最新更新日:2024/06/01 | |
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2学期終業式「僕は学校が好きだった。毎日わくわくしながら学校へ通ったものだった。(中略)ここに書いた友達たちは、僕の宝物である。きっと僕が死ぬまで大切に抱えていける、素晴らしい仲間たちなのだと思う。もう、今はどこにいて、どんなふうに生きているのかはわからない。ほとんどの連中と音信がないからだ。クニヤンのように僕が会いに行っても、僕の存在自体を忘れてしまっている人もきっと多いはずだ。それでも構わないと思う。あの頃は僕の中で永遠に残り、輝きを放ちつづけているのだから。(中略)彼らと過ごした自然な日々は、僕の人生において大いなる大地となっている。そして僕はそこからすくすくと伸びる一本の木なのだ。僕の根っこは彼らと繋がり、僕は空を目指している。(後略)」【「そこに僕はいた」(新潮社)著 辻仁成 しるし(あとがき)より】 多くの発見のあった2学期、日々の生活を通して、友だちのいいところもたくさん見つけることができたと思います。人を愛し、大切にできる、そんな人になりたい。 |
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