今日1月17日は、6,534名の尊い命が亡くなった「阪神大震災」から16年目を迎えます。犠牲者が多かった兵庫県内各地では早朝から追悼行事が行われ、多くの市民が犠牲者に鎮魂の祈りをささげました。
中学生の皆さんにとっては、”生まれる前”の出来事であり、まったく理解できないかもしれません。しかし、あの日、あの朝、あの大地震が起こったことは、確実な事実として、私たちの身体と心に焼き付いているのです。
この日を教訓にし、もし大惨事が起こったとき、自分たちはどんな行動をとればよいのかを考え、行動するため、学校では避難訓練を計画しました。しかし、昨晩からの積雪が残り、屋外の階段やグランド周りが大変滑りやすくなっていて危険なので、今回は全校放送での注意と、各クラスで避難経路の確認を行いました。
その中で確認しておくべき5つのポイントをまとめておきます。
1.いかなる災害においても大切なことは、
「あわてない」
「さわがない」
ことです。
2.地震のときは、落下物や倒れてくるものから身を守るために、特に頭部を守るため、学校では、
「机の中に頭を隠す」
「逃げ場を確保するために、出入り口を開放する」
「窓のカーテンは開けておく」
ことが必要です。
3.地震がおさまったら、先生の指示に従い、避難場所に移動します。そのときに大切なことは、”お・は・し”です!
「お」⇒押さない,「は」⇒はしらない,「し」⇒しゃべらない
4.日常的に避難経路を確認しておくことが大切です。特に、春に行った1回目の避難訓練のときに確認した、自分の教室からグランドまでの避難経路を再度確認しておいてください。
5.避難場所に移動が完了したら、クラスごとに先生が人員点呼しやすいように素早く整列します。
以上のことをしっかりと心の中に刻み込んで、これからの学校生活を送ってほしいと思います。「安心」「安全」それが一番大切です!