京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/12
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風かおる 古き都 雲渡る比叡の峰は 千年の歴史を伝え 安らかに学び舎いだく 真理にいたる道遠くとも そびえ立つ山路たどらん 力強く あすに巣立ち 新しき時代をつくる われらの下鴨中学校

〜謹賀新年〜初春を迎えて

 皆様,謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 本年も全力を尽くして全教職員で下鴨中学校の発展に邁進させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

 さて,学校は本日より仕事始めとして先生方が,明日からの準備や授業の為の研究に勤しんでおられます。

 また,グラウンドや体育館または各校舎での元気いっぱいの部活動をする生徒達の声が,学校一帯に響き渡り,とても心地よいスタートだと感じます。

 生徒の皆さんの今年の目標は,既に決まっていて日々努力していることと思います。


 本年は4年に一度設定される「うるう年」にあたり,1年が366日になります。

 また,東京オリンピック,パラリンピックの年でもありますので,皆さんにとっては熱気溢れる夏を迎えることでしょう。そこで観る様々な競技や選手の姿から学ぶべきこともたくさんあるはずです。


 そんな中,国際情勢が不安定な状況であることも私達はしっかり把握し,分析しなければなりません。皆さんがさらなる高い境地の学びを継続していかれることを切に願っています。今私達ができることは,全ての課題を学びに変えて希望を持ち前進することのみです。


 明日から登校となります。

 明るく元気な表情の皆さんにお会いできることを楽しみにして,新年のご挨拶に代えさせていただきます。

 本年もどうぞ宜しくお願いします。


                     校長  西村 周
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冬に

 先ほど,出張から帰る蓼倉橋から高野川の景色があまりに美しかったので一枚撮影しました。

 その風景を観た時,明治生まれで大正そして昭和初期を駆け抜けるように美しい詩集「秋の瞳」を遺して亡くなった八木重吉氏の詩を思い浮かべました。

  

     冬

ながいこと考えこんで

きれいにあきらめてしまって外へ出たら

夕方ちかい樺色(かばいろ)の空が

つめたくはりつめた

雲の間に見えてほんとにうれしかった




 人は悩みと共に生きるといっても過言ではありません。

 簡単に解決する方法があればいいけれど・・・

 誰かに話を聴いてもらったり,不安な心を打ち明けてみることで,自分の悩んでいる姿がはっきりし,立ち向かう方法が出てくることもあります。


 この詩は悩み抜いて,ぱっと外に出て空を見上げた時に,樺色(強みのある黄赤・オレンジを少し暗くした色)の明るさに,我が心の希望が見えたという心情を読んだものと思われます。

 ぴたりと心に引っかかったアイデアがうまくいくこともあります。

 反対にいくら考えてもなかなかうまくいかないこともあります。

 しかしながら,私達は必ず「決める」ことができるように日々学んでいるのです。

 自信を持ちましょう。

 自身を誇らしく思いましょう。



インフルエンザと共にたくさんの生徒が風邪をひいているとのこと。

早く良くなりますように一日も早い回復を願っています。

月曜日には元気な姿を見せて下さい。
 

 

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〜夢を実現するということ〜

 師走に入りました。

 今年もあと4週間足らずで終わるのかと思うと,時の流れの早さを実感します。

 昨日の成田幸平さんのお話は,皆さんにとって生きるためのヒントになりましたか。成田さん自身のメッセージにもありましたように,自分自身を考える時の「きっかけ」にして欲しいと思っています。

 私は成田さんのお話を聞いていて,夢を実現する為には「努力すること」とひと言でおっしゃられたことそのものが心に刺さりました。

 努力されたことだけでは,日本代表にはやっぱり選ばれないであろうと思うのです。

 その努力を積み上げていかれた相当の時間,エネルギー,目標を持続させる為の心,自分との闘い,周りの人々との調和,協力,そして何よりも寂しくてたまらないであろう孤独をご自分で楽しく過ごされたことが,目標達成と夢の実現という贈り物として返ってきたのではないかと思いました。


 講演を終わられた後校長室で,「人間は天狗になるとうまくいきません」という話を私にして下さいました。自分のプレーがまだまだだと打ちのめされた時に,人の倍以上練習をして,力が発揮できたということを強く語って下さいました。


 とても大切なお話なので,皆さんにお伝えしておきますね。

 寒くなってきました。心も身体も温かくしてこの冬を乗り切って下さいね。必ず春はやってくると心に刻んで,日々精進して下さい。


 そして,周りの人を大切にし,自分を大切にする下中生であって下さい。

 まもなく人権学習が始まります。皆さんの心が明るく前向きになるような学びを習得して欲しいと思います。
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昭和39年度ご卒業同窓会〜50数年ぶりの母校への訪問〜

 本日は,午後から昭和39年度ご卒業された古稀を迎えられた本校卒業生の皆様の同窓会で,現在の下鴨中学校を是非とも見学させて欲しいとの熱い想いにお応えして総勢30数名の皆様をお迎えしました。


