最新更新日:2024/09/25 | |
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冬休み前の朝会
12月22日(火)冬休み前の朝会です。
私は,子どもたちに三つのことを話しました。 一つは,命を守りきるということです。 「イカのおすし」です。 「知らない人に,ついてイカない」「知らない人の車にのらない」「『助けて〜』とおおごえでさけぶ」「他の大人のいる方へすぐにげる」「どんな人が何をしたのか家の人にしらせる」 そして交通安全標語「自転車に免許はないが,ルールあり」を示し,交通安全に気を付けるように話しました。 一人一人が自分の命は自分で守ることが重要であることを伝えました。 二つは,家族の一員ということです。 年末は,大掃除やお正月の準備などでみんな忙しい。 そこで,一人一人家族の一員としてできることをしようというものです。 まず,自分のできることは自分ですることです。 そして,家の手伝いをすることです。 玄関掃除,お風呂掃除,お茶碗洗い,洗濯物たたみなど,家での役割を持つことが大切であることを話しました。 多くの子どもたちがいろんな手伝いをしているようです。 「継続は力なり」です。 今年一年を表す漢字は,「安」です。 「安全」「安心」「安い」「安らか」「不安」など,「安」にかかわる言葉が出てきます。 とってもいい「安」であってほしいです。 三つは,自分の目標を立てようということです。 「一年の計は元旦にあり」 「新しい自分づくりをしよう」ということです。 最後に,「よいお年を!」というごあいさつをしました。 12月朝会
12月1日(火)12月の朝会です。
3つのことを話しました。 一つは,11月25日実施の伏見中支部大文字駅伝競走大会予選会のことです。 6年生は,稲荷校の代表としてたいへん立派だったということです。 まず,朝・夕の練習,さらに自主練習に取り組んできたこと,また6年生全員で取り組んだこと,そして,精いっぱい走り切った選手一人一人はもちろん,選手以外の6年生も声がかれるくらい一生懸命応援したこと,稲荷校の代表として恥ずかしくない堂々と立ち向かったことを全校児童に伝えました。 1年生から5年生全員で,「お疲れ様でした」の拍手をおくりました。 素直で誠実,ひたむきに頑張る6年生のバトンを5年生以下の子どもたちはしっかり受け継いでくれることと思います。 二つは,学習発表会にろ組とみんなで歌った「世界に一つだけの花」の歌詞について考えました。 「そうさ ぼくらも 世界に 一つだけの花 一人一人 ちがう種を もつ その花を 咲かせることだけに いっしょうけんめいに なればいい 小さい花や大きな花 一つとして 同じものは ないから No.1(ナンバー ワン)にならなくてもいい もともと特別な Only one(オンリー ワン)」 自然と全校児童で口ずさみ歌いました。 場内があたたかい空気に包まれ,心もあったかくなったようです。 私たち一人一人が世界にたった一人の特別の存在,かけがえのない大切な存在であるということです。 三つは,南アメリカ先住民の「ハチドリのひとしずく〜いま,私にできること〜」を話しました。 森が燃えていました。 森の生き物たちは,われ先にと逃げていきました。 でもクリキンディという名のハチドリだけは,行ったり来たりくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て, 「そんなことをして,いったい何になるんだ」 と言って笑います。 「私は,私にできることをしているだけ」 大切な4つの力,「人を大切にする力,自分の考えをもつ力,自分を表現する力,チャレンジする力」を身に付け,学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」をめざしています。 11月の朝会
11月2日(月)朝会です。
