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最新更新日:2025/06/12 |
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第1回家庭教育学級
今日は,今年1回目の家庭教育学級がPTA主催で開かれました。講師には,京都大学附属病院で女性漢方外来をご担当の西村PTA会長と同じく女性健康管理外来,妊孕外来をご担当の江川先生をお迎えいたしました。左京親まなび委員会の研修会も兼ねておりましたので,親まなび委員長様を始め,他校からも多数の方においでいただき,30名を超える参加者を得ての開催となりました。
初めは,西村会長より「漢方の智慧で子供の健康と成長をささえる」というテーマでお話しいただきました。中国三千年?五千年の歴史の中で脈々と続く漢方の基礎知識を,わかりやすくお話しくださいました。 続いて「これって更年期?〜かかりつけ婦人科医のすすめ」というテーマで江川先生にご講演いただきました。整理や更年期のメカニズム,更年期に起こる症状に対する予防・対処から若い女性の健康問題が将来のリスクにつながることまで,保護者の方が抱える課題についてお話しくださいました。 具体的な内容に「なるほど」とうなづけることばかりで,閉会後もたくさんの質問が出され,盛会裏に終わりました。 お集まりの方は,さらに多くの方に聴いていただきたい内容だと異口同音におっしゃっていました。次回の家庭教育学級は「食育について」ということで,12月4日に開催される予定だとお伺いしております。直近にご案内があろうかとは思いますが,どうぞご予定の上,多数の皆様のご来校をお待ちしております。 PTAホームページの記事は,こちらから ごらんいただけます。 ![]() 非行防止教室
今日の6限は,教育委員会生徒指導課から石塚先生をお招きして,全学年で非行防止の講演を聞きました。
石塚先生は,今年から生徒指導課に籍を置いておられますが,京都府警の警察官で,2年前には下鴨警察署にもいらっしゃったとか。これまでの経験に基づいて,すでに20校余りの学校で講義をされていらっしゃいます。 「なぜルールを守らなければならないのか」という話題で,お話は始まりました。迫力のある話しぶりに,生徒も圧倒されている様子でした。いじめの問題も含め,先日人権講話で話した内容と重なる部分も多かったのですが,ルールを守らない人はどうなるのかという視点でお話しいただき,生徒にとってはより理解が深まったことと思います。 また,ネットを取り巻く問題については,「一旦流れた情報は取り戻せない,取り消せない」といことを強調しておられました。ラインの問題等も含め,すべての課題にこのような心構えで,慎重に利用することが肝要なのかと思います。 「ラインの登録で,知らないうちに自分の友達や家族の情報が垂れ流しになっているかも!」という話を聞いて,一時体育館がざわめきました。いったいどういう設定になっているのでしょうか?ご家庭でもこの機会にご確認いただくとともに,利用の仕方や約束事についてぜひ話し合ってください。 「自分には関わりのないこと…」という甘い認識で,大きなトラブルに巻き込まれた事案も数多くあります。今日の話がこれからの生活に生かされますように。 ![]() 進路説明会
本日,今年2回目の進路説明会が開かれました。今回は3年生の生徒,150名を超える保護者の皆様にご参加いただき,私立高校1校,公立高校2校の先生をお迎えして,それぞれの学校の特徴や高校生活についてご説明いただきました。
プレゼンシートに「意志あるところに道は開ける!」とありますが,どの高校の先生も学習に対する意欲,答えの決まっていない難しい課題にくじけず挑戦する姿勢が求められていることをお話しくださいました。 これは何も高校生活の問題だけでなく,今 社会で求められている力です。高校に入ることがすべてではなく,この先の人生をどのように切り開いていくのか,そして今何をすべきなのか,経験や見聞を積み重ねて考えてもらいたいと思います。 3年生にとっては残り9か月余りの中学校生活。1日1日を,そして進路を考える幾度かの機会を大切にしてください。 なお,ご来校いただけなかったご家庭にも,後日お子達を通じて資料をお届けいたいたします。お目通しくださいませ。 ![]() 緑のカーテン 苗を植えました
