最新更新日:2024/09/25 | |
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7年道徳の授業より〜世界人権宣言〜
本日,12月10日は世界人権デーです。
昨日,7年生では,道徳の授業の中で「世界人権宣言」に触れ,自分たちの生活と保障されている権利についての理解を深め,世界に目を向けていく態度を育む学習を行いました。 「どんなときに幸せを感じますか?」「日本は平和な国だと思いますか?」...といった,複数のカードに書かれたそれぞれの質問に答えながら,どのような権利と関係があるかを考えたり,世界人権宣言の条文を一つだけ使い「クラス人権宣言」をつくったりしました。 7年生の皆さんも,世界の人々と同様に,宣言の達成を目指し,人権について主体的に考える機会をもつことができました。 ●生徒の感想・振返りの記述より ・今日の学習で,このクラスってすごいなあとあらためて思った。理由は世界人権宣言の第1条から第30条までほぼすべてをクリアできているからだ。きっと,みんながみんなを信頼して,みんながみんな,相手のことを思っているからだと思う。 ・人権はどれも尊重されなければいけないと改めて感じた。 ・世界人権宣言を読んで,本当に人は生まれながらにして,人権があるとあらためて知った。この宣言があるから,当たり前なことが当たり前にできるんだとわかった。 ・今日は,宣言を作るならどれにするか選んた。自分の考えのほかにも,第一条や第二十七条を選んでいる人もいて,自分と違う考えだったけど,納得できた。これからも人権について考えていきたいと思った。 ・今日の学習で,世界人権宣言について考えた。人権は生まれた時からすべての人がもつ,すごく大切なものだとあらためて知った。人権がなければ,世の中の人のことを尊重できない可能性があると思った。 ・今日の道徳の授業を受けて,人権というのは一人一人には権利があって,それを守る宣言が,今日はじめて学んだ「世界人権宣言」というものだとわかった。わたしは第6条を大切にしたい。 ・今日の学習で,「世界人権宣言」について学んだ。その第30条があるから,今私は楽しく笑顔で学校に通えているんだと思えた。30の条文はすべて大切なので,何か困ったときには,「〜条にこんな内容があったなあ。」と思い出せるようにしたい。 ・今日の道徳の学習を終えて,世界人権宣言には1〜30条まであることを知った。またそれぞれが世界を平和にしようという内容が書かれていて,感動した。 ・世界人権宣言というものがあると初めて知った。30条ある世界人権宣言を読んで,この宣言は世界中の人々を対象にしているんだと知り,とてもすごいと思った。 ・この学習で,世界人権宣言についてわかった。内容を見るとすべて大切だった。第28条に書いてあるように,この宣言を口先だけで終わらせないように,自分たちのものなので,すべて守っていきたい。世界にはまだまだいろいろな問題があるけれど,世界人権宣言が守られるようになってほしい。 ・世界人権宣言によって,普通のことがあたりまえにできるんだと思った。わたしは第18条を大切にしたい。なぜなら考え方はその人の特徴であり,自由だと思うからだ。 ・今日は「世界人権宣言」について考えた。人権と人を尊重することはとても大事なことだと思った。いろいろ考えて,とても楽しかった。 【11月】9年道徳より 〜その4〜・今回のように,自分の気持ちにうそをついて物事に取り組むのはとてもつらいことだと思うので,やめてしまうのも一つの方法だなと思いました。 ・人のまねで賞を取ったとしても,主人公は心の底から喜べずモヤモヤが残った状態だったと思う。自分でだめだと理解していることは,自分の判断に従って自分にうそをつかない選択をすれば自分が納得できるはずだ。私も正しい判断で自分のためになる行動を心掛けたい。 ・今回の学習で,自分の実力を受け入れて素直になることが大切だと思った。他人にばれなくても自分がもやもやしていると余計にいいものができないと思いました。 【11月】9年道徳より 〜その3〜・悪いことをしているわけじゃないけれど,自分が嫌な気分になることはどんな悪行よりも悪いことになると思う。 ・自分にうそをつくと一番いやになるのは自分だし,誰も見ていない,わからないと思ってもやはり自分自身はわかっているのでうそをつくのはよくないと思いました。 ・理沙さんのような罪悪感を持ってやり直そうという気持ちは,自分のことを振り返ってやり直すんだという気持ちの表れなのでよいと思った。 ・人に頼るだけではなく,一人で乗り越える力をつけようと思った。時にはいい人を参考に成長していきたいと思った。 【11月】9年道徳より 〜その2〜・自分の中で,いけないと思ったことの線引きをすることが大切だと思いました。 ・誰かが見ていなくても,やっていいこととやってはいけないことを区別しないといけないと思いました。 ・人のためにも自分のためにも行動できるようになりたい。 ・学校だけでなく,家に帰ってもちゃんとした生活を送りたい。 ・人に見られていない時でも,見られていると思って活動するようにしたい。 ・不安に思ったら誰かに相談することが重要だ。 【11月】9年道徳より 〜その1〜●授業内容・様子 主人公は絵をかくことが好きな理沙という女の子です。ある時,自分が持っていた画集を見てコンクールに出す作品を描いたことで,うしろめたさを感じる主人公。その心の葛藤について注目しました。 誰かに見られていないから大丈夫...,ばれていないから何をしてもよい...というわけではないということから自分の考えを広げていく道徳の授業でした。 【10月】7年道徳より 〜その2〜
● 生徒の感想・振返りの記述より
