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最新更新日:2019/03/28 |
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楽只っ子は、やってみよう,挑戦しよう!
子どもたちの中には,すぐに「わからん!」「どうせできひんもん!」「もう,あかん!」と投げ出してしまう子がいます。中には,「わたし,あほやもん」と自己評価が極端に低い子もいます。人は,「できない」経験や失敗経験があまりに重なると,あきらめたり,自暴自棄になったり,期待や夢を持てなくなったりします。こんな子どもに出会うと,学校教育に携わる者として,自分たちのこれまでの指導を強く反省させられます。
また,子どもたちはできなかったことを叱られると,叱られることから回避するために,初めからやろうとしません。大人の私たちでも,一つや二つ,苦手なことや初めからあきらめていることはないでしょうか。そのいくつかは,ひょっとすると子供のころの苦い経験が元になっているかもしれません。克服するために挑戦するのではなく,知らず知らずのうちに失敗を恐れて回避しているからかもしれません。誰かに怒られたことが心に残り,二度とやらないと決めてしまったのかもしれません。「失敗を生かして」とか「不屈の精神で」などというのはやさしいですが,そんな心の強い人ばかりではないでしょう。 以上のことを踏まえつつも,子どもには,食わず嫌いにならず,いろいろと挑戦して,自分の力試しをしてほしいと願っています。挑戦することで初めて気が付くことや,感じられることがたくさんあります。世の中,うまくいくことばかりではないということに気づくかもしれません。一方で,こんな楽しいことがあるのかと気づくことができるのもやってみたからこそです。楽只っ子十か条の九つ目に,「何事にも挑戦し,自分から積極的に行動する」という項目を入れたのは,そんな願いからです。 周りの大人は,どのように見守ればよいのでしょう。大人からすれば,「なぜ,こんな簡単なことができないのか」「さぼっているからできないのだ」などと考えがちですが,子どもにとっては,果たしてそうなのでしょうか。叱ることや,鼓舞するために厳しい言葉をかけることが効果的な場合もあります。しかし,私の経験から,その方法は,かなり上達して本人がさらに高みを目指して挑戦したいという思いをもっている場合でないと,うまく機能しないように思います。ある程度基礎ができるまでは,根気よくほめて,成就感や達成感をたくさん味わわせて育てるというのが効果的なようです。厳しく叱るのは,自分も親からもそう育てられてきたからだと理由付けをする人がいますが,親と子は,違う人間なので,自分の経験知だけでは,うまくいかないことがあることを知っておくべきです。これが,「親業」の難しいところです。親も子も前向きな学びが必要だということでしょう。 休日参観(その5)
お天気も良かったので,運動場での体育の授業もありました。
子どもたちもたくさんのお家の人に見てもらえて,はりきって頑張っていました。 ![]() ![]() 休日参観(その4)
子どもたちがどうして?と疑問をもつ実験やこんな考え方もできるのでは?と課題を解決していく授業,芸術鑑賞教室で興味をもった舞台の仕組みを再現する授業などもありました。
![]() ![]() ![]() 休日参観(その3)
子どもたちが中間休みに元気いっぱい遊ぶ姿や授業前の様子も参観していただきました。
![]() ![]() 休日参観(その2)
コンパスの使い方や乾電池のはたらきなど,子どもたちの興味や関心を引き出す授業もたくさんありました。
![]() ![]() ![]() 休日参観(その1)
5月10日(土)休日参観を行いました。ペアで音読を練習する様子やこれから育てる植物を丁寧に観察したりする様子など,それぞれの学年で緊張しながらもがんばる姿がたくさん見られました。
![]() ![]() ![]() 1年生 春見つけ
生活科の学習で船岡山へ春見つけをしに行きました。つつじやしろつめくさなどの花を見つけたり,テントウ虫や蝶々などの虫を見つけたりして,春を感じることができました。
![]() ![]() ![]() 3・4年生 体育「てつぼう運動」
できる技の連続に挑戦,少し頑張ればできそうな技に挑戦しています。
連続では10回できれば,その技の「マスター」です! 10日(土)の休日参観では,体育の学習を予定しています。 子どもたちがアドバイスしながら進めている姿もご覧下さい。 ![]() ![]() ウサギさんお引越し会
ふれ合い会の後は,修理の終わったウサギ小屋へのお引越し会をしました。これからも新しいお家でみんなに元気な姿を見せてほしいです。
![]() ![]() ![]() 人前で堂々と話せる子に![]() 自分の考えをきちんと説明できる力は、大人になってもとても大切です。特に、小さな集団で慣れ親しんでいる子どもたちにとっては、単語で話せば意が通じるという一面があります。大人数の前で話す機会の少ない子どもたちは、人前に出ると萎縮してしまったり、いつもの力を十分に発揮できなかったりするという弱さをもっています。だれでも大勢の前で話すのは緊張します。そんな中でも、「堂々と自分の考えが述べられる」子になってほしいと願っています。 学校ではまず、隣の人に。次に、学級全体に。さらには学校全体にというステップを踏んで話をする機会を設けて行きたいと考えています。一つ一つの機会で、達成感や成就感が持てることが大切です。学校では、子どもたちに様々な話型も教えています。教室内での話し方、集会での話し方、放送を通じての話し方、大人への話し方、場に応じた話し方などなど、一つ一つ蓄積していく中で、自ら使える表現が徐々に増えています。地道な作業ですが、根気よく続けていきます。 ※掲載の写真は本文とは関係ありません。本日の朝休み、広い運動場で遊んでいた子どもたちの様子です。広い運動場を一人占めして、サッカーに興じる子供たちです。思う存分走り回れるスペースがあることは、小規模校のいいところです。 |
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