最新更新日:2024/09/20 | |
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双方向に
国語科「『鳥獣戯画』を読む」の学びでは,筆者のものの考え方をまとめ自分の考えを表す力を高めるために,双方向の話し合い活動をすすめています。
単にお互いが「伝える」だけでなく,「伝え合う」ために,相手の考えに対して質問したり自分の意見と比べて感想を述べたりしながら思いを伝えることをつなげるように意識しています。 文字通り「話し『合い』」となることで,相手のことを考えたり思ったりする力を高めることにもつなげていきたいと考えています。 6年道徳の時間「また,勝てばいい〜羽生善治〜」
10月29日(木)5校時の道徳の時間です。
教材として,将棋棋士である羽生善治さんの子どもの頃の出来事の文章資料が取り上げられていました。資料の中で「負けました」という言葉が出てこないことについて子ども達に問い,思い通りにいかない場面でどのように考え,行動したのかを自分の生活への振り返りにつなげられていました。 また,そこからあきらめずに,さらに努力を続けるようになった羽生少年の思いについても子ども達の実生活へとつなげて考える場面が設けられていました。 終末の児童の感想には,「負けてもくじけず,次頑張ることが大切」「目標を立てて達成することが大切だけれど,それ以上に失敗してもくじけず次も頑張ることが大切だとわかった」「一度負けると,次に勝つための一歩を踏み出せなかった自分がいたが,これからは踏み出したい」などが出ました。 友達の発表に対して,目と耳と心で真剣に聞いている姿に「人を大切にする力」を,全員プリントに自分の考えをしっかり書けている姿に「自分の考えをもつ力」を,プリントに自分の考えや思いを書き,友達や先生に発表している姿に「自分を表現する力」を,積極的に手を挙げて発表しようと頑張っている姿に「チャレンジする力」を,これら4つの力が子どもたちの姿として現れていました。 子どもたちは,負けても意欲を失わず,次の勝負に向けて努力しようとする羽生少年の生き方に,より高い目標を立て,勇気と希望をもってくじけないで努力しようという気持ちを高めることができていた授業でした。 |
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