最新更新日:2024/09/24 | |
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6年 お茶の先生をむかえて
「伝統文化」につい学習している6年生は,茶道教室を見学し,そこで生まれた疑問について調べるために,茶道教室をしておられる地域の先生を教室に迎えました。
先生は次々と質問をする子どもたちに,分かりやすく答えをお話してくださいました。時にはほめてくださり,とてもあたたかい雰囲気の中,学習が進んでいきました。 お茶をおもてなしする主人と客人の間に,互いを思いやる行動がそのままお茶の作法となっています。お茶というのは「やさしさのキャッチボール」であると先生がお話された時には,頷いて聞く子どもたちの様子が見られました。質問の答えの中に,先生にとって「お茶は人とつながるツール」「生活の一部」だということ,先生自身を通して「お茶の世界をいろんな人に知ってほしい」と願っておられることなどお話いただきました。そして,伝統文化とは「日常の中にいっぱいあり,特別なことではない」「日常の中の楽しみとしてお茶の世界を楽しんでいる」という考えを聞きました。伝統文化やお茶を遠い世界の緊張するものとしてとらえていた子どもたちは,今日のお話を通してうんと身近に感じるものとなりました。そして心から「やってみたい」と思ったようです。 伝統文化が日常の中で生きていること,お茶の世界は相手を思いやる気持ちであふれていることを知った子どもたち。これからさらに体験を通して,伝統文化について自分の考えを確かにしていきます。 |
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