先ず,「人は,勝手にものを考えてしまうこと」について考えてみました。 縦と横の線が垂直に交わる寸前で途切れている図を見せました。 縦線と横線が途切れず垂直に交わっていたら碁盤のような図になるのですが,途切れているのです。 すると,子どもたちは,その途切れているところに,「円」「丸い物」があるように見えるというのです。 実際には何もないところですが,そのように見えてしまいます。 ある児童が,「目の錯覚」と言いました。 また,上の写真のスクリーンの図のように,二つの三角形が実際には存在しないのに,あるように見えることに気付きました。 次に,森に犬と鷲が隠れている白黒写真を見せました。 よく見ないと気づきません。 そして,女の人の絵を見せました。 するとある子は,「若い女の人の後ろ姿」に見え,ある子は,「老婆の横顔」に見えるのです。 つまり,同じものを見ても見え方が違うということに気付きました。 カモの写真のくちばしに着目すると,黄色い犬の顔に見えてしまう不思議も体験しました。 相手に伝える言葉を身に付け,相手の思いを丁寧に聞くことを大切にし,仲間とともに育つ稲荷っ子を目指そうと話しました。 後期始業式
10月13日(火)後期始業式です。
体育館には,最高学年の6年生の子どもたちがすでに待機しています。 静かにきちんと体育座りをして待っている姿は流石です。 他学年の子どもたちも次々きちんと並んで静かに入場し終えました。 教頭先生の開式の言葉の後,全員で校歌を二部に分かれて歌いました。 そして私は全校児童に向かって次のようなことを話しました。 「10月16日が,稲荷小学校創立記念日であること。 大正5(1916)年10月16日に深草第二尋常小学校として木造1階建てで児童数420名でスタートしたこと。 昭和61(1986)年70周年を迎え,12クラス364名の児童数でみなさんのお父さんやお母さんが児童としておられたころであること。 2年後の昭和63(1988)年新校舎ができ,12クラス,314名の児童数だったこと。 平成7(1995)年体育館・プール・給食室,多目的室などができたこと。 そして平成27(2015)年10月16日に99周年を7クラス169名の児童数で迎えること。 このように100年近くにわたる稲荷小学校の歴史と伝統を受け継ぎ,さらなる進化を求めて,『チーム稲荷』となって,次へのステップを踏み出そう。 そのためには,4つの力が重要です。 一つは,『人を大切にする力』です。 二つは,『自分の考えをもつ力』です。 三つは,『自分を表現する力』 そして四つは,『チャレンジする力』です。 一人一人が自覚しているそれぞれの目標達成に向けて,具体的に行動し,がんばっていきましょう。」というものです。 その後,閉式の言葉で始業式が終わりました。 始業式後,1年生男子児童と2年生男子児童の二人の転入生の紹介がありました。 二人は,館内にいるみんなの温かい拍手で迎えられました。 一日も早く稲荷校に慣れ親しんで,楽しい充実した学校生活が送れることを願っています。 その後,11月17日(火)大文字駅伝競走大会伏見中支部予選会があることとそこに6年生が参加することを伝えると,「ぜひみんなで応援したい」ということになりました。 そして全員で「フレ―,フレ―,6年生!」とエールをおくりました。 また,毎日の5分間ランニングも一人一人一生懸命に取り組むことが6年生を応援していることになるということから,頑張って取り組もうということを確認しました。 「稲荷はひとつ」という一体感を共有することができる心温まる集会になりました。 前期終業式
10月9日(金)前期終業式です。
体育館には,すでに3年生の子どもたちが入っていました。 たいへん静かにきちんと体育座りをしています。 「だれもいないのか」と感じるくらいの静けさです。 後から入ってくる1年生や6年生,他学年の子どもたちも次から次へと列を保ちながら,落ち着いて静かに入ってきました。 全校児童一人一人の立派な態度に感心しました。 いよいよ前期終業式が始まります。 一同礼の後,全員で稲荷小学校校歌を美しい声で斉唱しました。 そして私は,次のようなことを全校児童に話しました。 「最近のみなさんの活動の様子でとっても嬉しいことがあります。 1・2年生は,地域の老人施設で『元気いっぱい なるこで やー』を踊ったり一緒に『ふるさと』を歌ったりして心温まる交流活動ができたこと。 3年生は,国語の授業『つたえよう 楽しい学校生活』で1年生に稲荷校の1年間の行事や総合遊具の使い方などをわかりやすく伝えたこと。 4年1組・ろ組のみなさんは,『モノづくりの殿堂』で電子オルゴールづくりを一人一人が真剣に取り組み,いろんな企業の各ブースも意欲的に調べまわったこと。 