今日の臨時環境委員会で,「緑のカーテン」をつくるために,ゴーヤの苗を植えました。テスト1週間前に入っているので,手際よく作業を進め,17のプランターに苗を植え,本館南側の壁面に並べてくれました。
暦の上ではすでに夏がやってきています。来週は少し天候がくずれるようですが,少しでも涼しく学校生活が送れるといいですね。 ![]() 図書館オリエンテーション![]() 図書支援員の友野先生から,名作「火の鳥」や「赤毛のアン」など,魅力的な本の紹介をしていただいたり,本の借り方・返し方を教えてもらったりした後,それぞれ好きな本を手にとって楽しく読んでいました。 今年の1年生も本の好きな生徒が多く,朝読書の時間や休憩時間にも熱心に本を読む姿が見られます。 多くの本に出会うことで,自分の世界を広げ,知識を深め,人の気持ちに寄り添うことのできる豊かな感性を身につけた,素敵な人になって欲しいと願っています。 テスト1週間前です![]() 今日からテスト1週間前。部活動も休止となっています。今日は会議日ですので,授業終了後,生徒たちは足早に家路につきました。生徒総会で「テスト範囲を2週間前に知らせてほしい」という要求が出ていましたが,計画通りに学習は進められていますか?自分の力を測る大切な機会です。しっかりと取り組んでください。 試合を控えている陸上競技部の一部の生徒とサッカー部は,この間も時間を区切って活動を行います。さらに有効な時間の使い方をしてください。 テストの時間割は,こちらから ごらんいただけます。 水泳春季大会・陸上夏季大会
昨15日は春季大会の最後となる水泳競技の大会が,加茂川中学校で開かれました。本校には水泳部はありませんが,今年2年生2名・1年生3名が登録,リレー種目にも出場しました。入賞は次の通りです。
○女子400mメドレーリレー 7位 5’35”06 ○女子400mリレー 7位 4’57”49 ○女子200m平泳ぎ 2年 浅井さん 5位 3’30”29 ○女子100m自由形 1年 西村さん 3位 1’07”91 ○女子200mバタフライ 1年 何澤さん 1位 2’27”33 また,14・15日には,夏季大会の口火を切る陸上の大会が,西京極陸上競技場で行われました。これが最後の大会になる3年生もいる中,事前に掲げたそれぞれの目標に向かって,全力を出しました。その結果,通信陸上大会に出場する3年生が6名,府下大会にコマを進めた3年生3名となっています。 ○男子砲丸投 3年 成田さん 2位 10m34 ○女子走幅跳 3年 井上さん 1位 1m57 ○女子1500m 3年 八木さん 5位 4’45”78 おめでとう! 1年校外学習レポートづくり![]() 秋の本番に向けての長い取組ですが,その成果が楽しみです。 また,1年では,校外学習のレポート作りも頑張っています。家から自分で調べた資料を持ってきて,中身を充実させようと頑張っている班もあります。 校外学習の各班思い出の1枚を,学年の掲示板に展示する「ほのぼの写真展」の思い出写真は,本当にほのぼのとしています。 保護者の方には,7月の三者懇談会の時にご覧いただけると思います。お楽しみに! いじめをなくすために![]() 初めに憲法で保障されている基本的人権の話をしました。人間は一人では生きられない存在にも関わらず,集団になると人よりより良くいきたいという感情が生まれ,争いが起こってしまう。そうならないために,大切な命や豊かな生活を守るためにルールがあり,憲法でも保障されているという話です。社会でも習っていない難しい言葉がたくさんあって,理解できなかったかもしれません。ただ,憲法で保障されているはずの基本的人権が,まだまだ現実には実現できていないということは分かってもらえたでしょうか。 それから,学校での基本的人権の侵害である「いじめ」の問題について話しました。話の内容は以下の通りです。 