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最新更新日:2024/07/23 |
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〜勇往邁進〜学校がひとつになるということ
体育大会が終わりました。
4月スタート時から,改革や変革の文字を頭に掲げてきましたが,昨日の体育大会の子ども達を観て,私の頭に掲げるよりもはるかに子ども達には才覚や能力があるのだと再認識しました。 3年修学旅行や1年2年の校外学習も教員が大きく手を加えなくても,それぞれの教育目標をもれなく達成し,ぐんぐん成長しているのが見て取れます。またお陰様で大きな事故や怪我もなく安全に成功の道をいただいたことは感謝の念に堪えません。 とりわけ,昨日の体育大会の一日は子ども達の資質・能力として『何ができるようになったのか』を探る場面がたくさんありました。 色別の応援合戦からの他の色団に対する敬意を表した大きな拍手。 たてわり競技の中で,3年生が2年生や1年生を,また2年生が1年生を・・・のフォローアップしている声かけや行動。 最終種目である学級対抗リレーでの学校全体の盛り上がった応援や声援と拍手喝采の嵐。 これが,学校がひとつになる光景なのだと思い,万感胸に迫る思いがございました。 色別団のそれぞれの『思考力』『判断力』『表現力』が体育大会でどう生かされたのかを私達教員は何度も検証し,分析し,新たに学びに向かう力を育んでいかなければならないと考えています。 教職員も生徒達と共に汗をかいて頑張りたい!そういう気持ちが職員室の中に生まれてきています。私達教職員が主体的に考え,創造し,一つひとつの学校行事や教育活動を目標に向かって達成し,実現していくこと。このことは実は私達だけではなく,家庭や地域そして社会で共有していくことが,今の時代を生きる子ども達にとって重要な観点なのではないかと考えています。 今年度は,校務分掌の柱に『下鴨キャリアプロジェクト』というチーム制を立ち上げ,カリキュラムや学校行事の内容の見直し,そして縦割り指導を軸にしながら教育目標の達成に近づけていこうと教職員全員で歩みを進めております。 体育大会の閉会式での子ども達の明るく素敵な表情を観て,まだまだこれから力を注いでいかないといけないという希望に溢れた使命感を持ちました。 新しいことを進めていくのは,勇気も必要ですし悩みも出てまいります。そして,着手できていない課題も多く山積しております。しかしながら,子ども達からの提案である「勇往邁進」の語に則り,明るく元気に目標達成に向けて進むしかないのだと思っております。 今後とも子ども達のさらなる成長を願い,保護者の皆様,地域の皆様には本校教育にこれまでと変わらぬご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。 次は,合唱コンクールだと各教室から,合唱曲のメロディーが優雅に流れてきています。今からとても楽しみです。 校長 西村 周 ![]() 〜今,下中縦割り活動が面白い!〜
今,下鴨中学校ではちょっとしたブームとも言える時間と空間と仲間との関わりが続いている。
昼食時間が終了したら,足早に階段を駆け下りる三年生の靴音が校長室に響いてくる。ものの数分で,各集合場所への全校の生徒集合が完了。 グランド,ハンドボールコート,体育館,中庭・・・・ 気温も少しずつ上昇しているというのに,大きな歓声と楽しそうなかけ声,作戦を練る姿,先生方のそれを見守り,励まし,少しの助言があっての連続的な活動。 来たる6月6日に実施される体育大会の縦割り(色別)対抗競技の練習風景である。 全ての様子を時間をかけて観たわけではないが,午後からの授業もびっしり詰まっているというのに,何とパワフルな生徒達であろうか。 昨年の夏,下鴨中ブロックの3校の校長先生や各小学校からの『縦割り活動』についての意義や効果的な教育活動の理念,それぞれの小学校での多種多様なご指導や活動成果を小中研修会で共有することができ,今年度は中学校でもさらにパワーアップして,学校行事の企画の主たる内容に据えている。 生徒達の自尊感情の芽生えや規範意識の確立そして仲間意識が練習するたびに高まっていくことであろう。 生徒会執行委員会の『下鴨』にも各色の団長から,それぞれの生徒達にエールが送られている。 下中生の力の見せどころが着実にステップアップしている。先生方の足取りもことのほか,軽やかに見えるのは私だけではないであろう。 ―6月6日。決戦は木曜日である― 校長 西村 周 ![]() 〜われらの下鴨中学校〜令和元年度創立記念に寄せて
