京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/14
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子ども達を変えるために「習慣を作る」ことを大切に

 子ども達に分かりやすい「すすんで・なかまと・よりよく・生きる子」という学校教育目標を設定しました。
 この学校教育目標を,全教職員で一致して全力で取り組み,子ども達を変えていきたいと考えております。
さて,「子ども達を変える」と言った場合,以前に学校だよりに載せましたが
 『心が変われば態度が変わる。
  態度が変われば行動が変わる。
  行動が変われば習慣が変わる。
  習慣が変われば人格が変わる。
  人格が変われば運命が変わる。
  運命が変われば人生が変わる。』
    (ヒンズー教の言葉より)
という考え方が,ヒントになります。そこで,学校としては,子ども達を変えるためのステップとして,
   (1)気づく
   (2)行動を変える
   (3)習慣を作る
という3段階をふまえていくことを意識して進めていきたいと思います。 様々な学習を通して,子ども達はたくさんのことに気づき,考え方や行動が変わります。しかし,それが一時的なもので終わってしまう事が少なくありません。それでは,本当に「子ども達が変わった」とは言えないでしょう。一時的な変化で終わるのではなく,子ども達の新しい行動が継続し習慣になったとき,初めて「子ども達が変わった」と言えるのです。
 「習慣を作る」ことは,ロケットが地球から発射して宇宙に飛び立つのと同じで,大きな抵抗力が働きます。特に,最初の段階が厳しいので,スモールステップで進めたり,シンプルな方法にしてパターン化していったり,継続して声かけをして意識づけをしたりするなどの工夫が必要になります。
この様な考え方を土台にして,学校生活のあらゆる場面で,「気づきから習慣を作る」過程を大切にしながら,学校教育目標をめざして取り組んでまいりますので,どうかご家庭のご理解ご協力の程,よろしくお願いいたします。

学校教育目標 「すすんで・なかまと・よりよく生きる子」を目指してがんばろう!

 前回の学校だよりで説明させて頂きました様に,今まで,「音羽小学校の子ども達の様子はどうか」「これからの音羽小教育には何を取り組めばいいのか」「音羽小学校では,どのような子どもを目指していくべきか」など,これからの方向を話し合い,音羽小学校の校章の三枚の羽である「仁」「智」「勇」という三つの言葉にたどり着きました。
 しかし,「仁」「智」「勇」という言葉では,子ども達には理解できません。そこで,子どもたちにも分かる言葉にしようと,繰り返し話し合いました。そして出来上がったのが,「すすんで・なかまと・よりよく生きる子」という学校教育目標です。
 我々教職員は,学校教育の全ての活動で,いつもこの言葉を意識して取り組みます。そして,子どもたちにも声かけし,考えさせたり,できているかを振り返らせたりします。また,この目標を実現させる方法として,「語り合い」の活動を大切にし,徹底して繰り返していきます。
 この様にして取り組んでいく今年度の音羽小学校の実践に関心を持って頂くと共に,今後ともご理解とご協力を,どうかよろしくお願いいたします。

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音羽小の校章の「仁」「智」「勇」を目指して

 今年度,音羽小学校の教職員は,新たな取組に挑戦しています。
前年度末から新年度にかけて,教職員全員で,何度も話し合いをしました。「音羽小学校の子ども達の様子はどうか」「これからの音羽小教育には何を取り組めばいいのか」「音羽小学校では,どのような子どもを目指していくべきか」など,これからの方向を話し合いました。
 そして話し合いは,音羽小学校の校章にたどりつきました。それは,「仁」「智」「勇」という三つの言葉でした。この言葉は,音羽小学校の校章の三枚の鷹の羽根に込められた願い。簡単に言えば,「仁」は人とうまくかかわる力や人への思いやりの心,「智」は自分をふりかえり,学んだことを生かす力や自己表現の力,「勇」は自ら主体的に行動しようとする積極的な姿勢や自分で物事を決めることのできる力,とでも言えばよいでしょうか。このような姿を音羽小学校の「目指す子ども像」として取り組んでいこうと話し合いがまとまっていきました。それは,まさに「未来を生き抜く子ども達の姿」でした。
 これから未来を生き抜く子ども達は,我々大人が知っている世の中とは違う世界で生きることになるでしょう。今の子ども達が,保護者の皆さんと同じ位の年齢になるまで,およそ25年から30年ほど年月がたちます。その頃の世界はどんな世の中でしょうか。
 今から,25年から30年前は,日本がバブルの時代でした。ソビエト連邦という国が存在していました。携帯電話は一部の人だけが使っている時期でした。まだ阪神淡路大震災も起きていませんでした。それから25年経ち,世の中は大きく変わってきました。そのころ,今のような時代が来る事を誰が予想したでしょうか。
 子どもたちが将来行きぬく世界も,きっと私たちの想像する以上に大きく変化した世の中にちがいありません。また,今とは違った問題を解決しなければならなくなるでしょう。だからこそ,「今の時代を生き抜く力」ではなく,私たち大人が知らない「新たな時代を生き抜く力」こそ,子どもたちに育てていく必要があるのではないでしょうか。
 そんな子どもたちを目指して,今年度の音羽小教育を前進させていきたいと考えております。「仁」「智」「勇」という三つの言葉を目指して取り組んでいく事が,少しでも役に立てればと願っております。
 どうか,今まで同様に音羽小教育に,ご理解とご協力をお願い致します。

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