 50数年ぶりにお運びいただいた本校は,当時とすっかり変わってしまったとのことでしたが,中庭にあるメタセコイヤや北門付近はそのままであることそして東校舎が当時新築のピカピカの校舎であったことなどをお話され,懐かしい中学生時代への想いに深い感銘を受けておられたご様子でした。


 サッカー部や陸上部,卓球部,男女ハンドボール部の皆さんも大先輩のご訪問に礼儀正しく挨拶やにこやかな笑顔で対応してくれて,同じ学舎で学ぶ深いご縁にさらに感動してお帰りになられました。


 現在は,会社の社長になられている方,お医者様そして現在も下鴨地域で大活躍なさっている方々など,社会に出られても下鴨中学校生であることを誇りになさっているとのことをお聴きし,お迎えした私達も本当に嬉しいお出会いでした。

 
 当時と何も変わっていない比叡の峰をバックに集合写真を撮らせていただきました。

 皆様の表情は明るく輝いておられました。本日は本校にお立ち寄りいただきありがとうございました。
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〜頑張っているすべての皆さんへ〜明日に向かって・・・

       



    −どんな人間も、自分が思っている以上のことができる−


     There is no man living who isn’t

         capable of doing more than he thinks he can do.


             ヘンリー・フォード

       (米国のフォード・モーター創業者 / 1863〜1947)
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〜FAIRTRADE SHIMOGAMO〜世界を考える授業

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 昨日の4限に3年英語科の先生が校長室に来られて,「校長先生,お時間おありでしたら3年3組の授業を少し観ていただけますでしょうか?パフォーマンステストをします。みんな頑張っているので是非観に来て下さい!」と仰いました。

 ほんの少しの時間でしたが,授業参観に行かせていただきました。

 3年の英語の教科書には『ガーナのカカオ農園で働く子ども達』について学ぶ学習内容があります。夏季休業の課題にテーマ設定がなされていて調べ学習をした上で,学級の中でALL ENGLISHでプレゼンテーションを展開します。

 皆さんは,途上国で生産された日用品または食料品が驚くほど安い価格で販売されていることを目にしたことはありませんか?

 一方で,生産国においては正当な対価が生産者に支払われない現実や皆さんと同じような年代の子ども達が学校で学ぶことができずに,重労働を強制されている事実があります。また生産性を上げるために必要以上の農薬が使われて環境破壊に及び,健康が損なわれているという状況にもなっています。

 私達は『なぜ?それが起こっているのか』そして『その課題にどのように立ち向かい解決していけば良いのか』『知らないことやわからないことは探って,わかるようになるまで時間をかけて考えてみる』ことが必要です。

 3年生の生徒達はまさしく,その現状を知り,探究し,課題解決の糸口になるような自分の考えを英語で表現していました。生徒達はこの学習が実は英語だけではなく,社会や保健体育そして国語・数学・理科などなどあらゆる教科に繋がっていることに気づいていくだろうなと頼もしい気持ちで授業を観させてもらいました。

 また聞き手を意識して,口角を上げてアイコンタクトをとって話しかけている生徒もたくさんいました。グローバルな視点での学習態度に感心しました。

 下鴨から世界を考えることは,自分自身を明確にとらえることにも繋がります。

 これから,1年生・2年生にもこのパフォーマンスを広げていく学習計画が立てられています。下鴨の授業は他教科でもたくさん,楽しい授業が展開されています。

 授業を通して,自ら答えを導き出せる能力をつけていって欲しいと願います。
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〜教科書にはない学びを〜1学期を終えて

 本日で,1学期が終了致しました。

 昨年の暑さによる放送室からの式とは,うって変わっての少し蒸し暑い体育館終業式でしたが,心温まる場面が何度も私の胸を打ちました。

 ナンテル・モード先生とのお別れの会。

 昨日,3年生の女子生徒に英語でのお別れの言葉を・・・そして同じく3年生の男子生徒にはモード先生にお世話になった気持ちを伝えたい花束を渡してくれる役を突然お願いしたにも関わらず,立派に流暢な英語で感謝の気持ちを伝えてくれ,モード先生を感涙させ,そして優しくそっと花束を渡す・・・・本当に素晴らしい会でした。

 日本古来の相手への敬意や気持ちを『礼を尽くす』かたちで,下鴨中学校全員を代表してモード先生に伝えてくれ,それを成し遂げてくれたことに対して誇りに思います。また,全校生徒の皆さんも,世界の心はひとつであることが理解できたと思います。


 先に教頭先生がUPして下さった終業式の記事は,本日全校生徒の皆さんに伝えたかったことを要約して下さっているので,ぜひとも自分自身のふりかえりに活用して欲しいと思います。

 正解のない問題や課題が,今後益々社会情勢と共に私達の眼前に迫ってくることでしょう。正解のあるものを反復し,暗記し,記憶にとどめることは中学校の基礎学力を積み上げるには大変有効です。しかしながら,今学校教育に問われていること,家庭教育に問われていること,そして地域社会に問われていることは一体何であるかを考え,分析し,検証し,解決を試みていきたいと考えます。