今年度の講話は,本校創立4年後に校歌が制定された当時の鈴木校長先生の思い,その思いを共に成し遂げようとする先生方や生徒達のお話と憲法のお話を二本立てとしてさせていただきました。
校長室の書棚には,下鴨中学校の歴史がきちんと整理保存されています。 いつもその歴史を紐解くがごとく古い資料や文書に基づき,講話の論を立てていきます。そのアナログの処理方式が私の探究心を興味深く煽ってくれるのですが,この度の校歌を作詞していただいた藤久真彦氏の生涯を私の手元にあるデジタル機器で調べた時の衝撃と感動は言葉にならないものでした。 初めからデジタル機器を使わない選択をしたからこその知の発見と喜びだったのだと思います。 五七調の,日本語のリズムとしては抜群の文体であると以前より,校歌の歌詞については見取っておりました。おそらくこの作詞をした方は,日本語の基礎基本をしっかりと身に付け,相当勉強なさった方であろうとも予測しておりました。そのどちらの見取りと予測にも適合され,日本の社会にご自分の才能をいかんなく発揮された方であったと改めて深くご尊敬申し上げます。 そして,この校歌が皆さんの心の中に浸透し,あらゆる困難にも負けず,挫けず,新しき時代を創る人になっていただきたいと望んでおります。 今日は突然の私の振りにも,堂々と見事な指揮と伴奏をしてくれた二人の3年生。ありがとう!その二人のリードにより素晴らしい校歌斉唱が完成しました。さらに,今日の歌声には,皆さんの心が感じられました。 心と心が通う時間が,学校生活の中にたくさん生まれますように・・・ 校長 西村 周 ![]() 新年度に向けてのご挨拶
本日,新年度の出発にふさわしいしっかりとした表情の新2・3年生と共に着任式・始業式を無事終えることができました。
先輩らしくきびきびと動く生徒達が,体育館や教室を明日の入学式に向けて準備・活動している姿を見ると,気持ちも身体もしゃんと致します。 前年度からの課題解決に向けて,全校体制で学校の組織力を上げていこうと多くの時間を費やしながら学年組織や分掌等の構築を致しました。下鴨中学校教職員全員で,本校の教育目標を達成するために一丸となって動いていく所存です。 先に挙げさせていただきました,今年度の重点目標や教育の充実を図るための学校経営構想は,今やらなければならないこと,子ども達に伝えていかなければならないこと,そして子ども達と共に教職員も実現できる夢を追いかけること・・・そんな思いを持ちながら,下鴨中学校校長2年目としての重責を胸に構想させていただきました。 厳しく,少し先の見えないような未来であると謳われていることが果たして事実なのか,真実を問い続け,学び続ける学校でありたいと強く思っています。 子ども達にはより一層の探究心と言語能力の充実を狙い,これまで培ってこられた質の高い下鴨中学校の教育を継続し発展させていくよう努めてまいります。そのためには,保護者の皆様,地域の皆様のご理解とご協力なくしては実現致しません。どうぞ,これまでと同様,温かいまなざしと多角的な発想を頂戴しながら,下鴨中学校らしく前進させていただきたいと思います。どうぞ,この一年間宜しくお願い申し上げます。 この場では意を尽くせぬままではございますが,新年度の校長としてのご挨拶と代えさせていただきます。 *蓼倉橋付近より撮影致しました美しい桜です。明日の入学式は,校内の見事な桜が新入生を迎えます。 京都市立下鴨中学校 校長 西村 周 ![]() 〜桜開花と共に〜
本日は,春休み最終日。
京都の桜はほぼ満開となっています。私達の学校の近くの高野川の桜もほどよい淡いピンクと白のコントラスト麗しく,川の流れをより美しく魅せてくれています。 来週からは,新しいステージでの学校生活です。 私達も,今週はその為の準備を丁寧に進めてきました。 新入生がこの美しく咲き誇る桜の姿と共に下鴨中学校に入学し,私達の頼もしい仲間となります。皆さんで心を込めて喜びの中,お迎えしましょう。 8日にお会いできることを楽しみにしています。 校長 西村 周 ![]() |
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