京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/10/08
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

PTA総会開催

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1月29日(土)午後2時よりPTA2月総会を開催しました。会長と学校長の挨拶の後、議事に入りました。そこで来年度の新本部役員さん5名をを承認していただきました。役を務めていただく方にはご負担をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

課題研究発表会 no.3

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発表の様子

課題研究発表会 no.2

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発表の様子です。

課題研究発表会速報

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今週、3年生の取り組みの集大成でもある『課題研究発表会』が各コース主催で行われました。それぞれグループごとの1年間の成果発表で、苦労した製作品の工程や実験結果、今後の課題などを発表しました。プレゼンのスキルもかなり上達した発表もあり、興味深く聞かせてもらいました。発表を聞いていた2年生は、来年是非先輩の研究を引き継ぎさらに発展させてほしいと思います。
写真は発表の様子です。

インターンシップ受け入れ企業様に感謝

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洛陽の校長の恩田です。就職超氷河期と言われるなか、おかげさまで就職希望者の進路希望を変更することなく内定100%達成を実現できそうです。寒い中、本校2年生全員が2月当初に取り組むインターンシップの説明会・打ち合わせ会に多数の企業様がご来校くださいました。来年度の教育課程の質向上においてもキャリア教育の視点で各科目の目標見直しを行う必要があり、昨年の本取組以来考えてきたこともありますので、企業様へのあいさつに代えて問うてみたいと思います。
「キャリア教育」に関する認識は、希望の進路実現を目標とした進路指導に加え、一人一人のキャリア発達や個人としての自立を促す視点へと進化を遂げています。本校は、教育目標(人財育成目標)として「豊かな人間性と柔軟な発想に基づく課題探究能力と問題解決能力の育成(自律創造型人財の育成)」を掲げ、京都市立高校改革を進めています。「キャリア教育」も技術の習得に加え、「課題探究力と問題解決能力の育成」に重きをおき、1年生時における早期の取組として「キャリア形成支援授業」に挑戦しています。この授業の特徴をあえてあげれば、その教育手法と専門外の高校教員が多くの学外の方々の協力を得て試行錯誤しながら実施しているという点にあるかもしれません。その取組の一環である本インターンシップも含めた教育手法を「社会協働教育」と称しています。本報告が、「キャリア教育」に何らかの視点を加えるとすれば、この教育手法ではないかと考えております。
高校教育をキャリア形成支援という視点から見直す際に重要なのは、生徒たちにどのような能力を付けるかという視点です。アウトプットからアウトカム型の授業計画が求められます。教育組織として、意識的に「能力」の内容及びその形成プロセスについて考えることが弱かったように思います。生徒と高校を取り巻く状況は大きく変わり、キャリア形成という視点から、意識的に考えなければ、学習のモティヴェーションが成り立たなくなってきます。つまり、高校は社会から、単に知識への習熟度ではなく、生徒が身に付けた能力の質によって成果を示すように求められるようになったわけです。
本校は、5年前より、「自律創造型人財」の養成を目指して教育改革を進めてまいりました。「自己と社会の関係を認識し、自ら目標を設定して計画的・創造的に行動できる人財」であると考えています。私たちは、知識、技能を社会に活用できる「知恵」に転化させる教育の仕組をこれまでの教育に付加することで課題を解決しようとしています。インターンシップこそが「社会協働教育」と呼べる新たな具体的な仕組みといえます。「社会協働教育」は、社会人や企業様を教材として活用させていただくことでする。つまり、高校外の社会(個人、組織・団体)と協働(コラボレーション)して生徒の成長を支援し、社会人や「現場」を教材として活かす授業を通して、社会人基礎力を総合的に育むのがねらいとしております。生徒は、本来、地域・社会、特に多様な「おとな」と接しながら多様な体験をすることを通して社会性と自己効力感を養っていくべきですが、これが出来ていない。この問題を早期に解決する上で、低学年次における「社会協働教育」が有効であると仮説づけております。一般的に言われているように、本校生も総じて「学ぶ音欲」が低く、「主体的に学ぶ姿勢」や「粘り強く考える力」が弱く。そのためか、「単位」を取得して、進路を決め、卒業するための勉強に汲々として、新たな領城への挑戦や困難と思われる課題への挑戦を避ける傾向があります。「学びの三大習慣病」一考えることの放棄(「無理」「わからん」)、人の考えへの安易な依存(「批判的精神の欠如」)、偏食(「興味ないので考えたくない」)一が蔓延しているように思います。こうした状況に潜む問題の原因として、「社会性」の弱さとそれに関係する「自己効力感」の希薄さにあると考えています。「社会性」が高まると他の評価が高まります。
企業様への就職内定や大学等の合格が、生徒たちにとっての最終目標ではありません。高等学校としてきちんとした知識や基礎学力を身につけることを最低目標とし、工業に関する専門高校として専門領域の基礎的基本的知識技能の習得とキャリアを形成し、部活動、特別活動、ボランティア活動等を通して人との関係をつくることができ、さらに人の話を聞き自分の考えを持ち、それを人に伝えるという、真の意味でのコミュニケーション力を身につけることが求められています。本校での学習や生活を通して、社会が求めている力を是非身につけ、自分で考え自分で決めながら生きていくこと、目標を持つことの大切さにも気付き、成長していってほしいと願っております。自分への自信のなさも、自信過多も、若者の成長の課題であると感じております。生徒たちは3日間のインターンシップを通して、自分と社会との関係性を理解する必要性を痛感し、今後の職業研究や就職活動を通して、自分自身を認識することができ、確実に成長していきます。本校といたしましても、社会の変化に対応しながら生徒の教育・指導をさらに充実させていき、変化に積極的に対応することで組織の自己革新力をつけていきたいと考えております。
インターンシップは人財育成の有効な手段です。ただし、目的ではありません。この後が問題です。お世話になりました皆様の社会貢献にお応えするために、人財として社会に貢献する所存です。是非、志高く、厳しいご意見と激励をいただき、「社会協働教育」の先進校を目指したいと思います。状況の決してよくない時代にあって、本事業も含めた社会貢献活動にご支援下さった皆様のお志には教育成果でお応えさせていただきますとともに、志高い皆様方のますますのご盛栄を心より祈念いたします。

