最新更新日:2024/09/25 | |
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9月のことば「ありがとうを伝えよう」
9月の言葉の作者が、校長室を訪問してくれました。
私は「ありがとう」と言う気持ちを、大人には伝えられるけれど、友だちにはちゃんと伝えられないところがあります。友だちにも素直に「ありがとう」と言えるようになりたいと思い、この言葉を考えました。最近は友だちにも「ありがとう」と言うように心がけています。相手がどう思っているかは分からないけれど、自分自身は「ありがとう」を言うことですっきりした気持ちになります。 「ありがとう」という感謝の言葉が自然と行き交う七条中学校にしたいですね。 7月・8月の言葉
今月の言葉は、
3週間共に学んだ教育実習生の皆さんからいただきました。 『成功の反対は失敗ではない挑戦しないことだ』 「この言葉は私たち実習生と同じくらいの年齢だった丸山夏鈴さんと言うアイドルが遺した言葉です。 丸山さんは昨年亡くなりました。21歳の若さでした。亡くなる直前まで、自分が心からやりたいと思っていたアイドル活動を続けていました。子供の頃から腫瘍に犯されてアイドルになるのは難しいと言われ続けても挑戦を止めずにアイドルになったのでした。 皆さんもこれから夢を持ち、色々なことに挑戦する機会があると思います。成功して夢を叶えたいと思うなら、失敗を怖れて挑戦しない、ということはやめてください。挑戦し続けることできっと成功を勝ち取ることができます。何故なら、成功の反対は失敗ではなく挑戦しないことなのだから。 実習生一同」 創立60周年に想う
今年度、本校は創立60周年を迎えます。これまで13,829名の卒業生を世に送り出すと共に、地域の文化・教育の拠点としての輝かしい伝統と校風を築いてきた七条中学校の60周年を、地域の皆様や在校生と共に祝福出来ますことをたいへん嬉しく思います。
生徒数が2600名を越え、京都市内はおろか全国でもまれに見るマンモス校となった洛南中学校から別れ、現在の地に独立したのは昭和32年(1957年)のことです。当時の生徒作文によると、七条分校が出来る前の洛南中学校では、薄いベニヤ板で仕切られた狭い空間に布の天井をかぶせ、1クラスに70人もの生徒が肩を寄せ合って学校生活を送っていたこともあったようです。また、教室が不足する中、職員室も無く、教職員は廊下に机を並べて仕事をしていたそうです。そのような現状を改善するため、洛南中学校に「分校建設促進委員会」が結成されたのは昭和28年のことでした。 地域の方から創立当時のお話を伺ったり、創立当時の資料を読み返しますと、用地買収等多くの困難が立ちはばかる中、学校設立に向けた実に多くの人々の熱い想いとご尽力があり、この地に七条中学校が創立されたことが分かります。創立の年に発行された生徒文集からは、当時の生徒たちが七条中学校創立を心待ちにし、学校創立に尽力して下さった方々に心から感謝している様子も伺えます。 校章は昭和32年4月の本校創立時に制定されたもので、当時の美術科教員が考案しました。七条学区(西大路学区が七条学区から分かれたのは昭和50年になってから)と七条第三学区の「七」を二つ合わせて図案化したものです。中軸は「条」を表現しています。校歌制定については実現に時間がかかり、昭和41年に創立10周年記念式典が挙行されるのを機会に校歌制定委員会を立ち上げ、待望の校歌の誕生に至ったそうです。創立10周年記念冊子には「今後本校生徒はこの校歌を心のふる里として、在学中は勿論のこと卒業後もあらゆる機会に、また同窓生のきずなとしても歌い続けるであろう。」と記されています。その記載通り、七条中学校の校歌は、その後50年間脈々と歌い継がれてきましたし、今後も誇りを持って歌い継がれていくことでしょう。 『礎(いしづえ)〜重ねていこう七中の誇り〜』今年度の生徒会スローガンです。子どもたちも60周年を意識しているのでしょう。明るく挨拶を交し元気に校歌を歌う現在の七条中学校の校風は、これまでの数多くの卒業生の努力と、地域・家庭の学校教育に対するお力添えの賜であると確信しています。実に感謝の念に堪えません。今後も、学校・地域・家庭が心を一つにし、良き伝統や校風を固持しつつ、「誰もが誇りに思える、地域に開かれた七条中学校」を創っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 (写真は、創立元年「校旗入魂式」の様子です。現在と同じ校章ですね。) 第21代校長 田邊美野利 6月の言葉
「創造するってことは、まず真似ることから始まるんだ!」
