最新更新日:2024/09/24 | |
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第一学期 終業式
3つのことを話しました。
一つは,3つの「あ」について 「あいさつ」「あんぜん」「あとしまつ」について,各自一学期をふり返って「たいへんよくできました」「よくできました」「がんばりましょう」の中から一番近いものに挙手するというものです。 結果は,3つの「あ」の「あいさつ」「あんぜん」「あとしまつ」について,「たいへんよくできました」と「よくできました」が多かったですが,「がんばりましょう」という児童も少なからずいました。 さらなる進化・成長を目指して,各自意識して何をどうしていくのかをよく考えて行動することをすすめました。 二つは,道徳についてと通知票です。 各学年・学級の1時間の道徳を簡単に振り返りました。 1年「ぞうさんとおともだち」では,自分のことだけでなく友達のことを考えて助け合える関係がすばらしいということ,身近にいる友達を大切に仲良くしていこうとする気持ちが伝わってきました。 2年「一りん車」では,みんなが使うものを自分さえよければよいという使い方をする問題について一人一人よく考え,みんなが気持ちよく生活できるようにしようと学んでいました。 ろ組「やさいのいのち」では,なすの気持ちを考えることを通して,毎日水やりすることでなすが大きく育っていること,なすには命があること,なすは生きていることについて考えました。 3年「ふろしき」では,古くから伝わるの本の文化の一つとして「ふろしき」に触れ,その良さを体感し,もっと知りたい・伝えたい日本文化として,畳や着物,障子や扇子,下駄などを挙げていました。 4年「家族の一員として」では,祖母の「家族の一員なの」という言葉から,家族の一員として,役割を果たすことの嬉しさに気付き,積極的に家族とかかわり,楽しい家庭生活を築いていこうとする意欲が表れていました。 5年「すれちがい」では,自分と異なる立場や意見に対する姿勢について役割演技を通して,問題解決するときに必要な考え方を話し合い,相手のことを考えることや広い心で接することの大切さについて自分の考えを深めていました。 6年「わたしのせいじゃない」では,学級全体でいじめをなくすために大切な考え方について話し合い,いじめに対する傍観者として無責任な気持ちがいじめを生んでいることを理解したうえで,いじめを断ち切るために勇気をもって一歩を踏み出そうとする意見が多く出されました。 どの学年・学級の道徳の学びは,学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」に通じていることを確認しました。 そして,通知票の「学習や生活の様子」について,よいところや頑張ったこと,頑張ってほしいことなどが書かれているので,よいところは自分の自信に,課題は自分の目標にして励んでほしいことを伝えました。 さらに,33日間の休みならではの取組についてもいくつか紹介しました。 三つは,気を付けることです。 ・自転車の安全な乗り方について ・火遊び厳禁(花火などは大人と一緒に) ・線路の置石厳禁 ・勝手に写真を撮られないようにすること ・「イカのおすし」…「知らない人についてイカない」「知らない人の車にのらない」「『助けて〜』とおおごえでさけぶ」「他の大人のいる方へすぐにげる」「どんな人が何をしたのか家の人にしらせる」 8月26日(月)全員元気に笑顔で再会しましょう。 7月朝会
7月7日について話しました。
一つは,「七夕」のお話です。 夜空に浮かぶ天の川の近くに,神様が住んでいました。 神様には織姫という名前の娘がいました。彼女は着物を織る仕事をしている美しい女性。神様の自慢の娘でした。織姫が年頃になったので,神様は織姫の夫となる男性を探し,天の川の岸で牛飼いをしている彦星と織姫を引き合わせました。彦星は働き者のしっかりした男性。二人はひと目で恋に落ち,あっという間に結婚しました。 ところがここからが困り物。 二人の仲が良すぎて,一緒に遊んでばかりで仕事を全くしなくなってしまいます。すると,人々の着物はボロボロになり,牛は病気になってしまい,皆が神様の所に文句を言いに来ました。 怒った神様は,2人を天の川の東西に引き離し,織姫と彦星は離れ離れになってしまいます。 織姫は悲しみのあまり泣いてばかり。可愛い娘のそんな姿を見た神様は,可愛そうに思い,1年に1度,7月7日の夜にだけは彦星と会う事を許します。 それから2人はその日を待ちわびながら,一生懸命働く様になりました。しかし,ようやく二人が会える7月7日に天の川の水かさが上がって,織姫は川を渡ることが出来ません。そこに,どこからとも無くたくさんの鳥が現れて,天の川に橋をかけてくれました。 今でも,織姫と彦星は毎年その橋を渡って,一年に一度だけ再会して愛を確かめあっています。 夏の大三角 こと座のベガ,わし座のアルタイル,はくちょう座のデネブが夏の大三角。 ベガが織姫,アルタイルが彦星に当たります。 二つが,「クールアース・デー」について話しました。 7月7日のクールアース・デーは,みんなが地球を想う日です。 2008年G8サミット(洞爺湖サミット)が日本で7月7日の七夕の日に開催された。 これを契機に毎年7月7日がクールアース・デーと位置付けられました。 「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」 地球温暖化対策のため,ライトアップ施設や照明を消していただくよう呼びかける取組。 しかし,本キャンペーンの目的である,国民の皆様に日常生活の中で地球温暖化対策を実践する契機としていただくことについては定着してきており,また,近年のLED照明の普及状況を鑑み,環境省による呼び掛けは終了することとなりました。 学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の育成を目指しています。 6月朝会
