今日10月15日は、桂川中学校の前期終業式です。昼食終了後、午後1時から、放送による終業式を行いました。終業式の言葉を要約して掲載します。
◆平成22年度 前期終業式の言葉
4月の学期初めから半年が過ぎ、今日は前期の終業式です。夏休みまでの様々な行事に加え、10月最初には、今年の最大の行事でもある「学校祭」が開催されました。
「みんなの熱気 ヒートUP!! 魂燃やせ 桂川」のテーマで行われた今年の学校祭は、10月1日の「体育の部」、7日・8日の「文化の部」ともに、この桂川中学校全体が盛り上がって“ヒートアップ”し、生徒全員の“魂”が燃え上がった1週間でした。特に学校の中心である3年生は、体育の部・文化の部の全ての取組で最上級生として1・2年生をリードし、リーダーシップを遺憾なく発揮し、全力を出し切ることで、次の桂川中学校の飛躍への基盤を固めてくれたと思います。今年の学校祭は、生徒全員の「いきおい」を十分に見せつけてくれました。
現在、生徒会本部役員選挙の立候補受付が行われていますが、2年生を中心に、1年生も一緒になって、これからの桂川中学校をもっともっと「うるおい」と「やりがい」のある学校とする為に、生徒会活動をさらにステップアップしてほしいと思います。
終業式後の学活で、担任の先生から前期の成績表が渡されます。これは、皆さん一人一人の半年間の学習と学校生活の結果です。思っていたより成績が良かった人、悪かった人、様々だと思います。一番大切なのは、その結果をしっかりと受け止め、この半年間を振り返ることです。その次に「今、そしてこれから何をすべきか」を考え、行動してください。振り返りがなければ、進歩はありません。振り返ることで、自分のすべきことが見えてくると思います。後期には、一歩先を目指して、さらに努力をして欲しいと思います。
この1週間、テレビ・新聞では、「チリの炭鉱事故」に関する報道が中心でした。8月の落盤事故から69日間、地下700mに閉じ込められた33名の人々が、昨日全員無事に救出されたことは知っていると思います。地下に閉じ込められ、命の危険と不安を抱えながら、全員が生き延びたのは、「全員が仲間である」という思いだったそうです。もし、「他人はどうでもいい、自分だけが助かれば・・・」という考えが広がっていたら、全員の救出はなかったかも知れません。仲間を信じ、仲間と共に苦しみに耐えていくのだという強い意識が「奇跡」と言われる救出に繋がったのです。皆さんも、この桂川中学校の「仲間」を大切に思い、「仲間と共に、ステップアップしていこう」という強い気持ちでこれからの後期の学校生活を送ってほしいと願います。