最新更新日:2024/09/24 | |
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6年「日本料理に学ぶ食育カリキュラム」
2月3日(水)5,6時間目に日本料理のプロの方に「だし」について学ぶ授業がありました。
6年生の中には,昼休みのころから「だし」のいいにおいにひかれて家庭科室で準備をされている様子をそっと見に来る子どももいました。 家庭科室に入った途端,「いいにおいや。」という声が上がります。どの子どもたちの顔もにこにこ笑顔です。この時間を楽しみにしていたようです。 はじめに,利尻昆布や鰹節がどのようにして出来上がるのか,スライドを見ながら教えていただきました。そして,「こんぶだし」「こんぶ+かつおだし」「こんぶ+かつお+調味しただし」の3つを飲み比べしました。はじめは赤ちゃんのようだったのが,最後は大学生になったような感じ,とうま味が増していく様子を自分の言葉で表現している子どももいました。 自分たちでも「だし」をひき,それを使って,お吸い物と煮物を作りました。お吸い物には湯葉と水菜,煮物には聖護院大根・金時人参・油揚げ・水菜・煮たおこぶ(白・赤・黄・緑・黒の五色です)を使いました。色とりどりで,目で見ても,そして口で味わってもとにかく素材のおいしさを感じることができました。また,お箸の持ち方や,置き方の意味なども教えていただきました。「いただきます。」の言葉にはどんな意味があるのかな,ということも学びました。 普段なかなか出会うことのできないプロの方に来ていただいた今回の経験を活かして,自分たちの家庭でも,昔から伝わる日本料理のよさを広めていってくれれば嬉しく思います。 |
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