最新更新日:2024/09/24 | |
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冬休み明け全校集会「学校長挨拶」…1月5日
みなさんおはようございます。そして,今日が皆さんと今年初めてのご挨拶ですから,改めまして「新年,あけましておめでとうございます。」
短い13日間という,あっと言う間の冬休みでしたが,それぞれ有意義にすごせましたか。校長先生は,冬休みに入る前に「今日と同じ元気な姿で1月5日に登校してください」と言いました。こうやって,みなさんが元気に今日,登校してくれたことを,うれしく思います。 さて,今日は年頭にあたり,二つのお話をしたいと思います。 まず,最初のお話は,この1月から3月の3か月間は,1年間のそれぞれの学年のまとめの時期であり,3年生にとっては,3年間の中学校生活の総括をする時期です。 そんな3か月間にふさわしい「残り姿の美しい人に」というお話です。「残り姿」,ちょっと変わった言い方ですね。「後ろ姿」という言葉はよく使われますが,この「残り姿」という言葉は,たぶん初めて聞く言葉だと思います。日本語というのは,実に奥が深い,そして,きめ細やかな表現を持っているのです。 この言葉はたとえば,こんなふうに使われます。 「性格の美しい人は残り姿に表れる。」 人の心や性格は目には見えません。それでは,どうやって人の心や性格を見たり判断したりするのでしょうか。絶対ではありませんが,見えない心や性格が,表に表れる一つの場面が,その人の姿や言葉や言動,つまり「立ち居振る舞い」です。学年の先生から「服装や髪型の乱れは心の乱れ」と,よく言われませんか。人は外見で判断してはいけない,とも言われます。これも真実です。しかし,その人の「立ち居振る舞い」が,その人を判断する材料の一つであることも間違いではありません。 たとえば,残り姿の美しさの一つとして,「脱いだ靴を揃える子ども」を挙げてみます。靴を脱いだ子どもが美しいのではなく,その子どもの「立ち居振る舞い」が美しいのです。乱雑に脱ぎ散らかされている靴よりも,整然ときれいに揃えられた靴の方が,はるかに美しいことは一目瞭然です。そして,見た目だけでなく,そこには,それを見た人,そこを使おうとしている人に対する,物言わぬメッセージも込められています。見る人を不快にさせない,次の人が使いやすくするという心遣いと言ってもいいでしょう。靴を揃えるという立ち居振る舞いによって,その子ども自身の美しさがそこに表れるのです。 「飛ぶ鳥跡を濁さず」という言葉もありますが,これからの3か月間は,ぜひ「残り姿の美しい人」になれるよう心掛けてみてください。 次に,ここで,詩人の新川和江さんの「元旦」という詩を紹介します。新川和江さんは,3年生の国語の教科書に出てくる「わたしを束ねないで」という詩も書いた人です。 この「元旦」という詩は, 「けさ わたしは頂きました 新しいカセット・テープのような 人巻(ひとまき)の時間を 」と始まります。 このカセット・テープというのは,知っている人もいると思いますが,今でいうCDと同じで,録音できる機能があるものです。詩の中のカセット・テープの部分をCDに読み替えるとわかりやすいかなと思います。 詩の途中は省略します。 このカセット・テープ(CD)は,天の工場で無限につくられていますが,私たちが手に入れることのできるのは,元旦の朝におくられる1本だけなのだそうです。この1年をかけて,1本のカセット・テープに,いい音だけを入れていきたいという内容の詩です。 詩の最後の部分を紹介します。 「一日一日をていねいに生きて いい音だけを 入れて行こうと思います 一年ののち すっかり消してしまいたい思いに 苦しんだりすることのないように 十年ののちにも 微笑んで聞きかえすことができるように」 と,あります。 皆さんも,新しい年に一巻(ひとまき)のカセット・テープ(CD)をもらったと考え,一日一日をていねいに生きて,いい音だけを入れていけるよう努力をしていきましょう。 最後に,平成30年が始まりました。 「一年の計は元旦にあり」と言います。 今,皆さんは,今年の一年の目標を決め,その実現に向けて努力しようと,決意を新たにしていることと思います。学校も1年間の総まとめをする時期を迎えました。1・2年生は学年として,3年生は義務教育9年間や中学校生活の総決算をするわけです。ひとり一人の願いや希望の達成はもちろんですが,学校全体としても「充実した一年を終えることができた」と胸を張って言えるよう,3月まで共に努力をしていきましょう。 これで,校長先生の新年のお話を終わります。 冬休み前全校集会「学校長挨拶」…12月22日
いよいよ今日を入れて平成29年は,残すところ10日となりました。明日からは冬休みです。冬休み前に,この時期ならではのお話を一つしたいと思います。
今日は,暦の上で何の日でしょうか?それは,冬至(とうじ)です。国語や理科の授業で学習したかも知れません。 冬至と言えば,かぼちゃと柚子(ゆず)湯!一般的には,風邪をひかないためや,語呂合せと言われていますが,本当にそれだけなのでしょうか?いえ,きちんと理由があるのです。 冬至とは,1年のうちで太陽の高さが最も低く,昼の時間が一番短い日です。昼間が一番短いこの日は,一年で最も早く夜が来るので,何か不吉なこと,いやな出来事がたくさん起こるような気配を人々は感じていたようです。そこで,日本では古くから,風邪予防のために生命力の強い「かぼちゃ」を食べたり,また「柚子湯」に入ったりしました。 では,なぜ柚子湯に入るのでしょうか?柚子は,少し表面がでこぼこしているミカン科の植物です。柚子(ゆず)は「融通(ゆうずう)」がきくとか,冬至=「湯治(とうじ)」(温泉へ療養に行く)というような語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが,もともとは運を呼びこむ前に,入浴をして身を清め厄払いをするためのものでした。