京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/03
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未来に向かって、自分らしく笑顔で取り組む広沢の子 〜何事にもしなやかで折れない心(レジリエンス)の育成〜

「サンガつながり隊」の授業がありました〜その1〜

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 2月7日(金)の1・2校時に,「サンガつながり隊」の授業が行われました。京都サンガF.C.から池上コーチに来ていただきました。サッカーの技術向上のみならず,体を動かす楽しさや仲間の大切さを感じ,問題解決能力,コミュニケーション能力を身につけることを目的とするという趣旨の通りの内容でした。
 
 授業が始まって,まずは運動場に置かれたコーンを回って戻ってくる活動をしました。ただ回って戻ってくるだけでなく,「2人で」「3人で」と人数が変わったり,「1つ」「2つ」と数が変わったり,「1組と2組で」「誰も行ってないところへ」と条件が増えたり,と簡単な活動のなかにも,自分で考えたり,自分から仲間を見つけたりする要素が含まれていると感じました。

 そのあとは,二人組で手押しずもうのような活動をしました。これも動きは簡単ですが大いに盛り上がっていました。また,「勝ったら勝った人同士で」,「負けたら負けた人同士で」次の勝負をするというルールなので,相手が次々に変わり,たくさんの友だちと触れ合えるだけでなく,自分から「勝った人いますか。」「負けた?じゃあやろう。」と声をかけていく必要があります。問題解決能力,コミュニケーション能力につながっている活動でした。

 そして,「仲間集めゲーム」で,コーチが手を叩いた数だけ仲間を作って座る活動をしました。クラスや男女関係なく,いち早く仲間を作って座ろうとする子どもたち。でも,うまくいかないこともあります。4人にならないといけないのに,お互い3人ずつで困っていたり,なかなか仲間になれなくて困っていたり。そんな時にも,コーチや担任はあえて助けず見守りました。すると,「こっちにおいで〜。」とか,「じゃあ,○○さんはここに入って,私は向こうに行くから」など,自分たちで何とかしようとする姿がみられました。

 そのあとは,4人で手をつないだままの「おにごっこ」をしました。これは,友だちと速さや行く方向を合わせないとうまくいきません。自分勝手に走っていっては,すぐに手が離れてしまいます。友だちと手をつなぎ,歓声をあげながら走り回る子どもたちは,とても楽しそうでした。〜その2へつづく〜

「サンガつながり隊」の授業がありました〜その2〜

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 2時間目に入りいよいよ1人1球のサッカーボールを貸してもらいました。始めは,ボールの上に座って両手両足を上げてみます。これが簡単そうで難しく,そもそもボールの上にそんな風に座ったことのない子どもたちは,目を輝かせながらチャレンジしていました。

 さらに,ボールを思いきり高く放り上げる活動。足で上に蹴って繰り返す,リフティングの基礎のような活動。2人組で,2つのボールをバウンドさせ合う活動。1人1球のボールで思いきりボールに親しめる活動が続きました。

 そのあと,ドリブルしながらコーンを回ってくる活動があり,これも始めは一人で自分のペースでしました。体育で「ボールけりあそび」の授業をしましたが,学校の授業ではなかなか,1人1球でドリブル練習をしたりはできません。得意な子も苦手な子も自分のペースでボールを蹴っていくうちに,どうすればうまくコントロールできるかを体得していったように感じました。そして,慣れてきたころに友だちと,どちらが先にコーンを回ってこられるかというドリブル対決をしました。これも,相手は自分で見つけて,「勝ったら勝った人同士で」,「負けたら負けた人同士で」次の勝負をします。また,置かれたコーンのどの場所を使うかも自分たちで決めます。このころには誰もコーチや担任に助けてもらおうとはせず,自分たちでどんどん活動ができていました。

 最後は,チームに分かれての試合です。「3人対3人でする」「どの場所でするかは自由」というだけの指示に対して,子どもたちの中から「対戦相手は誰が決めるんですか。」「4人になってしまったらどうしますか。」などの質問が…。体育の授業では,チームのメンバーや対戦相手やコートはいつも決まっていたからかなと思いましたが,「全部自分たちで決める。」「サッカーをするのは自分たち。」「うまくいかないのも自分たちの責任。」ということが分かって,子どもたちは少しどきどきしながら活動に向かいました。

 やはり,うまくチームが組めなかったり,なかなか対戦相手が見つからなかったり…と最初は困っている姿も見られましたが,友だちやコーチに声をかけてもらって,最後はみんな生き生きと試合を楽しむことができました。「女の子は一回のシュートで100点入る」というユニークなルールに,どの子も意欲を高めていました。

 授業の終わりにコーチの前で数人の子どもたちが感想を発表しました。「今までできなかったことができるようになった。」「サッカーは楽しいと思った。」「友だちがいたからできた。」など,一人ひとりが思いをもち,気付きを得ることができました。発表した子だけでなく全員が,「楽しかった。」「また教えてほしい。」と満足そうにしていました。

 この授業を通して,サッカーの面白さも知ったと思いますが,それだけでなく,体を動かす楽しさや仲間の大切さ,自分たちで考えること,自分から行動することなど,たくさんのことを学びとることができたと思います。たった2時間の授業でしたが,子どもたちの心に残る大変有意義な授業でした。

 冗談を交えながら,終始明るく楽しく指導し,子どもたちに温かく声をかけてくださった池上コーチ,ありがとうございました。授業を提案してくださったサンガF.Cの方にも感謝いたします。また,来ていただけることを心待ちにしています。

天龍寺豆まき見学

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 2月3日(月)の3・4時間目に,2年生とあおぞら学級は天龍寺の豆まきを見学に行ってきました。
 天龍寺の境内にはたくさんの人が訪れていました。「鬼は外 福は内」のかけ声とともに豆まきが始まると,訪れている人たちは福をつかもうとも大盛り上がりでした。その様子を子どもたちは興味津々で見学していました。
 学校に帰ってから,子どもたちには福豆がプレゼントされました。来年の節分が,今から楽しみです。

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