最新更新日:2024/07/31 | |
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人事を尽くして天命を待つ!
明日は、いよいよ京都の公立高等学校の学力検査日です。この日のために頑張ってきた生徒の皆さんには、自分の志望が叶えられるように大いに頑張ってほしいと思います。
今の皆さんの心境には、『人事を尽くして天命を待つ』というのが最もふさわしいと思います。この言葉は、「自分としては、出来る限りのことをしてきたのだから、あとは天命に任せて心を労しない」という意味です。悪い結果に心配するより、結果は天に任せ、良い結果を期待してワクワクしている方がずっと気持が楽になります。「ベストを尽くす!」ことは何よりも基本です。結果をあれこれ考える時間があったら、”今”出来ることをすればよいのです。自分を信じ、やれるだけのことをやりきる、後に悔いを残さないためにも、自分の力を出し切ってください。 16日の合格発表日には、皆さんの喜びの報告を期待します。がんばれ、3年生! 【ミニ知識】今日は3月3日、ひな祭り・・・!
今日は3月3日「ひな祭り」です。そこで【ミニ知識】として、「ひな祭り」の由来について調べてみました。
◆ひな祭りの由来 流し雛や桃には、深〜い意味があるのです。本来は、女の子のための行事ではありませんでした。 ひな祭りの起源は、300年頃の古代中国で起こった「上巳節」にさかのぼります。「上巳(じょうし/じょうみ)」とは3月上旬の巳の日という意味で(のちに日付が変動しないよう3月3日となる)、季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、この日に水辺で穢れを祓う習慣がありました。 この上巳節が遣唐使によって日本に伝えられ、禊(みそぎ)の神事と結びつきます。最初は、天子(天皇のこと)のためにお祓いをしていましたが、平安時代に宮中行事として取り入れられ、「上巳の祓い」として「曲水の宴」を催したり、人形(ひとがた)で自分の体をなでて穢れを移し、川や海へ流すようになりました※。今でも一部地域でみられる「流し雛」は、この名残です。 ※人形流しは、人間が川や海につかって禊をするかわりに、 草、わら、紙などで作った人形に穢れを移し流してしまう 身代わり信仰。「上巳の祓い」だけでなく、6月30日の 「夏越の祓い」、12月31日の「年越しの祓い」など、 老若男女を問わず人々の幸福を願って行われています。 ◆流すものから飾るものへ⇒【ひな人形】のいろは やがてこれが武家社会に広がり、江戸幕府によって「上巳の節句」が五節句のひとつに定められると、5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、定着していきました。「桃の節句」という別名は、桃の開花期に重なるというだけでなく、桃の木が邪気を祓う神聖な木と考えられていたからです。(余談ですが、だから桃太郎が邪気の象徴である鬼を退治するわけです) また、人形(にんぎょう)作りの技術が発展し高級化してくるにつれ、人形は流すものから飾るものへと変化し、内裏雛を雛壇に飾る「ひな人形」が流行しました。こうして、女の子の幸せを願ってひな人形を飾るようになり、「ひな祭り」として皆でお祝いをするようになったのです。 《今週の生け花》で紹介した玄関の桃の花が、下の写真のように、今日に合わせてきれいに咲いています。 |
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