最新更新日:2019/03/28 | |
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次の人のことを思いやる
人権月間の取組として、子ども達も標語を考えたり、これまでの人権学習の集大成として、参観日に発表する内容を検討したりしてくれています。
しかし、どんな立派なスローガンができあがっても、肝心なのは「実行」です。日々の暮らしの中で、人権意識をもって行動がとれるかどうかというところが大切です。そう考えると、子どもたちの挨拶の仕方など、まだまだ課題は多いように思います。ささいなことではありますが、次の人への思いやりを具体的に示す行動として、トイレのスリッパをそろえるというひと手間ができるというのも、子どもの意識をさぐる一つのバロメーターだと思います。 子どもの歯は定期的にチェックを
今月の保健だよりで,歯磨き巡回指導の様子や,おうちでの歯磨きの仕方についてお願いをしています。本校の歯科検診の結果を見てみると,歯垢が残っていたり,平素の手入れが不十分な様子が見られたりしました。
学校では,給食を食べ終わると歯磨きをする習慣づけをしているのですが,実は,磨き残しが多かったり,いいかげんな磨き方しかできていなかったりしていたことが判明しました。大いに反省し,改めてきちんとした歯磨き指導ができるようにします。 一方で,保護者の方にも,子どもたちの歯の様子について関心をもっていただきたいと思います。ある歯科医によると,「歯を見れば,その子の生活ぶり,そのご家庭の食に対する関心度が見えてくる」そうです。言い換えれば,子どもの口の中の様子に関心のないご家庭は,きっと,子どもが食べるものについても関心が薄いのだろうということです。ひいては,子どもの健康全般に対する無関心も想像されます。 しっかりと噛むことで,子どものあごは発達します。最近の子どもは,柔らかいものばかりを口にするせいいか,あまり噛まないので,あごの発達が不十分です。その結果,歯並びのわるい子どもが多いと聞きます。実は,本校の児童もご多分に漏れず,歯列不正(歯並びが悪い)が多く見られます。単に歯並びが悪いということだけではなく,結果としてかみ合わせが悪くなり,体全体にも悪影響があるそうです。 歯は,痛くなるまで歯医者にいかない方が多いようですが,幸い,京都では小学生の歯科治療費が無料ですので,是非,定期的に歯医者へ行って歯の健康チェックをお薦めします。 「校長室から」を通して
せっかく「校長室から」というカテゴリーを作っているのに、なかなか記事を載せることができませんでした。これからは、平素見かける子どもたちの言動から、私が感じたことや子どもたちへの願いをみなさんにお伝えしていきたいと思います。
時間さえあれば、子どもたちの学習の様子を見に行くのですが、しばしば素晴らしい場面に出くわすことがあります。 しっかりと手を挙げて、自分の考えをはきはきと話す場面は、いつ見ても気持ちがいいものです。しかし、必ずしも自分の考えをうまく言える子ばかりではありません。友だちが発表の途中で行き詰ってしまっても、その友だちが言おうとしていたことを予想して、つないでくれる素晴らしい仲間の姿を見ることができました。 現在の指導要領では、「言語活動の充実」ということが強調されています。このように、人の意見を聞き、自分なりに解釈をし、その先を考えるというのも大切な言語活動の一つです。言語活動を充実させることが目的ではなく、その活動を通して学力を高めていくことが求められているのです。 本年度、楽只小学校では、子どもたちの「言葉の力」を育てようと、平素の授業の中だけではなく、たとえば、朝会や児童集会の場、行事での司会においても、臨機応変に言葉で対応できる子どもを育てようとしています。急に感想や意見を求めたり、聴衆を意識した発表の態度を育てたりしようとしているのです。 どのような成果が見えたかは、順次「校長室から」でご紹介していきます。 |
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