5年生は,『花背山の家』で最高難度の雲取山登山を雨やヤマヒルにも負けず全員そろって制覇したりキャンドルファイヤーで自主的な活動ができたりしたこと。 6年1組・ろ組のみなさんは,『スチューデントシティ』の学習で1日大人になって,銀行員や宅配便配達員,店の販売員などになり,真摯に誠実にその責任を一生懸命果たすことができたこと。 各学年・学級の子どもたちの立派な成長ぶりを本当にうれしく思います。各活動の関係者から多くのお褒めのお言葉をいただきました。私は稲荷校のみなさんのことを誇りに思います。 これから教室に戻り,各学年・学級の担任の先生から『のびゆくきろく』が渡され,一人一人の頑張りや成長,さらなる進化へのアドバイスをいただきます。 また,各学年・学級の目標実現度を確認しあって次のステップに向かってほしいです。そして『いきいき なかよく りそうに向かって考動する子』をめざしていきましょう。」 このような内容を子どもたちに伝えました。 この4月に新学期がスタートして半年間,一人一人の子ども達は,家庭や地域,そして学校生活のあらゆる場面や活動,人々とのかかわりを通して確かに成長しています。 これからも子どもたちの豊かな学びと健やかな成長のため,ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 夏休み明けの朝会
8月24日(月)夏休み明けの朝会です。
まずもって,大きな事故やけが,事件などに巻き込まれることもなく,明るい笑顔の元気な子どもたちとの再会を感謝いたしました。 33日間の長い夏休み,一人一人違ったこの夏の経験を経て,一回りも二回りも大きくなって登校してきたことだと思います。 そんな全校児童に,情熱あふれる教育者でいらっしゃった東井義雄先生の「心のスイッチ」を紹介しました。 心のスイッチ 東井義雄 人間の目はふしぎな目 見ようという心がなかったら 見ていても見えない 人間の耳はふしぎな耳 聞こうという心がなかったら 聞いていても聞けない 頭もそうだ はじめからよい頭 わるい頭の 区別があるのではないようだ 「よし やるぞ!」と 心のスイッチが入ると 頭もすばらしいはたらきをしはじめる 心のスイッチが 人間を つまらなくもし すばらしくもしていく 電灯のスイッチが 家の中を明るくもし 暗くもするように 子どもたちには,一人一人がそれぞれの「心のスイッチ」を自分で入れ,やる気と目標をもって学校生活を有意義に充実したものにしてほしいと願っています。 夏休み前の朝会
台風11号接近のため,17日(金)実施予定の夏休み前の朝会を16日(木)昼休みに行いました。
最初に,かかとの部分がぺっちゃんこの上靴,上段ではなく下段に収められている上靴の写真などを提示しました。これらは,14日(火)午前6時30分に学校の靴箱に入っていた上靴をいくつか写真に撮ったものです。1・2年生の靴箱に収められている上靴の形状と収納の仕方は完璧でした。3年生以上の大半の上靴も大丈夫なのですが,かかとのぺっちゃんこの上靴が各学年数人ずつありました。このことについて全校児童で話し合いました。「上靴のかかとを踏みつけているのはいけない」「上靴のかかとを踏んで歩いていると危ない」「3つの『あ』の『安全』に関係があるし,かかとを踏んではいけない」「かかとを踏んで良いのだったら,はじめからかかとのない上靴が売っているはずだけど,実際には売られていない」など,上靴をきちんとはくことの大切さを確認しました。 そして,火遊びは大きな火事につながる危険があり,絶対にしてはいけないこと,電車の線路に入ることはもちろん,置石などを絶対にしてはいけないこと,また,観光客の人に自分の写真を撮られると,SNSで不特定多数の人に見られ,中には写真のGPS情報から撮影地点を突き止められ,犯罪に巻き込まれる危険性があり,知らない人にむやみに自分の写真を撮られないようにすることを強く話しました。 さらに,防犯標語『イカのおすし』…「知らない人について行かない」「知らない人の車に乗らない」「『助けて』と大声で叫ぶ」「他の大人のいる方へすぐ逃げる」「どんな人が何をしたのか家の人に知らせる」を再確認しました。 学校教育目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」の「なかよく」…「命ときまりを守りきる子」に通じていることを話しました。 夏休みは,33日間あります。「夏休みならでは」という取組を勧めました。読書,自由研究,日記,自由作品等,長い夏休みを有意義なものにするよう声掛けをしました。 そして,夏休み明けの8月24日(月)に全員元気に笑顔で会うことを約束しました。 7月朝会