京都市立工業教育研究会ロボット競技大会

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あいさつの中で皆さんに伝えたかったことを載せさせていただきます。
伏見工業高校の皆さん、はじめまして、洛陽の校長の恩田です。洛陽からも伏見からも昨年より多くの生徒のチャレンジを大変うれしく思います。ご指導ご支援くださった先生方、関係の皆さんに心より感謝申し上げます。
私はこの大会が「勝つ」目的と「創造的なことをやる」目的の両方の視点で評価してほしいとおもいます。モノを作ることについて、ロボットも含めて「設計」については100%まったく新しいものをつくるというのはないと思います。90%が過去の焼き直しです。創造的なことというのは、目的のために既存の技術を導入するのではなく、残りの10%でちょっと目新しいものをわざわざ作ることから始めるものです。ベスト8に残ったマシンは、それぞれが基礎的な土台がしっかりあってそのうえで目的をもった工夫がなされていました。優勝した「20万馬力」は最も操作性に優れ、操作とも一体となって最高のパフォーマンスを発揮しました。特に決勝戦では能力の高い相手に対し、その弱点を突く臨機応変の戦術で、まるで昨年のW杯の決勝でオランダが速攻で王者スペインを破るといった見事な戦いでした。おめでとう。準優勝のイグニスは昨年の大会での失敗を見事に克服し、当初に目標としたコンセプトを見事なデザインで実現した傑作でした。F君、負けちゃいましたが次の挑戦を楽しみにしています。
マスコミは「日本は、町工場の中小企業の技能が優れているから、製造業が強いのだ」
といい、また逆に「21世紀は最初のコンセプトと最終のデザインに高い価値がある。中間のモノ作りは安く作ってくれる所に回し、最初と最後の国家を目指すべき」ともいわれます。確かにそのような現実に直面していると思います。しかし、その真ん中のものづくりについても、町工場が本当に強いのは「高品質、小ロット、短納期」が不可欠な研究開発の試作です。コンピュータではどうしようもないものを加工し、発信する。その意味で本日おこし下さっている「京都機械金属中小企業青年連絡会」は試作に志をもった方の集まりです。大きいところに行くこと自体が目的化して、安定を志向し、内向きといわれる今の日本の若者の中で、自分のやりがい、生きがいをチャレンジする進路も考えてほしいと思います。それがリスクをとるという意味ですね。
進学希望の人も、各大学の工学部のなかみをよく研究してほしいと思います。偏差値や大学の名前だけではだめ。ルーティンなモジュラー教育は普通科の人向きかもしれませんが、われわれは基礎の学問を統合しないと何も作れないインテグレイテッドな演習ができるところに進むべきだと思っています。東大の機械工学科も、創造設計演習という科目を設けて、「メカトロニクスを使って面白いおもちゃを作れ」という問いに新入生をチャレンジさせていると聞きました。
さて、生徒諸君、今日の取り組みについて、人より一歩前に出る相対評価だけではなく、自分が楽しめたかという絶対評価に対しても満足すべきだと思います。その意味でそのような評価ができる工業高校ならではの取り組みの一つがこの市立工業高校ロボット大会だと思います。勝ち負けも大切ですが、是非、創造的な設計について、交流してください。関係の皆さんもコースや学校を超えた生徒同士の交流を支援してくださると幸いです。この大会がいい学習の場となり、創造的なモノづくりの人材育成の場になることを祈ります。

市工研ロボット大会 no.4

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ユニークなロボットと閉会式
優勝は、洛陽工業高等学校機械コース3年の『20万馬力』でした。準優勝は洛陽工業高等学校機械工作部の『イグニス』、アイデア賞は伏見工業高等学校生産技術システムコースの『キューブ』でした。また技術大賞として機械工作部の『イグニス』(電子コース2年と京都ものづくりコース2年のコンビ)が選ばれました。真ん中の写真のロボットです。

市工研ロボット大会 no.3

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決勝トーナメント及び3位決定戦、決勝戦

市工研ロボット大会 no.2

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予選リーグ戦

市工研ロボット大会開催

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1月15日(土)午前中、本校講堂において、京都市立高等学校工業教育研究会主催のロボット大会を開催いたしました。(京都機械金属中小企業青年連絡会・京都市高等学校コンソーシアム京都共催)
事情により参加できなかったチームが4チームあり残念でしたが、大会史上最多の41チームの出場で、大会は大変盛り上がりました。
その様子をアップします。
写真は、車検・開会式・予選リーグです。
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