最新更新日:2024/09/20 | |
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6年理科 地層のできかたを考える
6年生の理科では,「土地のつくりと変化」について学習しています。
実際に地層を観察する活動がありますが,このあたりの地形からすると, 近所に適当な場所があまりないというのが実情です。 でも,本やインターネットで調べるだけでなく,地層を実際に見たり触れたりする 活動ができないだろうかと考えていました。 そんな時,本校に理科支援員として来ていただいている京都教育大学の学生さんが 所属するゼミで地層のはぎ取りを行っていらっしゃることを知りました。 子どもたちが実際にいろいろな地層を見て,意欲的に地層のでき方を考えたり, 自然の力のすごさを感じたりするために,力を貸していただけないだろうかと 相談させてもらったところ,快く「はぎ取ってきた地層をお貸ししますよ」という 返事をいただきました。 京都教育大学の中野准教授をはじめ,ゼミの皆様,ご協力ありがとうございます。 今回は,東京や茨城,鹿児島の地層を見せてもらいました。 ゼミの先生や学生さんたちが今夏,実際にはぎ取ってこられた地層です。 化石をふくむ地層や,層のしまもようがはっきりとわかる地層,大きな石でできている 地層など,このあたりではなかなか見られない地層に,子どもたちは驚きの声を あげていました。 理科支援員さんに「どういうところで取ってきたのですか?」 「(中に含まれるものを指さして)これは何ですか?」と質問をしていました。 これらの地層を手がかりに,地層がどのようにしてできたのかを予想していきます。 「この丸い石はきっと川でけずられたんちゃう?」 「貝の化石があるということは海が関係しているのかも・・・。」 といろいろなつぶやきが聞こえてきました。 また,再来週には火山灰でできた土地の地層についても見せていただける予定です。 とても楽しみです。 |
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