最新更新日:2024/09/24 | |
本日:2
昨日:119 総数:1454374 |
第2学期終業式「学校長のお話」…12月25日
いよいよ今日を入れて令和元年は,残すところ7日となりました。明日からは冬休みです。ここで少し,2学期を振り返ってみたいと思います。8月末のあの暑かった夏がいつの間にか過ぎ去り,秋になり,そして,冬がやってきました。9月には,残暑きびしい中,しっかり練習をして,少し雨が心配された10月1日の体育大会を見事,成功させてくれました。今年から取り組んだ縦割り活動も大成功でした。その1週間後の10月8日には合唱コンクールがあり,各学級・各学年が合唱練習に取り組み,素晴らしいハーモニーを聴かせてくれました。そして,10月10日には,今年で2回目となる学校祭文化の部があり,生徒会・各学年・文化部のそれぞれが,展示や劇などの発表をしてくれました。あの感動や思い出が,皆さんの心に昨日のようによみがえってくるのではないでしょうか?また,2年生は,11月2日に一乗寺バザーを開催しました。これもまた,貴重な経験になったと思います。
次に,部活動では,3年生が引退し,1・2年生が中心となって臨む秋季新人大会もありました。先ほど伝達表彰をしましたが,多くの部活動が活躍し結果を残してくれました。また,生徒会・代議・各種専門委員会も2・3年生中心から1・2年生中心となり,伝統のバトンがしっかりとパスされました。12月のSCWが最初の大きな取組になったと思いますが,何とかやり切ってくれました。たのもしいものです。これからが楽しみです。頑張ってください。 さて,話は変わりますが,以前にもお話したことがあるかもしれませんが,先日の12月22日の日曜日は,何の日だったでしょうか?それは,冬至(とうじ)です。冬至とは,北半球において,1年のうちで太陽の高さが最も低く,昼の時間が一番短い日です。冬至と言えば,かぼちゃと柚子(ゆず)湯!日曜日に,かぼちゃを食べたとか,ゆず湯に入った人はいますか? では,なぜ,冬至の日にかぼちゃを食べるのでしょうか。昔は,冬になると野菜が少なくなり,そこで,保存のきくかぼちゃのような野菜をとっておいて大切に食べたそうです。また,ゆず湯は冬の手足にできる「ひび割れ」や「あかぎれ」の予防のために入りました。ゆず湯は風邪を防ぐとも言われ,冬至の日にゆず湯に入ると,冬の間,風邪をひかないといわれたようです。 ところで,「冬至 冬なか 冬はじめ」といいます。この意味は「冬も半分過ぎましたが,厳しい寒さはこれからですよ」という意味です。まだまだ寒さはこれからです。校舎周りにある木々は,ほとんど葉を落としてしまいましたが,来るべき春に備えて,小さな芽を守って冬を越そうとしています。皆さんも新しい春を迎えるために元気に過ごして欲しいです。 次にまた,話は変わりますが,先週,お褒めのお電話を頂きました。それは,修学院小学校近くの鮮魚店(お魚屋さん)の近く辺りで倒れたお年寄りに,修中生が声かけをしてくれ大変感謝しているという内容でした。お年寄りの息子さんからのお電話でした。さすが認知症サポーター講座を受けた修中生だから,できたことではないでしょうか。すばらしいことです。これからもお年寄りに限らず,地域で困っている方があれば,進んで声かけをしていきましょう。 最後に,短い12日間という冬休みですが,それぞれの学年が有意義に過ごして欲しいと思います。3年生にとっては,この冬休みを,どう過ごすかで進路希望が実現するかしないかが,決まると言っても過言ではないと思います。きちんと,それぞれが自分の目標を決め,それに向かって努力してください。 この冬休みにスポーツをがんばる人,家族旅行をする人,お正月に神社やお寺にお参りする人,そして,ゆっくりと過ごしたいと思っている人……さまざまだと思います。今の学年の冬休みは二度と来ません。令和最初の冬休みです。心に残るような冬休みにしましょう。 そのために,一番大事なこと。それは「今日と同じ元気な姿で1月7日に登校する」ということです。年末・年始は,みんなが慌ただしくなります。自転車に乗っている時や,道を歩いているときに,気をつけないと交通事故にあうかもしれません。また,突然,不審者に声をかけられるかも知れません。ふだんから注意していることを冬休み中もしっかり守ってください。それが「冬休み中も元気に過ごす」ことにつながるのです。 それでは最後に,もう一度言います。安全で楽しい冬休みになるよう,交通事故や病気に十分注意して,素晴らしい新年が迎えられますよう,また,今日と同じ元気な姿で,1月7日に登校してくれることを願って,先生のお話を終わります。 校 長 梅 本 薫 |
|