最新更新日:2024/09/20 | |
本日:3
昨日:15 総数:242340 |
6年 茶道体験
総合的な学習で,伝統文化について調べ,考えている子どもたちは,茶道の体験をしました。茶道教室を見学したり,茶道について地域の先生から話を聞いたりした後の活動となり,子どもたちははりきっていました。
まず,家に入るところから・・・。家の主人におしりを向けないで,正面を向いて靴を脱ぎ,横を向いてしゃがんで靴をそろえること,美しいお辞儀の仕方,お茶碗の正面を汚さないために茶碗をまわして飲むことなど,たくさんのことを体験を通して一つ一つ教わりました。あまいお菓子と抹茶がとてもよく合い,子どもたちはおいしく楽しくお茶を飲みました。部屋の掛け軸や花にも,地域の先生が子どもたちをおもい,応援するメッセージがこめられていました。今日の花は紅白のミズヒキでした。子どもたちが初めてお茶会をするお祝いの気持ちがこもっていました。外は大雨でしたが,今日のこのメンバーでこの時間でこの雨の音で・・・二度と同じことはないこの時を大切に楽しむ「一期一会」が尊く,雨の音も素敵に感じることを教えてもらいました。 教室に帰ってから体験について話し合いました。作法はどれもお客さんのためを思って行うこと,また,お客さんがお茶を入れてくださる主人を思って行うことであることに気付きました。相手を思う思いやりが作法であり,礼儀であることを確かめました。 普段の生活から取り入れられる作法もあることに気付き,これからは「今日学んだことをしていこう」とみんなで話し合いました。 とても貴重で大切な体験ができました。「伝統文化は身近なもの」というお香の先生やお茶の先生がお話されたことが,体験を通して子どもたちのものとなってきています。 |
|