最新更新日:2024/09/18 | |
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4年 琵琶湖疏水 社会見学1
今,4年生は「琵琶湖疏水」の学習をしています。この学習を通して,京都市の発展に尽くした人の業績を,当時の開発技術,社会的背景などと結び付けて調べたり考えたりします。また,琵琶湖疏水の開発について見学,調査することを通して,京都市の発展に尽くした人の願いや工夫,努力などを理解すると共に,調べたことなどを発表することもしていきます。
今日の天気は,朝方まで雨が降っていて社会見学に行けるかどうか心配でしたが,学校を出発するころは雨もすっかりあがり,寒くもなくちょうどよい状態でした。京阪丹波橋駅まで歩き,京阪電車に乗って三条駅まで行きました。続いて南禅寺に向かって歩いていきます。京都市勧業館が見えてくるとすぐそばに疏水が流れています。今日初めて見た疏水です。 南禅寺に着きました。これからが本格的な見学です。まず見学したのが「水路閣」です。レンガ造りの建造物に,子どもたちは思わず声をあげます。少しぬかるんでいますが,水路閣沿いに第1疏水と第2疏水の合流点に向かって歩いていきます。途中に蹴上発電所へ向けの導水管や田辺朔郎博士の像,「一身に物事をすれば多くの人が恩恵を受けるであろう」と書かれている17名の工事犠牲者慰霊碑などあります。 4年 琵琶湖疏水 社会見学2琵琶湖疏水記念館は,明治時代に完成した第1疏水や第2疏水の工事記録、インクラインの模型、通水路目論見実測図などの展示品数百点がズラリと並び、疏水のあらゆることが楽しく理解できるようになっています。ここでは各自が自分の調べたいことを中心に見学しました。 琵琶湖疏水記念館を出て,疏水沿いに歩いていきます。京都会館の横を通って鴨川に向かって歩いて行くと,夷川発電所・ダムが見えてきます。ここには,先ほどの田辺朔郎博士とともに琵琶湖疏水建設に貢献した第3代京都府知事、北垣國道の像もあります。田辺朔郎博士の像は近くで見れましたが,北垣國道の像は疏水の向こう側です。 やがて,鴨川に着きました。今日は疏水から鴨川には水が流れていませんでした。すべて鴨川に並行して,左手の方を流れ行く伏見に向かう疏水に注いでいました。これで見学は終了です。 |
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