最新更新日:2024/07/05 | |
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桜の花びらって何色?
「桜は、バラ科サクラ属の植物のうち、ウメ、モモ、アンズなどを除いた総称であり、一般にはサクラ亜属に属するものを指す。日本で最も知られている花の一つである。春に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、日本人に古くから親しまれている。」そんなことは良く知っていることとと思います。でも、日本には固有種・交配種を含め600種以上の品種が自生しているそうです。
中京区の木屋町通蛸薬師角に「元立誠小学校」があります。市内の中心部の学校は、子どもの数が少ないため、統合が繰り返され、この小学校も廃校となり、現在は近隣の学校の放課後の部活動や地域の催しに使われています。NHKで放送されている「龍馬伝」でも紹介されましたが、「土佐藩邸」のあったところでも知られています。 この北東の角に「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」と名札が張られた桜の木があります。この桜は、四月下旬ごろより咲き始め、花びらは開花につれてわずかではあるが、緑⇒黄⇒ピンクへと色を変えていきます。そして、やがて花ごとポトリと落ちるというそんな珍しい桜です。土曜日に見学に行くと、満開の花を咲かせていました。隣に咲いているピンク色の桜と比べてみると、その色の違いがわかると思います。 「桜の花は何色ですか?」という質問に、多くの人は「ソメイヨシノ」を連想して「ピンク色,桃色」と答えるのではないでしょうか。でも、国内でも600種類もある桜なのですから、その中には「緑色」「黄色」などの花びらがあるのです。桜は日本人が最も好きな花の一つと言われています。でもその中にも少しずつ個性があります。中学生の皆さんも同じですね。常識にとらわれず、現実をしっかりと見つめ、一人一人の個性を大切にしたいと思います。 京都市内では、他にも「御室仁和寺」「平野神社」「府立植物園」でこの桜が見られます。今日の雨で散り始めたかも知れんませんが、機会があればぜひ一度見て欲しいと思います。 |
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