１年人権学習

　先週の人権学習「ちがいのちがい」に続いて，１年生は「学年の仲間を理解しよう」というテーマで，１組に在籍するＹ君のお母さんからお話を聞く機会を持ちました。
　まず，１組の教室のしつらえや授業の様子を写真で見て，どんな配慮がされているのかを確認しました。その後，お母さんから子育ての苦労や育成学級に入級させる際の思い，友達とのかかわりの中で得た喜びなどを，多くの写真とともに紹介していただきました。体育館の中はかなり蒸し暑い状態でしたが，お母さんも分かりやすくお話しいただき，みんなもしっかりと話を聞けていました。
　「ノーマライゼーション」という理念について，お母さんがお話しくださいました。障害のある人もない人も，男の人も女の人も，若い人もお年寄りも…だれもが当たり前に生活できる社会にすることです。人間だれしも顔や姿が違うように，ひとりひとり個性も違えば，発達のステップも異なります。Ｙ君だけでなく，誰もができないことや身につけていないことがある中で，互いに配慮し合える関係でなければなりません。Ｙ君のお母さんがＹ君のことを大切にされているように，みなさんもそれぞれ愛情に包まれた，大切な存在なのですから。
　講演会の後に書かれた感想は，いつも以上にたくさんの分量があったそうです。学年だよりにも紹介されるということで，楽しみにしています。夏休みまであとわずかですが，印象が新しいうちに，お互いの思いがさらに交流されるといいですね。

台風８号が接近しています

　大型で非常に強い台風８号は，沖縄の南を北上し，各地に大きな被害を出しています。しだいに勢力を落としながらと言われながらも，本州に上陸する公算も大きく，予断は許されません。今後の気象情報に，十分ご注意ください。

　また，以前に配布しました「台風に対する非常措置」の一部に誤りがございましたので，本日改めて配布しております。どうぞご確認くださいますようお願いいたします。

　なお，「台風に対する非常措置」のお知らせは，こちらから もごらんいただけます。

２年確認プログラム

　７月では過去最強の台風が近づいてきました。雨こそ小休止ですが，朝からムシムシとした気候で，内側から汗が染み出てくるような感じです。

　今日は２年生の確認プログラム。先ほど３教科目の数学を終えたところです。みんな真剣な表情で問題に向き合っていました。出来はいかがですか？
　１週間ほど前に出された学年だよりにも「確プロ 対策準備を！」という記事が載せられていました。自分なりの対策や準備はしましたか？

　学校でも「予習のための取組」をしていますが，これはあくまで自分で予習ができるようにするための「おけいこ」です。「自分ではなかなか学習の習慣が身につかない」「やっているつもりなのに，なかなか力がつかない」…そういった人が「予習」「確認」「復習」という流れに乗って，勉強のおもしろさを分かってほしいと思います。

四校ＰＴＡ連絡協議会

　校下３小学校のＰＴＡ役員の皆様にお集まりいただき，それぞれの学校のＰＴＡ活動について情報交換がされました。
　全体会のあと，それぞれの役職に分かれての分散会。「連絡協議会」といういかめしい名前に，不安な様子の役員さんもおられましたが，終始なごやかな中，多くの意見が出されていました。曇り空から晴れに変わった今日の天気のように，すっきりしていただけたんではないでしょうか。
　この交流の成果が各校で生かされ，引き続きお力添えくださいますようお願いいたします！