7月1日(水)7月の朝会です。
「雨の日,傘を差して狭い道を歩いています。反対方向から傘を差した人が歩いてきます。すれ違う時,どのようにしますか。」これを体育館ステージで再現しました。何人かの子どもたちにすれ違ってもらい,「ハ」の字の形ですれ違う「江戸しぐさ」の「傘かしげ」を教えました。そうすることで相手にしずくをかけない思いやりの心があることに気付きました。 また,「こぶし腰浮かせ」についても伝えました。渡し船などで後から乗る客のことを考えた行いであることを話しました。 江戸しぐさを身に付けるために,商人の子どもたちは,「見る・聞く・話す」の勉強をしたそうです。人を見る目を鍛え,人の話に耳を傾け,その場に応じた話し方を勉強したのです。 夏休みを前にして,「人のふり見て我がふり直せ」のことわざの意味とこれまでの自分を振り返ることを提案しました。意味は,「他人の行動を見て,よいところは見習い,悪いところは改めよ」ということです。 ○毎日,元気な明るい声であいさつをしていただろうか。 ○安全な生活が送れただろうか。 ○きちんと後始末できただろうか。 ○友達に心無い言葉かけをしなかっただろうか。 人の行いをよく見聞きすることで自分の感性を高め,自分をしつけ,自分を磨いていってほしいです。 6月の朝会
6月1日(月)6月の朝会です。
3つの「あ」,「あいさつ」「あんぜん」「あとしまつ」の「あんぜん」について話しました。 まず,安全マップの確認です。榎木橋町,開土町,南明町,鳥羽団地,願成町,藪之内町,大門町,野手町の危険な場所の確認です。車がよく通るところ,電車の踏切,人通りの少ない道などです。子どもたちは,いったん停止や左右の安全確認等の大切さを確認しました。 そして,交通安全標語「自転車に免許はないがルールあり」を提示し,車道の左端を走行すること,右側は走行しないこと,歩道で走行可能な場合は,車道側を走ることなど,自転車の走行ルールについて説明しました。 さらに,酒気帯び走行や二人乗り,並行走行などの厳禁を確かめました。 「一人一人は世界にたった一人の大切な命であること」「一人一人がルールを守ることが自分の命を守ること」を話しました。 5月憲法朝会
5月の朝会です。
まず,電車の中の様子の写真を見せました。すると,「若い人たちが席に座って,お年寄りが立っている」「優先席なのに,若い人が座ってスマホしている」「優先席なのに……」など,多くの子どもたちの気付きがありました。 次に,「全席優先席」を実施している地下鉄の電車の中の写真です。貼紙には,「すこしの勇気と優しさで,声をかけてみませんか?」とあります。 また,プラットホームのアナウンス「降りる方が降りられてからご乗車ください」について,「早く乗って座りたい人がいるからこのようなアナウンスがある」ということです。 5月3日は憲法記念日です。 日本国憲法は,日本の最高のきまりで,どのような国を目指しているのかが表されていること。 日本国憲法の3本柱は「平和主義」「国民主権」「基本的人権の尊重」であること。 その一つ「基本的人権の尊重」について,「わたしたちはどのようにすればよいのか」について考えました。 そこで,「自分を大切にすることと同じように友達も大切にすること」で,「みんなが,安心して,幸せに暮らせること」につながる。 つまり,学校目標「いきいき なかよく りそうに向かって考動する子」が実現すること,心も体も元気な子,命ときまりを守りきる子,目標をもって自ら学び続ける子,学校・地域を愛する子の具現化です。 そこで,3つの「あ」つまり,「あいさつ」「あんぜん」「あとしまつ」を一人一人が行動することが大切であることを確認しました。 「気持ちのよいあいさつをしよう!」「安全に気を付けよう!」「きちんと後始末しよう!」ということです。 |
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