最新更新日:2024/06/24 | |
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彼岸花が咲いていました!…9月22日
明日は,「秋分の日」です。「秋分の日」は,「祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ」日として,また,「春分の日」は,「自然をたたえ,生物をいつくしむ」日として,国民の祝日に定められています。「春分の日」と「秋分の日」の頃は,「昼と夜の長さが等しくなる」 といわれ,また,お彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)でもあります。
仏教では,ご先祖さまのいる世界<極楽(ごくらく)>を「彼岸(ひがん)」,いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい,「彼岸」は,西に位置し,「此岸」は,東に位置するとされています。3月の春分の日と9月の秋分の日は,太陽が真東から昇り,真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ,この時期に先祖供養をするようになったようです。 さて,暑さ寒さも彼岸まで…とはよく言ったもので,お彼岸,つまり春分の日,秋分の日にあたるわけですが,厳密に言うと春分の日と秋分の日を中日とし,前後3日間を合わせた7日間を『お彼岸』と言います。 お彼岸が近づくと,お墓参りに行かなくてはと思う人はいませんか。また,お彼岸になると思わず買ってしまうのが「おはぎ,ぼたもち」。春は「牡丹(ぼたん)」の花が咲くことから”牡丹餅(ぼたもち)”秋は「萩の花」にちなんで”御萩(おはぎ)”と呼ぶ風習があるそうです。 また,お彼岸にちなんだ花として,「彼岸花(ひがんばな)」があります。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいいます。 昨日,校庭にて彼岸花が咲いているのを見つけました。一株だけですが,雑草の中で,たくましく咲いていました。やはり,彼岸花を見ると,お彼岸だなあと思います。 この彼岸花の咲く時期は?・・・真っ赤な色が印象的な彼岸花ですが,読んで字のごとく,”彼岸に咲く花”ということでこの名がついたと言われています。 彼岸と言っても,この花は『秋のお彼岸』に咲く花です。9月の中旬から10月にかけて見頃を迎え,開花時期は2週間くらいと短めなお花です。夏の間,球根は眠っていて,突然,花茎を伸ばし,あっという間に花を咲かせるという,とても独特な咲き方をします。また,花が咲いている時には葉をつけず,花の時期が終わると葉を茂らせるのが特徴です。この時期にしか見られない花です。 定期テストが済んだら,ぜひ彼岸花のお花見をしてはいかがですか。 |
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