「6月」の別の言い方について話しました。
「水無月(みなづき・みなつき)」です。 どうして「水無月」と言うのでしょう。 いくつか説があるようです。 ひとつは,水無月の「無」が「の」にあたるという説です。水が「無い」わけではなく 「水の月」であることを意味するということです。 これに対して,水が無いから「水無月」だとする説です。田に水を引くため,それ以外の水が無いということです。暑さで水が干上がって水が無い「水無月」だという説などです。 陰暦6月は田に水を引く月です。このため,田に「水を張る」と いう意味合いで「水張月(みずはりづき)」とも呼ばれたようです。 京都で有名な和菓子の1つ「水無月」があります。 水無月は,白い外郎の上に小豆を乗せ,三角形に切り分けたお菓子です。もちもちとした食感と小豆の甘さがマッチし,古くから京都の人の和の心を楽しませています。そんな水無月を,京都では6月30日に食べる風習があります。 でもどうして6月30日に和菓子の「水無月」を食べるのでしょうか? 和菓子「水無月」の由来 その昔,6月1日(旧暦)に氷を口にすると夏バテしないと言われていた。室町時代の宮中では氷の節句の行事として,氷室(ひむろ/京都府衣笠山)から氷を取り寄せて暑気払いをしていました。 しかし,氷は庶民には手に入れることができない貴重なものだったため,氷に似せて作ったお菓子を食べ,夏の暑さを乗り切ろうとしたのです。 そのお菓子が水無月になります。 また水無月が三角形にカットされているのは,氷のかけらを表現していて,上に乗っている小豆には悪魔払いの意味合いがあります。 このように水無月は,食べることで夏の暑さを乗り切り,そして自身の厄除けにもなるといった縁起の良いお菓子なのです。 これから暑くなる季節です。 熱中症にも気を付けなければなりません。 十分な睡眠と栄養のバランスのとれた食事をきちんと摂ること,屋外では帽子をかぶったり日陰に入ったりするなどの対応や水分をこまめに摂るなど,心がけることを健康の維持に必要であることを確認しました。 最後に,水無月以外の別の言い方についても触れました。 6月 水無月(みなづき,みなつき) 7月 文月(ふみづき,ふづき) 8月 葉月(はづき,はつき) 9月 長月(ながつき,ながづき) 10月 神無月(かんなづき) 11月 霜月(しもつき) 12月 師走(しわす) 1月 睦月(むつき) 2月 如月(きさらぎ) 3月 弥生(やよい) 4月 卯月(うづき) 5月 皐月(さつき) 学校教育目標 「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の育成を目指しています。 5月は憲法月間
憲法について話しました。
5月3日憲法記念日 5月1日〜5月7日憲法週間 そして,京都市では,5月を憲法月間として位置付けています。 たくさんの人々が守る,その国で一番大切な決まりが「憲法」 日本の最高のきまりが「日本国憲法」 「一人一人が大切にされ,みんなが幸せになるために」 自分を大切に,同じように友だちも大切にすること みんなが,安心して,幸せに暮らせること ○自分を大切にできる人 ○友だちも大切にできる人 ・いいなあと思ったことは,どんどんしよう。 ・悪いと思ったことは,すぐやめよう。 学校教育目標 「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の育成を目指しています。 新年度を迎えて
「継承」と「創造」
校長 大野 利和 うららかな春です。皆様にはますますご清祥のこととお慶び申しあげます。日頃より大変お世話になっております。誠に有難く厚くお礼申しあげます。校長6年目を迎えました。これまで同様,何卒よろしくお願いいたします。 さて,稲荷小学校創立103年目,平成31年度の学校教育活動がスタートしました。昨年度に引き続き,学校経営基本構想「継承」と「創造」をキーワードに,新教育課程の実施に向けて稲荷教育の歴史と伝統を受け継ぎながらも,さらによりよい稲荷教育へと進化・発展させるべく創造・努力する所存です。 「学校が楽しい」「授業が面白い」「みんなと一緒に活動したい」と児童・保護者・地域の人・教職員みんなにとって「稲荷は,いいな」と思える魅力ある学校をめざし,「熱意・創意・誠意」の「三意の精神」をもって教職員一丸となって学校づくりを推進していきます。 今後とも稲荷教育にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。 |
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