近年、多くの子どもたちが携帯電話やパソコンを使うようになったのに伴い、インターネット上では「出会い系サイト」「ワンクリック詐欺」「アダルトサイト」等の有害サイトが激増し、それに伴って犯罪に巻き込まれる例が多数報告されています。今や携帯電話は、”電話”ではなく、全世界の有害情報と繋がるインターネットツールとなっているのです。実際に”ブログ”や”プロフ”に気軽に自己紹介(プロフィール)や自分の写真を掲載し、それが悪用され、様々な犯罪等に利用された事件が多数起こっています。携帯電話の最大の問題点は、子どもたちの友達関係や行動が「子どもがみえにくくなる」ことです。子どもたちが携帯電話を通して気軽に行ったことが、本人を被害者にも加害者にもしてしまいます。そのことを大人は発見できず、気づいた時には大変なな事態を引き起こすことになってしまいます。
昨年度から、学校とPTAが協力して、保護者の皆様に「子どもに携帯電話は不要!」のアピール活動を行い、ご理解とご協力をお願いしていますが、もう一度携帯電話について再認識していただき、「本当に必要なのか?」「どんな使い方をしているのか?」について、子どもたちと話をしていただければと思います。
本日の終学活に、学校とPTAとの連名で作成したアピール文書「子どもに携帯電話は必要?もう一度考えてみませんか!〜子どもの人間関係が見えないことが、何より心配です〜」を、生徒を通じて各ご家庭に配布いたします。是非一読いただき、子どもたちとのお話しに利用していただければと思います。
なお、アピール文は、このHP右下の「配布文書」欄の「学校配布プリント」の項目にも掲載しましたが、次のリンクからもご覧いただけますので、ご利用ください
◎「子どもに携帯電話は必要?もう一度考えてみませんか!」へのリンク
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/2056...