京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/23
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学校教育目標「夢を持ち 自信を持って 前へ進む子の育成」

卒業生の皆さんへ!!

光り輝く春に、本校を巣立っていく143名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんは、卒業と同時に、更なる飛躍に向けてのスタートラインに立ちますが、これから必ずしも平坦ではないさまざまな経験をすることと思います。この時期を迎えるにあたってのはなむけの言葉を贈りたいと思います。

一つ目は、「継続は力なり」で粘り強く努力することです。
私たちの心の中にはいつも「やり通そう」という心と「やめてしまおう」という心があり、この二つの心はいつも争っているのです。そして、ともすれば「やめてしまおう」の心に押されてしまいます。その方が楽だからです。皆さんは長距離を走る時にそういう心の葛藤を経験していることと思います。マラソンなど心と体の限界に挑戦するスポーツで活躍する選手は進んで厳しい苦しい練習を続けています。 夢が大きいほどより苦労を伴う努力を続けることが求められます。 
              
二つ目に、うまくいかないことがあっても、プラスの方向に考えることです。
平泳ぎ百M・二百Mともオリンピック二連覇という素晴らしい成績を収めた水泳の北島康介選手は、前回のオリンピックで優勝した後は、成績も振るわずひじやひざの痛みで練習ができず、入院する時期もありました。しかし、「これは、休養期間と考え、練習方法や生き方を見直すよい機会だ」「以前の僕とは違う。故障しないまま突っ走っていたら、自分は進化しない」と気持ちを切り替えています。むしろ不利な条件にあう中で、それを克服することで、より大きなことを手に入れることができるとプラス思考で北京大会に臨み、見事栄冠を手に入れました。

三つ目に、精神的にプレッシャーを感じる場面で積極的に臨むことです。
昨年のWBC決勝の韓国戦で、「ここで打てば追いつく」「ここで打てば勝ち越せる」という最高のプレッシャーを感じる場面で、それまでスランプだったのがうそのように打てるのがイチローです。誰もが感じる苦痛なプレッシャーがかかる場面を、「勝負の世界にいる者の醍醐味。」というとらえ方をしています。そのために練習の時は、そのような緊張感のある場面をイメージしながら、それをどう乗り切るのか意識しながら日々取り組んでいます。「プレッシャーがかかることをラッキーと感じ、それをものにすることで成長していける」いう気持ちで常に臨んでいます。だから、できればフォアボールで塁に出ようと考えたりしていません。
 
皆さんもこれからの生活で、不幸な出来事やうまくいかないことが起こってきます。その時に落ち込んであきらめるのか、逆にプラスにする方向でとらえるかによってその後の生き方は大きく違ってくるものです。北島選手やイチロー選手のようなものの考え方でたくましく充実した中学校生活を送ってください。期待しています。
                                        
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学校行事
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