京都市立学校・幼稚園
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風かおる 古き都 雲渡る比叡の峰は 千年の歴史を伝え 安らかに学び舎いだく 真理にいたる道遠くとも そびえ立つ山路たどらん 力強く あすに巣立ち 新しき時代をつくる われらの下鴨中学校

〜1年道徳〜「自分を見つめる」

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【資料あらすじ】 二枚の写真                 
 「自分を見つめる」P.152〜155
筋ジストロフィーを患っている少年浩は,入院中のため卒業式に出られません。担任の倉本は卒業式の日に校長と一緒に卒業証書を持ってくると約束しますが,浩は軽く笑みを浮かべるだけでした。
卒業式当日,倉本と校長は終わったその足で病院に向かいました。二人を見た浩はこんなに早く来てもらえるものと思わず,驚きます。校長が祝辞を述べ卒業証書を取り出すと,手渡す前に浩を窓際に寄せ,校長は窓に向かって証書を高く掲げました。
――なんだろうか
そう思った浩が次の瞬間目にしたのは,窓から見える学校の屋上で手を振っている同級生102人全員の姿でした。
校長が卒業証書を手渡すと,浩は顔を紅潮させ震える声で「写真をとってください」と頼むのです。
浩に,そして屋上の同級生にそれぞれピントがあわせられた二枚の写真。
そこに写っている誰もが素晴らしい笑顔でした。


【道徳の内容】 入院中の浩とともに卒業式を迎えたいという気持ちから自発的に屋上に上がる同級生たち。学校が人と人とのつながりの中に存在するものであることから,言うなればこの写真におさめられた空間は,形をかえたひとつの学校の姿なのでしょう。
しかし,みんなの心がこのようにまとまるのは,もちろん一朝一夕のことではありません。生徒間,もしくは生徒と教師の間で培われる尊敬や感謝の気持ち,そして信頼関係。日々の学校生活の中で,よい人間関係を深めていった学校だからこそ実現できたことなのでしょう。

生徒たちにとって,この学校がそういう場になってほしいと願うとともに,我々教師も,そういう学校がつくれるよう努力していきたいと思います。
道徳の学習を終えて,「自分の学校をこんな学校にしたい」と思ったこと


2組
一人ひとりが優しく思いやりのある学校
誰か一人が欠けることなく,みんなで一つの事をやり遂げることができる学校にしたい。
どんな人にでも,優しくできるような,思いやりのある,協力,団結できるような学校にしたい。
自分のことばかりではなく,みんなが思いやりがあるところにしたい。
学年だけでなく,全校生徒が1つになれる学校にしたい。
もっとお互いの気持ちを考え,尊重できる学校にしたい。


3組
もっと友だちのことを認め合えればいいと思う。困っている友だちがいたら,救いの手を差し伸べられる,そんな人がたくさんいる学校にしたい。
一人ひとりの個性を認め合うことができる学校
誰もが助け合えて,いることが楽しいと思える場所
いじめが無くて,みんなを同じだけ大切にできる学校
誰もが学校に来て,「楽しい」や「友だちがいてよかった」と思えるような学校


4組
仲間を大切にできる学校にしたい。
みんなが思いやりの心をもって,学校を過ごすこと
みんな笑顔で人を大切にできる学校
誰かを仲間外れにしたりせず,助け合える思いやりのある学校にしたい。
自分が悩んでいたら,たくさんの人が支えてくれ,周りの人が困っていたら,私たちが支えられる学校

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