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最新更新日:2024/07/05 |
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修学旅行を終えて・・・その1
4月16日(金)〜18日(日)の2泊3日の日程で、3年生は沖縄・伊江島への修学旅行に行きました。初めての飛行機、初めての沖縄、初めての離島、初めての民泊・・・初めてのことばかりで少し面喰いながらも、貴重な経験ができたと思います。この修学旅行に同行して、感じたこと、思ったことを随想形式で何回かに分けて掲載したいと思います。その1回目は、飛行機に乗って感じたことです。
《飛行機内での変化》 今回は、沖縄への旅行ですから、当然往復飛行機(ANA)を利用しました。修学旅行を引率するのは、今回で10回目ですが、飛行機を利用したのは、去年に続いて2回目です。今回飛行機を利用して、去年と違っているいくつかのことを感じました。4月1日から、飛行機内のサービスが変わりました。去年は、座席には必ず音楽を聴くためのイヤホンがありましたし、離陸後しばらくして飛行機が安定すると、CA(キャビンアテンダント、以前はスチュワーデスでした)の方が、生徒たちにも飲み物をサービスしてくれました。雑誌や新聞も自由に読むことができ、退屈しないようにとの配慮もなされていました。しかし、今回は、イヤホンは希望者のみCAに頼んで貸してもらい、飲物サービスはなく、有料で提供されます。新聞や雑誌も機内には見当たりません。どこの航空会社も不況の影響を受け、このような機内サービスを廃止したとのことでした。 サービスというのは、それをいったん受けると「当たり前」になってしまいます。そして以前よりもっと手厚いサービスを求めたり、サービス内容を他と比較してそれを基準に飛行機を決めたり、もし廃止されたら悪い事のように・・・。人間というのは本当に我儘なものなのですね。「不易と流行」という言葉があります。「守るべきものは頑固に守るが、変えるべきことはどんどん変える」という意味です。サービスは”不易”なのか”流行”なのか。一番大切なのはサービス?それとも安全?そんな事を改めて考えさせられました。そんな中でも、CAさんの笑顔と応対の温かさだけは、”不易”でした。そんな笑顔に厚かましく甘えて、行きも帰りも「お試し期間」の無料コーヒーを頼んでしまいました。 ![]() ![]() ![]() 桜の花びらって何色?
「桜は、バラ科サクラ属の植物のうち、ウメ、モモ、アンズなどを除いた総称であり、一般にはサクラ亜属に属するものを指す。日本で最も知られている花の一つである。春に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、日本人に古くから親しまれている。」そんなことは良く知っていることとと思います。でも、日本には固有種・交配種を含め600種以上の品種が自生しているそうです。
中京区の木屋町通蛸薬師角に「元立誠小学校」があります。市内の中心部の学校は、子どもの数が少ないため、統合が繰り返され、この小学校も廃校となり、現在は近隣の学校の放課後の部活動や地域の催しに使われています。NHKで放送されている「龍馬伝」でも紹介されましたが、「土佐藩邸」のあったところでも知られています。 この北東の角に「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」と名札が張られた桜の木があります。この桜は、四月下旬ごろより咲き始め、花びらは開花につれてわずかではあるが、緑⇒黄⇒ピンクへと色を変えていきます。そして、やがて花ごとポトリと落ちるというそんな珍しい桜です。土曜日に見学に行くと、満開の花を咲かせていました。隣に咲いているピンク色の桜と比べてみると、その色の違いがわかると思います。 「桜の花は何色ですか?」という質問に、多くの人は「ソメイヨシノ」を連想して「ピンク色,桃色」と答えるのではないでしょうか。でも、国内でも600種類もある桜なのですから、その中には「緑色」「黄色」などの花びらがあるのです。桜は日本人が最も好きな花の一つと言われています。でもその中にも少しずつ個性があります。中学生の皆さんも同じですね。常識にとらわれず、現実をしっかりと見つめ、一人一人の個性を大切にしたいと思います。 京都市内では、他にも「御室仁和寺」「平野神社」「府立植物園」でこの桜が見られます。今日の雨で散り始めたかも知れんませんが、機会があればぜひ一度見て欲しいと思います。 ![]() ![]() |
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