最新更新日:2024/06/05 | |
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〜1年道徳「裏庭でのできごと」〜その1 2017 8/28
【資料あらすじ】 『裏庭でのできごと』
文部科学省資料 「自分を見つめる」P.116〜119 昼休み,先輩に邪魔されることなく遊ぶことができる体育館の「裏庭」に,サッカーボールをもってやってきた健二,大輔,雄一。偶然,ひなのいる軒下の鳥の巣を狙う猫をみつけた。雄一は,すかさずボールを猫に投げつける。猫は逃げ、投げたボールは物置の天窓を直撃、ガラスがはじけとんだ。 これは先生に報告しないといけないと、「あとでいい」という大輔の制止を振り切り、雄一が職員室に走る。裏庭に残った健二と大輔はその場でボールの蹴り合いをはじめた。そのうち次第に力が入り,健二の蹴ったボールが,さっき割った天窓のとなりの窓をブチ抜いてしまった。 そこに雄一が先生を連れてきた。巣のひなを助けようとしてやったという事情を説明し,先生は了解した。先生が戻った後,雄一は天窓がもう一枚割れていることに気づき,自分の割ったガラスに便乗したことに憤慨する。大輔は気にも留めない様子だが,一方の当事者健二は,気が重くなる。 5時間目が終わって健二は大輔に,先生の所に行こうと思うと告げる。すると大輔は自分の立場が悪くなるといって,それを許さない。健二は重い気分のまま家に帰る。壁には3人が笑顔で映っている写真がかかっていた。翌朝,健二は先生に報告することを決心して…。 【道徳の内容】 自分で判断,実行し,その結果に責任をもつ。道徳教育では,このことを自律の精神として重視します。 資料では,自分の行動の結果にどのように対処するか、ということを3人の友人関係を通して問いかけます。子どもたちは彼らの処し方のそれぞれに共感したり反発したりしながら,自分と立場を置き換え考えます。 事においてまず「考える」こと。それは正しいことか。他人のことを配慮しているか、結果は何をもたらすか。そして「判断」し「実行」する。さらに、その結果に対して責任をとる。――人間の行為行動はこの連続であることを理解し,これからの生き方に生かしていきます。 |
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