最新更新日:2024/05/27 | |
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〜今,下中縦割り活動が面白い!〜
今,下鴨中学校ではちょっとしたブームとも言える時間と空間と仲間との関わりが続いている。
昼食時間が終了したら,足早に階段を駆け下りる三年生の靴音が校長室に響いてくる。ものの数分で,各集合場所への全校の生徒集合が完了。 グランド,ハンドボールコート,体育館,中庭・・・・ 気温も少しずつ上昇しているというのに,大きな歓声と楽しそうなかけ声,作戦を練る姿,先生方のそれを見守り,励まし,少しの助言があっての連続的な活動。 来たる6月6日に実施される体育大会の縦割り(色別)対抗競技の練習風景である。 全ての様子を時間をかけて観たわけではないが,午後からの授業もびっしり詰まっているというのに,何とパワフルな生徒達であろうか。 昨年の夏,下鴨中ブロックの3校の校長先生や各小学校からの『縦割り活動』についての意義や効果的な教育活動の理念,それぞれの小学校での多種多様なご指導や活動成果を小中研修会で共有することができ,今年度は中学校でもさらにパワーアップして,学校行事の企画の主たる内容に据えている。 生徒達の自尊感情の芽生えや規範意識の確立そして仲間意識が練習するたびに高まっていくことであろう。 生徒会執行委員会の『下鴨』にも各色の団長から,それぞれの生徒達にエールが送られている。 下中生の力の見せどころが着実にステップアップしている。先生方の足取りもことのほか,軽やかに見えるのは私だけではないであろう。 ―6月6日。決戦は木曜日である― 校長 西村 周 〜われらの下鴨中学校〜令和元年度創立記念に寄せて
今年度の講話は,本校創立4年後に校歌が制定された当時の鈴木校長先生の思い,その思いを共に成し遂げようとする先生方や生徒達のお話と憲法のお話を二本立てとしてさせていただきました。
校長室の書棚には,下鴨中学校の歴史がきちんと整理保存されています。 いつもその歴史を紐解くがごとく古い資料や文書に基づき,講話の論を立てていきます。そのアナログの処理方式が私の探究心を興味深く煽ってくれるのですが,この度の校歌を作詞していただいた藤久真彦氏の生涯を私の手元にあるデジタル機器で調べた時の衝撃と感動は言葉にならないものでした。 初めからデジタル機器を使わない選択をしたからこその知の発見と喜びだったのだと思います。 五七調の,日本語のリズムとしては抜群の文体であると以前より,校歌の歌詞については見取っておりました。おそらくこの作詞をした方は,日本語の基礎基本をしっかりと身に付け,相当勉強なさった方であろうとも予測しておりました。そのどちらの見取りと予測にも適合され,日本の社会にご自分の才能をいかんなく発揮された方であったと改めて深くご尊敬申し上げます。 そして,この校歌が皆さんの心の中に浸透し,あらゆる困難にも負けず,挫けず,新しき時代を創る人になっていただきたいと望んでおります。 今日は突然の私の振りにも,堂々と見事な指揮と伴奏をしてくれた二人の3年生。ありがとう!その二人のリードにより素晴らしい校歌斉唱が完成しました。さらに,今日の歌声には,皆さんの心が感じられました。 心と心が通う時間が,学校生活の中にたくさん生まれますように・・・ 校長 西村 周 |
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