球技大会

　心配された雨も上がり，予定通り球技大会が開かれています。男子はグラウンドでハンドボール，女子は体育館でバレーボールをしています。

　日ごろの授業できちんと運営されているのでしょう，生徒たちが役割を分担し，スムーズに進行しています。こうしている間も窓から歓声が飛び込んできます！

人権学習

　今日は今年度１回目の人権学習を行いました。
　１・２年生は「ちがいのちがい」をテーマに，社会にあるさまざまな事象の違いについて考えました。改めて考えてみると，違いの理由や必要性について感じ方や考え方が大きく違うことが明らかになりました。この感じ方の違いが，人権侵害に大きな影響を与えているのですが。。。グループ討議や学級討議で考えを深めることができたでしょうか？
　３年生は「戦争と人権」をテーマに，修学旅行で訪れた沖縄の戦争による人権侵害や基地の問題について考えました。伊江島での短い時間の中で，けっこうたくさんのことをお話しいただき，また印象にも残っているのだと感じました。日本の周辺で衝突が起こっている今，沖縄の現状を知ったうえで，どうとらえるのかを考えることも日本人としての責務です。
　授業を見ていて感じるのですが，下鴨中学校の生徒は，自分の考えをまとめることには長けているのに，自分の考えを発表したり，共有したりすることがどうも弱いようです。自分の考えは正しいと，ひとりよがりになっていることはないでしょうか。
　人権学習の時間は，他の人との関わりを考える中で，自分自身の在り方や生き方を考える時間です。１・２年生が今日学習したように，一人一人の大切さは，生まれたところや生活環境，障害のあるなしなどで左右されるものではありません。多くの行事や教育活動で，互いに励まし支えあう関係がつくれるように取り組んでいますが，特に人権学習を通して，お互いの違いや個性を認め合い，互いの大切さをしっかりと捉え，自分の言葉や行動に生かすことを学んでもらいたいと願っています。差別は，差別を受ける人はもちろん，差別をする人をも不幸にすることを感じ取ってもらいたいと思います。

ひとコマ・・・

　水泳の授業が始まった男子に対して，女子はキックベースの授業です。ふだんボールを思いっきりける機会が少ないのか，一投一蹴に大盛り上がりです。
　今日から体育実技の補助に入っていただいている米田先生も，みんなの笑顔で少し安心されたんじゃないでしょうか。

　３年生はＡＬＴのジョエル先生を相手に「インタビューテスト」。練習の成果は出ましたか？緊張感が廊下に漂い，遠くからシャッターを切るのが精いっぱいでした。

和装教室

　今日は「和装教育国民推進会議」京都支部の皆様を講師にお迎えして，１年生が「和装教室」の体験をしています。家庭科で学習している衣服領域の一環として開かれたものです。春から総合学習で多くの国の民族衣装について学んできた１年生が，いよいよ日本の衣装を体験することになります。
　「浴衣」は「湯帷子」が語源で，平安時代に蒸し風呂に入る際に，麻の単衣の着物を着たとのこと。その後，湯上り着，街着へと移り変わったそうですが，吹奏楽部が七夕コンサートで来たり，茶道部がお茶会で来たりとなじみのある人も多いのではないでしょうか。
　最初の正座からおぼつかない男子もいましたが，デジタル教科書での予習や家でのおさらいが功を奏したのでしょうか，結構速い時間に着付けが終わり，記念撮影をしてもらっていました。帯の具合からもお分かりのように，なかなか見事な出来栄えです。しっかり手順を覚えて，友達の手伝いもできる達人？もいました。
　しっかりクーラーの効いた図書室ですが，タオルや帯を巻きつけていること，奮闘していることで，みんな汗だく。。。さすが講師の先生は，ぴしっと着こなされ，目にも涼やか！ 和装の着方だけではなく，こういうところも学んでほしいですね。

合同球技大会

　６月も今日で最後となりました。蒸し暑い毎日，プールの授業も始まり，男子の歓声が聞こえてきます。

　今日は全市の育成学級や支援学校の中学部６８ヶ校が集まって，合同球技大会が開かれています。今年で４０回目を迎える恒例の行事です。
　本校から参加した２人は，最初緊張気味でしたが，合同チームを組む山科中学校の生徒さんが気さくに声をかけてくれたこともあって，しだいにいつもの調子を取り戻しています。
　「絶対に賞状を！」と意気込んだバレーボールですが，１勝１敗で臨んだ３戦目，わずか１点差で負けてしまいました。
　午後からはドッヂボール。がんばれ！

Up to you でまちやなぎ

　去る２８日，下鴨警察署主催の環境浄化活動が行われました。今にも雨が降り出しそうな天候でしたが，小中学生，大学生，ボーイスカウトや関係諸団体の方々など百名を超える参加がありました。出町柳駅周辺，鴨川沿い，叡電線路沿いに分かれ，清掃活動や落書き消し，違法駐輪ステッカー貼付などに取り組みました。

　下鴨中学から女子ハンドボール部の１・２年生１０名が参加。ゴミ拾いや草むしりに汗を流してくれました。一人ずつに配られた４５リットルのゴミ袋は，瞬く間に一杯になりました。お疲れ様でした！