最新更新日:2024/06/25 | |
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冬に
先ほど,出張から帰る蓼倉橋から高野川の景色があまりに美しかったので一枚撮影しました。
その風景を観た時,明治生まれで大正そして昭和初期を駆け抜けるように美しい詩集「秋の瞳」を遺して亡くなった八木重吉氏の詩を思い浮かべました。 冬 ながいこと考えこんで きれいにあきらめてしまって外へ出たら 夕方ちかい樺色(かばいろ)の空が つめたくはりつめた 雲の間に見えてほんとにうれしかった 人は悩みと共に生きるといっても過言ではありません。 簡単に解決する方法があればいいけれど・・・ 誰かに話を聴いてもらったり,不安な心を打ち明けてみることで,自分の悩んでいる姿がはっきりし,立ち向かう方法が出てくることもあります。 この詩は悩み抜いて,ぱっと外に出て空を見上げた時に,樺色(強みのある黄赤・オレンジを少し暗くした色)の明るさに,我が心の希望が見えたという心情を読んだものと思われます。 ぴたりと心に引っかかったアイデアがうまくいくこともあります。 反対にいくら考えてもなかなかうまくいかないこともあります。 しかしながら,私達は必ず「決める」ことができるように日々学んでいるのです。 自信を持ちましょう。 自身を誇らしく思いましょう。 インフルエンザと共にたくさんの生徒が風邪をひいているとのこと。 早く良くなりますように一日も早い回復を願っています。 月曜日には元気な姿を見せて下さい。 〜夢を実現するということ〜
師走に入りました。
今年もあと4週間足らずで終わるのかと思うと,時の流れの早さを実感します。 昨日の成田幸平さんのお話は,皆さんにとって生きるためのヒントになりましたか。成田さん自身のメッセージにもありましたように,自分自身を考える時の「きっかけ」にして欲しいと思っています。 私は成田さんのお話を聞いていて,夢を実現する為には「努力すること」とひと言でおっしゃられたことそのものが心に刺さりました。 努力されたことだけでは,日本代表にはやっぱり選ばれないであろうと思うのです。 その努力を積み上げていかれた相当の時間,エネルギー,目標を持続させる為の心,自分との闘い,周りの人々との調和,協力,そして何よりも寂しくてたまらないであろう孤独をご自分で楽しく過ごされたことが,目標達成と夢の実現という贈り物として返ってきたのではないかと思いました。 講演を終わられた後校長室で,「人間は天狗になるとうまくいきません」という話を私にして下さいました。自分のプレーがまだまだだと打ちのめされた時に,人の倍以上練習をして,力が発揮できたということを強く語って下さいました。 とても大切なお話なので,皆さんにお伝えしておきますね。 寒くなってきました。心も身体も温かくしてこの冬を乗り切って下さいね。必ず春はやってくると心に刻んで,日々精進して下さい。 そして,周りの人を大切にし,自分を大切にする下中生であって下さい。 まもなく人権学習が始まります。皆さんの心が明るく前向きになるような学びを習得して欲しいと思います。 |
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