「花水木がほんのりと…」

　朝夕が涼しくなり，花水木がいち早く，ほんのりと色づき始めました。本格的な紅葉シーズンはまだまだですね。

「ウスギモクセイ」

　学校のモクセイはキンモクセイとギンモクセイと思われていますが，ギンモクセイと思われているものはウスギモクセイだそうです。ギンモクセイは花の色が白色ですが，ウスギモクセイハ乳白色をしています。ウスギモクセイの香りは，キンモクセイに比べ強くはありませんが，近づいて嗅いでみると控えめながら甘い香りがします。

「コムラサキ」

　本格的な秋を迎え，小紫の実の紫色も濃くなってきました。

「10月に山吹が…」

　夏の猛暑がうそのようにずいぶん過ごしやすくなってきました。それにしても１０月に山吹が咲くとは…。

「藤袴にシジミチョウが」

　藤袴の花がだんだんと咲いてきました。シジミチョウが蜜を吸いにきています。アサギマダラは飛んでくるでしょうか？

「キンモクセイ（金木犀）」

　校門を入ると，キンモクセイの甘い香りが漂ってきました。よく見るとキンモクセイがわずかですが咲き始めています。これからしばらくの間は楽しめますね。

「瓢箪（ひょうたん）」

　今年は緑のカーテンの一部に千成ひょうたんを植えました。そろそろ枯れ始めてきましたが，昨日，一個のひょうたんが落ちていたようで，子どもがひろって，そっと玄関に飾っておいてくれました。最近，ヒョウタンを目にすることが少ない中，欲しかったのではと思いながら，子どものやさしい心に感謝しています。

「オシロイバナ」

　９時３０分頃撮影したオシロイバナです。オシロイバナは，花は夕方開き，芳香があるため和名としてはユウゲショウ（夕化粧）とも呼ばれて，夜間に飛翔するガの仲間によって花粉を媒介してもらっています。秋になって気温が低下するとこの時間からも開花します。昼間に活動するチョウチョを相手にするように開花時間が変化すると考えると面白いですが，これは空想の世界かな。

「藤袴」

　藤袴の花がだんだんと咲いてきました。つぼみもあり，これから本番を迎えます。藤袴は，先日紹介した萩とともに秋の七草の一つです。
　春の七草を知っている子どもたちは多くいますが，秋の七草【萩（ハギ）・桔梗（キキョウ）・葛（クズ）・藤袴（フジバカマ）・女郎花（オミナエシ）・尾花（オバナ／ススキのこと）・撫子（ナデシコ）】はどうでしょうか？
　秋の七草は山上憶良が詠んだ以下の２首の歌がその由来とされています。

秋の野に 咲きたる花を 指折り（およびをり） かき数ふれば 七種（ななくさ）の花（万葉集）
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志（をみなへし） また藤袴 朝貌の花（万葉集）

「雲ひとつない青空」

　仲よし学級「１０月のカレンダー」で紹介しましたが，今朝の空は雲ひとつない秋の空です。その青空の中，下弦の月と飛行機雲が美しく見えています。