最新更新日:2024/09/24 | |
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特別講座 火事をふせぐ事前にお願いしていた「質問したいこと」24項目に対しておこたえいただきました。 Q「救急救命士の資格を取るには,どうすればいいのですか?」 A「救命士養成課程で勉強したり消防学校で学んだりして国家試験に合格してなります。」 Q「訓練中に通報が入ったらどうするのですか?」 A「すぐに出動します。そのため訓練用の道具等は予備のもので訓練しています。」 Q「出動以外の仕事は何をされていますか?」 A「河川などを見るなどのパトロールや避難訓練に参加したり消火器・消火設備の点検をしたりします。」 Q「出勤と休みはどうなっていますか?」 A「三日に1回仕事です。1回は,8時30分から翌日の8時30分までの24時間勤務です。非番の日でも自分の担当区域の住宅地図を持参して現場の状況を確認することもあります。」 Q「はしご車は何メートルまで?」 A「45メートルの高さまで届くはしご車もあります。」 そしてAEDを観察したり取扱い説明を聞いたりしました。 防火服やマスク,ヘルメットの実物を見たり着用したりすることもできました。 社会科「火事をふせぐ」を消防士の方々に直接お話を聞いたりいろんな装備や道具に触れたりして,実感を伴う深い学びとなりました。 お越しいただいたお二人の消防士の方々に深く感謝申し上げます。 「認知症」って,なあに?各自自己紹介の後,目や体の不自由さを疑似体験しました。 黄色いレンズのメガネをかけ,おもりの入ったナップサックを胸からおなかにかけてかけ,手首にはおもり,ひざには包帯のようなものを巻きます。 この状態で歩いてその不自由さを疑似体験するというものです。 そして「『認知症』って,なあに?」についての説明がありました。 そこでは,「認知症になるとどうなるの?」「健康な人と認知症の人との脳の比較」「時間や月日がわからなくなること」「人がわからなくなること」を知りました。 しかし,「環境や周りの人のかかわり方で症状が変わること」についても学びました。 「元気がなくなる」→「優しく声をかけることで,気持ちが穏やかになり不安が和らぐこと」 「ものを取られたと思い込むこと」→「認知症の人が自分で見つけられるように,一緒にさがしてあげること」 「認知症は現在のところ,残念ながら,治る病気ではないが,周りの人が優しい言葉をかけたり手助けしたりすることで,認知症の人は気持ちが穏やかになり病気の進むスピードもゆっくりになること」 認知症についての説明の後,高齢サポートの方々による認知症の方にかかわる劇がありました。 その劇を見て思ったこと,そして自分にできそうなことについて考え,話し合い,発表しました。 「大丈夫ですか?」など声をかける。 声をかけてその人の困りに対応する。 近くの大人の人に言う。 見守る。 交番や警察に伝える。 子どもたちは,「認知症」について考え,どのようにかかわっていくのがよいのかを友達と真剣に話し合いました。 心と心のあく手教材文中の「ぼく」は,重そうな荷物を持って歩いているおばあさんに出会い,迷いながらも手を貸そうと声をかける。しかし,おばあさんに断られてしまう。残念に思いながら家に帰ると,母から「おばあさんは病気で体が不自由になり,歩く練習をしてここまで治ってきた。」と聞き,おばあさんの本当の気持ちを知る。そして,次に会ったときには,おばあさんのために何ができるかを考え,思い悩んだ「ぼく」は,後ろから見守ることにした。この「ぼく」のとった行動を通して,思いやりとは何か,親切とは何かを考える学習です。 「相手のことを思って自分のできることをする。」 「相手の気持ちを考えて行動したり言ったりする。」 「相手に伝わらなくても相手のことを思って考えて行動することが親切」 など,子どもたちは親切について考えを深め,活発に意見交流しました。 |
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