現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。冬が旬の柚子は香りも強く,強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。 また,この一年で,一番夜の長い冬至ですが,暦の上では「立冬(11月7日頃)」と「立春(2月4日頃)」の中間頃になります。つまり,夜が優勢な「冬」から,昼が優勢の「春」に向かう分岐点(変わり目)と見ることができます。現に,「冬至」を「一陽来復(いちようらいふく)」の時とも呼んでいるのです。その意味は「立冬から始まった陰の気(周りを取り囲む暗くて寒いころ)が終わり,冬至のこの日に陽の気(明るく温かなころ)が再び帰って来ること」とされています。実際,冬至以降は,日はだんだん伸びていき,春に近づいていきます。つまり,冬至は心新たな1年の出発日であるとも考えられていたのです。何もわからずに日々を過ごしているだけでは,単に夜が長くて寒い日としかとらえなかったこの日,昔の人々は日々の生活経験と鋭い観察力で,太陽や月がどのように動き,自分たちの生活にどんな影響をもたらすかを知ったのです。昔の人の積極的な生き方は素晴らしいと先生は思います。 さて,たいへん短い13日間という冬休みですが,それぞれの学年が有意義に過ごして欲しいと思います。3年生にとっては,この冬休みを,どう過ごすかで進路希望が実現するかしないかが決まると言っても過言ではないと思います。きちんと,それぞれが自分の目標を決め,それに向かって努力してください。 この冬休みにスポーツをがんばる人,家族旅行をする人,お正月に神社やお寺にお参りする人,そして,ゆっくりと過ごしたいと思っている人……さまざまだと思います。今の学年の冬休みは二度と来ません。思い出に残るような冬休みにしましょう。 そのために,一番大事なこと。それは「今日と同じ元気な姿で1月5日に登校する」ということです。年末・年始は,みんなが慌ただしくなります。自転車に乗っている時や,道を歩いているときに,気をつけないと交通事故にあうかもしれません。また,突然,不審者に声をかけられるかも知れません。ふだんから注意していることを冬休み中もしっかり守ってください。それが「冬休み中も元気に過ごす」ことにつながるのです。 危ないことがなくても,冬休みには注意しなければいけないことがあります。25日のクリスマスやお正月は楽しいものです。プレゼントやお年玉をもらったり,ふだんより遅くまで起きていたりすることもあるでしょう。お年玉は,自分がもらったからといって,好きに使っていいのでしょうか?冬休みは,特別だから,毎日遅くまで起きていていいのでしょうか?大切なお金・そして,大切な時間です。家族とよく話し合って,お金の使い道や寝る時間はきちんと決め,一日一日を有意義に過ごして欲しいと思います。 先ほどお話しした,夜が一番長くて暗い「冬至」こそ,実は本格的な春に向かってスタートする記念すべき日だったのです。みなさんは,冬の寒さのように,つらいことや人に言えずに悩んでいる事がありませんか。しかし,冬はいつまでも冬のままではありません。必ず暖かい春になります。一歩でも一センチでも前へ進んでいく勇気を出してください。そうすれば,みなさんそれぞれの春がやってくるはずです。時間は待ってはくれません。今日からでもよいのです。春に向かって前進するのみです。がんばってください。 それでは最後に,もう一度言います。交通事故や病気に十分注意して,素晴らしい新年が迎えられますよう,また,今日と同じ元気な姿で,1月5日に登校してくれることを願って,校長先生のお話を終わります。 ※ 写真のシクラメンの花は,昨日,修学院デイサービスセンターより 頂きました。ありがとうございました。 明日から三者懇談会です!…12月14日
学校から見える山々が白く雪化粧となりました。また,朝から雪がちらつき寒い一日になりそうです。
明日から,いよいよ三者懇談会です。お寒い中ですが,お気をつけてご来校ください。 尚,生徒は,午前中授業で,昼食をとり,部活動または下校となります。 よろしくお願い致します。 ※懇談日程…12月15日(金)〜12月21日(木) 土日を除く,5日間です。 修学院中学校 生徒会が表彰されました…11月30日
長年の地域へのボランティア活動が認められ,この度,京都市左京区福祉協議会様より表彰状を頂きました。表彰の分野は,社会福祉ボランティア[団体の部]です。おめでとうございます。
在校生のみなさんや卒業生のみなさんが長年の地域へのボランティア活動を続けてきたことが,今回の表彰につながりました。今後も,地域のボランティア活動をしていきましょう。 育成学級合同運動会…11月17日
11月17日(金)に,第59回育成学級「合同運動会」が,島津アリーナ京都で盛大に行われました。この運動会は,京都市立中学校の育成学級と附属中学校特別支援学級のみんなが一堂に会して行われるものです。
集まったみんなは,元気に,他の学校の生徒とも仲良くして,全力で一生懸命,競技に参加していました。 本校は,運動会の最後のリレー競技,第1レースで,見事「第1位」になり賞状をいただきました。おめでとうございます。よくがんばりました。また,とても楽しかったですね。 育成学級合同運動会…11月17日
開会式・入場行進・準備体操のようすです。
育成学級合同運動会…11月17日
100メートル走・50メートル走,くぐってゴールへGOのようすです。
育成学級合同運動会…11月17日
玉入れ競技のようすです。本校は,黄色組で出場しました。結果は,3位でした。でも,とても楽しそうでした。
育成学級合同運動会…11月17日
午後の部,最初のフォークダンスです。みんな楽しそうです。
育成学級合同運動会…11月17日
運動会と言ったらリレー競技です。本校は,第1レースに出場して,見事「第1位」に輝きました。おめでとうございます。
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