最新更新日:2024/09/20 | |
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7月 朝会
絵本「しげちゃん」(室井滋:作,長谷川義史:絵)を読みました。
男の子ともとれる,「しげる」という名前の女の子がいました。 男の子に間違われたり,からかわれたり,名前のせいで嫌なことがたくさんありました。 もう,そんなことには慣れっこだったしげちゃんは,いつか大きくなったら自分の名前を変えられると思っていました。 でも,小学校では名前のせいで,友だちができないかもしれないと焦ったしげちゃんは,「ねぇ,お母さん,わたし,じぶんの 名前,キライ! もっと かわいい 名前に かえてよ」とお母さんに頼みました。 そんなしげちゃんにお母さんはちょっと怖い顔で,名前が変えられないことを説明します。 がっかりしたしげちゃんは泣き出しました。 すると,お母さんはやさしく抱っこしながら,名前の由来を話してくれました。 “しげる”に込められた願いを知ったしげちゃんは,自分の名前をもっともっと好きになろうと,思ったのでした。 2年生の子どもたちの感想です。 ・しげちゃんは,はじめ自分の名前が嫌いだったけど,お話の終わりの方で好きになろうと思えたのでよかったです。 ・自分の名前で男の子と間違われたりからかわれたりして嫌だったけど,自分の名前が付けられたわけを聞いて名前を好きになれてよかったと思いました。 ・名前には親の願いが込められて,大切にしようと思いました。 |
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