 下鴨中学校の学びも,日々研鑽する中で進化していきます。

 本日,全校生徒の皆さんに伝えた『下鴨ラボキャリアプロジェクト』の根幹は,まさしく教科書に載らないような体験・探究学習との出会いです。

 私達教員も考え,皆さんと共に歩みながら高みを目指していきたいと思っています。

 先ほど下校する2人の3年生女子生徒に,「良い夏を!」と声かけすると「校長先生こそ!」と笑顔で返してくれました。そして,彼女達に話の中で「卒業」をほのめかしたら,「いや・・私らまだまだ学校の為にやることあるんで!!」と大変頼もしい言葉を伝えてくれました。嬉しい限りです。


 保護者の皆様,4月から本日まで大きな行事も含め,本校の教育にご理解とご支援を賜り本当にありがとうございます。夏休みはご家庭でのお子達との絆が深まる大切な時間だと思います。子ども達には,新しい体験をすることが自分の世界観を広げることだと話しました。

 どうぞたっぷりの愛情と大きく広い心でゆったりと向き合う夏をお過ごし下さいませ。また笑顔で元気なお子達と8月23日にお会いできることを楽しみにしております。

 皆様に素晴らしい夏が訪れますことをお祈りしております。


            下鴨中学校
          
            校長    西村 周
 
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〜1組CAFEの案内状〜

 校長室に3年1組の生徒が,「CAFEを開くので校長先生,是非来て下さい」と案内状を持って来てくれました。


 私の予定もちゃんと把握して,「明後日の7/18に来て下さい」と笑顔で誘ってくれました。

 生活単元学習のねらいに基づいて,お店を開き,模擬金券を発行し,企画・立案そして準備また自分達で制作したお菓子を模擬販売して,来ていただいたお客様に喜んでいただけるようなおもてなしを目標とする学習です。

 生き生きとした子ども達の様子を観て,この学習に興味関心が湧き,深まりのある学びに繋がっていくことを切に願っています。
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−不撓不屈−明日から定期テストです

 1学期の締めくくりである定期テストが明日から実施されます。


 下鴨中学校の生徒は,常に不撓不屈の精神を忘れず前進していきます。


 呼吸・姿勢・心に秘めた目標達成を意識して,総括をしていきましょう。一つひとつ丁寧に学習内容を確認し,冷静に思考の回路をなめらかにして臨みましょう。

 そしてたっぷりの栄養と睡眠をとって明日を迎えて下さい。

 健闘を祈ります。
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〜勇往邁進〜学校がひとつになるということ

 体育大会が終わりました。

 4月スタート時から,改革や変革の文字を頭に掲げてきましたが,昨日の体育大会の子ども達を観て,私の頭に掲げるよりもはるかに子ども達には才覚や能力があるのだと再認識しました。


 3年修学旅行や1年2年の校外学習も教員が大きく手を加えなくても,それぞれの教育目標をもれなく達成し,ぐんぐん成長しているのが見て取れます。またお陰様で大きな事故や怪我もなく安全に成功の道をいただいたことは感謝の念に堪えません。


 とりわけ,昨日の体育大会の一日は子ども達の資質・能力として『何ができるようになったのか』を探る場面がたくさんありました。

 色別の応援合戦からの他の色団に対する敬意を表した大きな拍手。

 たてわり競技の中で,3年生が2年生や1年生を,また2年生が1年生を・・・のフォローアップしている声かけや行動。

 最終種目である学級対抗リレーでの学校全体の盛り上がった応援や声援と拍手喝采の嵐。

 これが,学校がひとつになる光景なのだと思い,万感胸に迫る思いがございました。


 色別団のそれぞれの『思考力』『判断力』『表現力』が体育大会でどう生かされたのかを私達教員は何度も検証し,分析し,新たに学びに向かう力を育んでいかなければならないと考えています。

 教職員も生徒達と共に汗をかいて頑張りたい!そういう気持ちが職員室の中に生まれてきています。私達教職員が主体的に考え,創造し,一つひとつの学校行事や教育活動を目標に向かって達成し,実現していくこと。このことは実は私達だけではなく,家庭や地域そして社会で共有していくことが,今の時代を生きる子ども達にとって重要な観点なのではないかと考えています。


 今年度は,校務分掌の柱に『下鴨キャリアプロジェクト』というチーム制を立ち上げ,カリキュラムや学校行事の内容の見直し,そして縦割り指導を軸にしながら教育目標の達成に近づけていこうと教職員全員で歩みを進めております。


 体育大会の閉会式での子ども達の明るく素敵な表情を観て,まだまだこれから力を注いでいかないといけないという希望に溢れた使命感を持ちました。

 新しいことを進めていくのは,勇気も必要ですし悩みも出てまいります。そして,着手できていない課題も多く山積しております。しかしながら,子ども達からの提案である「勇往邁進」の語に則り,明るく元気に目標達成に向けて進むしかないのだと思っております。

 今後とも子ども達のさらなる成長を願い,保護者の皆様,地域の皆様には本校教育にこれまでと変わらぬご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。

 次は,合唱コンクールだと各教室から,合唱曲のメロディーが優雅に流れてきています。今からとても楽しみです。


                 校長   西村 周
                 
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