最新更新日:2024/09/20 | |
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心遣い
毎朝、8時前から校門に立ち、登校してくる生徒たちを出迎えています。すでにグラウンドや体育館で早朝練習の声が響いています。8時10分を過ぎると、登校してくる生徒がピークを迎え、「おはようございます」と元気なあいさつで、とても清々しい気持ちになっています。「やっとギプスがとれたね」「はい」短いやり取りですが、私にとっては貴重な時間です。
今朝、登校時に保護者の方が自転車に荷物を積んで生徒と来られました。治療した足が痛く、歩くのも不自由そうでした。校門で事情を聴き、荷物を預かろうとすると、近くを通りかかった女の子が「私が運びます。」と、言ってくれました。「同じクラス?」「クラスは違います。同じ階なので。」 こういった心遣いが、人の心を和ませ、嬉しくさせます。声をかけてくれた女の子にとっては、当然の行動だったのかもしれませんが、朝から一人感激していました。2年生は、明日から5日間チャレンジ体験です。職場体験の中で、多くの方々との出会いやふれあいがあります。「何気ない心遣い」大切にしてください。今週の生花は「カーネーション」です。母に「元気にしてるか?変わりないか?」と、連絡をしない大ばか者がここにいます。 人に支えられ
やっと、春らしく眩しい光が校長室にも差し込んでいます。先週の沖縄への修学旅行はお天気にも恵まれ「初夏」を感じました。ホームページでも日を追って紹介しましたが、戦後70年という節目の年に沖縄を訪れ、生徒たちも私たちも、多くのことを感じ、学んだと思います。また、民家の方々にもとてもよくしていただき、伊江島を離れるときには、多くの生徒が涙していました。沖縄の自然や文化、そして地元の方の温かさを感じた3日間が、きっと、子どもたちの成長につながってくれると思います。
いつも管理用務員さんに手入れしていただいている花壇やプランターの花々も春の日差しを浴びて、気持ちよさそうにしています。また、地域の安藤さんが毎週のように、校舎1階玄関に花を生けてくださっています。本当にありがたいことです。「うつくしいものを美しいと思える あなたのこころがうつくしい」相田みつおさんの詩です。ささいなことや日常の何気ない風景や言葉に心が動く、そうありたいと思っています。 私たちの年代のほとんどが、「俵万智」という歌人をしっています。先日「サラダ記念日」を久しぶりに目にしました。勤めて3年目の1987年発刊だったようです。当時の生徒や同僚の先生方を思い出しながらよみました。あの頃があって今がある。感謝。 「『寒いね』と話しかければ、『寒いね』と答える人のいるあたたかさ」 |
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