「いじめは間違っていない」「いじめるのも仕方ない」と思っている人は少ないでしょう。でも,現実にはいじめの問題はなくなっていません。「いじめられる側にも原因があるから……」と言う人もいます。「あいつはいつも約束を守らない」「ウソをつくから腹が立つ」「かかわるともめるから無視しているだけ」……いろいろ言い分はあるでしょう。確かに自分と気が合わない人は誰にでもいるものです。そうであっても,「いじめても良い」という理由にはなりません。なぜなら「いじめ」は命にかかわる問題だからです。他の国でもいじめはありますが,日本では自殺にまで追い込まれるケースが圧倒的に多いのです。 去年の調査では,残念ながら下鴨中学校でもいじめの事例は0ではありませんでした。 京都市の調査では「いじめられた」数が「いじめた」数を大きく上回っています。つまり,いじめた側にはいじめているという意識がないのです。多くのいじめが,みんなが見ている教室で起こっています。いじめられた人の多くが,助けてもらいたい人に「友達」を挙げています。家族でも,先生でもなく。人を貶めようとする人の顔は醜いです。そんな人になってもらいたくありません。そして,いじめを受けて悩み苦しむ人にもなってもらいたくありません。あなた自身が傍観者ではなく,いじめの解決に向けて力の出せる人になってもらいたいと思っています。 最後にいじめで苦しんで,逃げ場を見つけられずに自ら命を絶った児童生徒の,最後の手紙を朗読しました。 蒸し暑い体育館でしたが,大切な問題だとまっすぐこちらを見て,話を聞いてくれたことを何よりうれしく思います。頭では分かっていても,行動に移すのは勇気のいることです。亡くなった2人の思いを感じ取って,何かが変わればと思います。 今月末には記名のアンケートを取る予定をしています。また今後,子供の心を耕す教育で,豊かな人間関係を築いていきたいと思います。保護者の皆様におかれましても,お子様の様子を見取っていただき,お気づきの点がございましたら,どうぞ学校へもお知らせくださいますようお願いいたします。 ![]() 修学旅行 60 終わりに
先ほど二泊三日の旅を終え,京都へ戻ってまいりました。3日間天候に恵まれ,子どもたちにも十分な感動が残ったことと思います。現地からの画像を教頭先生とPTAの方にアップしてもらいましたが,片手間に撮った写真は,子供たちの生き生きとした姿を100%伝えられないのが残念です。ぜひ,生の声でその様子を知っていただければと思います。
下鴨中学校では初の伊江島での民泊体験でした。ゆるやかに流れる時間,高い透明度の青い海,まばゆいばかりの星空,人情味あふれるおっかあ,深夜まで続く民家の方との語らい……多くの思い出と仲間と一緒に過ごした実感が,将来のどこかでスイッチの入る貴重な財産になったことでしょう。 ただ民家の方は,こうもおっしゃってました。「伊江島では終戦の直前に4千人ものひとが亡くなった。その後,米軍の手で滑走路や道路が整備され,沖縄本島に向けての不沈空母になった。話をしたけど,わからないよね」と。 伊江島には今も基地があり,新たに米軍の通信隊施設が建設され,オスプレーも配備されています。自然や人の温かさ以外の部分にも目が向き,思いが及べばと思います。 生徒諸君にお願いしたように,私自身も今回の修学旅行でしっかり見聞きしようと臨みました。おかげで日ごろの学校生活では伺えない,3年生の姿に触れることができました。挨拶や後片付け,イベントに取り組む姿勢,友人への心優しい声掛け…親しく接することの少なかった彼らのきちんとした様子に,たくさんの感動をもらいました。それも言われたからとかやらないと怒られるからというのではなく,そうすることが当たり前で,自然にそうできることに驚かされました。人としてすてきな部分を持っているのは,これまで先生や保護者の方に大切に育てられてきたおかげだと思いました。 卒業までの9ヶ月あまり,しっかりと支えていきたいと感じさせられた修学旅行となりました。 山下 和美 |
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