最新更新日:2024/06/04 | |
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南相馬市立小高中学校との交流小高中学校は東日本大地震震災後に、当時の生徒たちの言葉を歌詞にした合唱曲「群青」が生まれた学校です。この「群青」は、今では全国各地の学校で歌われている合唱曲で、本校でも昨年度と今年度の9年生が、9月に行われた「合唱祭」で学年全員で歌いました。 そのようなこともあり、ぜひオンラインで生徒同士の交流をと考えましたが、スケジュールが合わずオンタイムでの交流は実現しませんでした。 しかし先日、小高中学校から「群青」を作曲された当時の音楽の先生に今の生徒たちがインタビューをした映像と卒業生一人一人からの言葉が収録されたビデオメッセージが届き、それを本校の9年生が鑑賞して、曲が生まれた経緯や曲に込められた思いを改めて学びました。 音楽の先生が語られた「震災を経験した当時の生徒達の言葉から歌詞を紡いだ。」「多くの方が歌い続けることで、この曲が震災のモニュメントになる。」「曲を通して、当時の子ども達に思いを馳せてほしい。」というメッセージが、9年生の心に響きました。 小高中学校は勿論、本校の卒業生も卒業式で「群青」を歌います。この曲の誕生に携わられた方々の思いを大切にし、京都御池中学校ではこれからも「群青」を歌い継いでいきます。 そして両校の中学生が心を寄り添わせ、震災のことを忘れず、一歩一歩未来に向けて進んでいってほしいと思います。 |
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