今日で9月も終わり。年度の折り返しとなりました。中学校も大きな行事を終え,間もなく定期テストを迎えます。慌ただしく毎日を過ごしてきた9月でしたが,高揚した気分を少し抑えて,じっくりと勉強やスポーツに取り組んでもらいたいと思います。 さて,保護者の皆様にご回答いただいたアンケートの集計並びに内部評価・関係者評価が終了いたしました。ご協力ありがとうございました。このページで公開するとともに,本日各家庭へお配りいたします。 頂戴したご意見を教育活動に反映し,さらに開かれた学校づくりに取り組んでまいります。 前期学校評価のまとめは,こちらから ごらんいただけます。 また,評価の指標として挙げている「全国学力・学習状況調査質問紙」の結果ですが,3年生にのみ顕著な傾向であるのか,それとも下鴨中学校の状況を映しているものなのか,現在精査をしているところです。整理がつき次第,改めてお知らせする予定をしております。 また,平成25年度学校評価のまとめは,こちらから ,平成26年度学校評価計画は,こちらから ごらんいただけます。 |
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