京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/30
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「新年の教室の黒板」から

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 教室には,黒板があります。
 黒板を使って,教師と子どもが学習をしたり,連絡をしたり,情報を交換したりと互いのコミュニケーションをはかりします。
 教室には「黒板」はなくてはならないものです。
学習の時間だけではなく,4月の学級開きの日・夏休みまえの日・夏休み明けの日・冬休みの前の日・新年明けの日,そして,その学年が終わる最後の日・・・・。大事な役目をするのが黒板です。

 私は,このような日の前の日の夕方,または,朝一番に教室の黒板を見て歩きます。教室の黒板に 子どもたちを一番に出迎えてくれるようなそんな言葉が書いてある教室からは,先生の子どもたちへの思いを強く感じます。
 授業が始まる初めての日,授業が終わる日 子どもたちはどんな気持ちで教室に入ってくるのでしょうか。そして,一番に教室の中の何を見るのでしょうか。
 子どもたちを迎え入れる準備の整っている学級は教室の空気が違います。机が美しく並ぶ教室,黒板には先生の温かな言葉・・・自然と子どもたちの心は学習へ学級集団へと高まります。
 そんな心の通い合った学級を作る努力をしていきたいと思います。

1月11日朝会 「一」の話

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 平成23年1月11日 音羽小学校の後期の授業再開です。
 凛とした空気の中で 寒さに耐えながら 子どもたちは新年の校長からの話をしっかり聞いてくれました。
 2011年1月11日の日にちなんで「一」の話をしました。
 
『いよいよ今日から新しい年の始まります。
 久しぶりに皆さんの元気な顔を見ることができ,また元気な声を聞くことができ,大変嬉しく思います。
 新しい年を迎え,皆さんの顔も引き締まって見えます。
 2011年1月11日です。「1」が五つ並ぶ日です。
今日の朝会では「一」の話をします。


 長い道のりも第1歩から,学校生活も一年生から始まります。
競争で一着になると一等賞がもらえますね。
「一」には,「物事のはじめ」のほかに「すぐれた物」の意味もあります。
一番をとれるのは,ふつう、一人だけです。でも,一人では,一家は作れません。鳥は 何十羽も集まって一群の「一」となります。

これら「一家」「一群」の「一」は,「たくさんのものが集まった全体」をあらわしています。

「一」は,一人 一つ を表すだけではなく 「初めて」とか「すぐれている」とか「たくさんの物の集まった全体」をあらわしたりしています。

みなさんは,冬休みの間 家でゆっくり過ごしました。学校での学級の友達とは離れて ○○さんと言う一人の人として過ごしました。または,○○家の子どもとして過ごしました。
今日から学校が始まります。何年何組の○○さんとしての生活が始まりました。一つの学級の中の一人であっても快適に過ごしたいという気持ちは,誰も同じだと思います。一人ひとりが快適な学校生活を過ごすために,それぞれの役割を果たさなければなりません。
たとえば,給食当番や掃除当番のようにだれもが おかず係になりたがったり ほうき係になりたがったりしたのでは,おいしい給食はいつまでたっても食べられないし,汚い教室では,楽しく勉強しようという気持ちにはなりません。
これから始まる3カ月足らずの大切な日々を,「一」つまり 「一人」を大切に そして「全体」を大切にすることを いつも考えて生活してください。
学年末には,この学級を離れたくないなあ。もっとこの学級の友達と過ごしたい。この学級でよかったなあ。と思える人がたくさん増えると思います。

 今日は「一」の話をしました。「一」を大切にすることをいっぱい探してみてください。』

個人としての一人を そして集団の中での一人ひとりを大切にできる子どもたちに育ってほしいと願っています。


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