漫画「ドラゴン桜」の主人公、桜木建二の名言です。 人にあれこれ指図されることの嫌いな不良学生から「人を型にはめようとするな!」と食ってかかられ、桜木建二はこう答えます。 「”カタ”が無くておまえに何が出来るっていうんだ。素のままの自分からオリジナルが生み出せると思ったら大間違いだ!創造するってことはまず真似ることから始まるんだ!」 建二によれば、”カタ”とは基礎であり、基礎をちゃんと身につけていない人間は、何も生み出すことは出来ないというのです。 なるほど、勉強も、スポーツも、音楽も、料理も、基礎をおろそかにして上達することは出来ません。何かを学ぶときは面倒くさがらず、大人や先輩を「真似る」謙虚な姿勢が大切ですね。 第1回 学校運営協議会
5月30日(月)
平成28年度第1回目の「学校運営協議会」を開催しました。 「学校運営協議会」とは、保護者や地域の方々に学校運営に参画いただき、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちを育んでいくための組織です。本校には平成21年1月に設置され、この間広く学校運営にご協力をいただいております。 この日の会議では、学校長から学校の現状と今年度の学校経営方針が示され、その後、学校評価も含めた今年度の活動について意見が交わされました。本校の学校運営協議会は、校下3小学校の校長先生にも参加いただいており、小学校の学校運営協議会との連携も視野に入れて活動を展開していきたいと考えています。 今年度は特に「60周年記念事業」や「防災学習」などでお世話になります。 今年度も本校の「ご意見番」そして「お助けマン」として 学校運営を支えていただきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 5月の言葉 〜憲法記念の日に寄せて〜
5月の言葉「大切なものは、目に見えない。」
5月2日(月)、「憲法記念の日」にちなんだ全校集会で、 「目に見えないけれど大切なものは何ですか?」と尋ねたところ、 「気持ち」「友情」「愛」「酸素」などの答えが返ってきました。 校長からは「基本的な人権」を尊重する「日本国憲法の精神」について触れ、目に見えないけれどたいせつなもの「人権」が守られる七条中学校にしていきたいという話をしました。 子どもたちがこれから出て行く社会は、国際社会です。科学技術の革新がますます進み、グローバル化もますます進みます。そのようなダイナミックに変化していく国際社会の中では、人権の保障内容はますます複雑さを増し、簡単に結論を導き出せないことも出てくると思います。しかしどのような状況においても、「人権が守られているのか」ということを鋭く感じる感性を、この七条中学校で養ってほしいと思っています。 私たち教職員も、子どもたちと共に「人権感覚が養われ、人権が守られる学校づくり」にしっかり取り組みたいと思います。 4月の言葉「為せば成る」
昨年度の生徒会長が「3年生を送る会」の中で在校生にプレゼントしてくれた言葉です。
何も行動を起こさなければ失敗はしませんが、良い結果を得ることも出来ません。失敗しても当たり前。失敗は成功の元。それぞれの夢を叶え、皆が誇りに思える七条中学校をつくっていくためにも、失敗を恐れず、自分や七条中学校の可能性を信じ、この春新しい一歩を踏み出しましょう。 ご挨拶 〜開かれた学校づくりに向けて〜
平成28年度がスタートしました。校庭ではソメイヨシノに続きサトザクラが八重の花をたわわにつけ、春を謳歌しています。今年度は全校生徒405名、教職員34名でのスタートになりました。
今年度は学校教育目標を「自主・自律・ポジティブ」 〜社会や人とのつながりの中で、自らを律し主体的に学び、たくましく未来を切り拓く生徒の育成〜 とし、また目指す生徒像を「いのちを大切にし、互いに尊重しあう生徒」「優しさと思いやりを持ち、集団の一員として貢献できる生徒」「自ら意欲的に学ぶ生徒」「自らを律し決まりを守る礼儀正しい生徒」と定めました。保護者の皆様や地域の皆様のご意見やご協力をいただきながら、子どもたちの健やかな成長を願い、学校教育目標を実現する「開かれた学校づくり」に全教職員が一丸となって取り組んでいく所存です。 また、生徒会の目標でもある「皆が誇りに思える七条中学校」の具現に向けても、子どもたちと共に日々の教育活動に邁進していく所存です。 この一年、どうぞよろしくお願い申し上げます。 京都市立七条中学校 校長 田邊 美野利 |
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