・今日の学習で,いじめと遊びの違いや,どんなものがいじめにあたるのかがわかった。これからは,いじめはもちろんしないし,いじめられている人がいれば,自分なりに助けていきたいなと思った。 ・今日の学習で「いじめ」について改めて考えることができた。これからの学校生活では,今回考えたような「いじめ」と「遊び」の違いをしっかり理解して,クラス内でも「いじめ」などが起こらないようにしたい。 ・いじめとそうじゃない境界線が難しかったけど,外から見ただけじゃ,その人の気持ちはわからないと思う。でも「これは相手が嫌がるな。」というのはわかると思うから,自分の周りで起こさないようにしたい。 ・私は今日の学習で,いじめのことについて考えた。いじめはだれか1人でも嫌な思いをしていたり,逆に悪意をもっていたりしたらいじめだと思った。そしていじめは絶対してはいけないことだと思った。 ・いじめがあったら止めたいけど,止めにくいのもわかる。けれど,がんばって「だめだよ」と言ってあげたいと思う。 ・私は今日の学習で,人を大切にすることが大切だとわかった。だからこれからそれを守っていきたいと思う。 ・今日の学習でいじめと遊びの違いについて考えることができた。「笑っている=嫌がっていない」という考えが危険だということがわかり,普段遊んでいるときも,相手の本当の気持ちを考えるようにしたい。いつも冗談でやっている行動は大丈夫なのか,もう一度考え直したい。 ・いじめはよくないし,嫌な気持ちをするので,やめた方がいいとより一層思った。いじめがもしあったら,見てるだけじゃなく,止めにいったり,大人の人に話に行ったりしたい。いじめをするようなクラスにはならないように,気を付けて過ごしていきたい。 ・見て見ぬふりをしない。自分がされたらどう思うかを考えて,自分が嫌な思いをするようなことはしない。 ・今日の授業を通して,どんなことがいじめかをあらためて考えた。どんな気持ちかというのも,場面ごとに考えることができた。友達とのトラブルをなくすために,相手がどのようなことを言われたら傷つくかを考えたり,一つ一つの行動を軽く考えないことが大事だと思った。 ・いじめの関係についてわかった。いじめのないクラスにしていきたい。 ・今日の道徳を終えて,いじめている人だけでなく,周りにいるおもしろがっている人や,見て見ぬふりをしている人もいじめに入るとわかった。やはり,嫌な雰囲気を作らないために,いじめをなくすのが一番よいとあらためて思った。周りの人が注意できる環境がつくれたらいいなと思った。 【10月】7年道徳より 〜その1〜●授業内容・様子 いじめに当たる行為や判断の根拠について考えることを通して,人にはいろいろな見方や考え方があることを理解し,相手の立場や個性を尊重しようとする態度を育てる学習に取り組みました。 学級内の様子を描いた絵を見て「この中で,いじめに当たる様子はどれだろう?」という課題から学習が始まりました。生徒たちはこれまでの経験から考えたり,描かれている子どもの表情から想像したりして,次々に意見を出していきました。 8年道徳の授業(9月)より〜その2〜・人間には他の動物にはない欲望がある。その為うそをついてしまう。みんなうそは悪いと知っているが,うそをついてしまう自分もきっとそのうちの一人だと思う。でも今日の授業で,うそをつく事への向き合い方がわかった気がする。ちょっとでも自分に正直に生きられるようにしたい。 ・他人にうそをつく時は自分にもうそをついているのだと思った。自分にうそをついているときの自分は本当の自分ではなく,うそをついている人(もう一人の自分)よりとても苦しいのだと思う。しかし,うそをついてしまったときは偽物の自分でいようとせず,周りの人にも告白できれば良いなと思った。 ・ウソをつくことは人間なのだから誰にでもあること。でもそのことを認める事は誰にでもできることではない。何時までも自分にウソをつき続けずに真実を認める事が大切。弱い自分を見つめ,それを受け入れることができたときに,人間は強くなり,正しい人間として認められる。 ・僕も辛いことがある時は,どうしたら自分が胸を張って生きて行けるか考えて行動したい。 ・自分の弱い心に負け続けてはいけないのだと思いました。自分の気持ちに正直になるのが大切なのだとわかりました。 ・「人は流されやすく,弱い生き物,自分のために言い訳をして表から目をそらしている」 この言葉を本で読みました。これは本当に正しいことを言っているし,これがわかっていても目をそらすことしかできないのが人だと思いました。他の人がやっていたら攻めるのに,自分がやっていたら隠そうとしてしまうのが生きにくい?世の中みたいになるのかなと思いました。 ・最終的に決めた判断は正解だと思いました。一人で,もやもやを抱え込んでいてしんどいやろなって思いました。最後に決めるのは自分で,それを公開するのはしんどいと思うけど,自分で決めたことはちゃんと自分がスッキリしていくまで判断をしていきたいと思いました。 8年道徳の授業(9月)より〜その1〜●授業内容・様子 陸上世界選手権女子100メートルにアメリカ代表として臨んだエイミー・ブラウン。幼いころからの夢である金メダルを獲得しました。 しかしその直後,コーチから知らされたのは,今まで勧められて使ったサプリメントはドーピング検査に引っかかる疑いがあるという事実...。 悩みながらも自分の弱さ・醜さを克服したエイミーの姿を通して,人間としての誇りを持って気高く生きるということ,自分の心の中にある弱さと向き合いながら,自分を信じて生きるということについて考えを深めました。 心情円を活用し,身近な例を取り上げながら,揺れ動く気持ちを可視化してみました。 8年生で実習している教育実習生も,授業を行いました。 9年道徳の授業(9月)より●授業内容・様子 今回のテーマは,アメリカで「尊厳死」とも言われている一つの死をめぐって争われた裁判について考える道徳でした。延命措置を続けるかどうかを考えるだけでなく,関わる周囲の人々の立場になって考えることで「命」についてより考えを深める授業でした。 「自分の大切な人が延命装置につながれていて回復するかわからないという場合,延命装置を外すか?外さないか?」 という,難しい問いに,9年生一人ひとりが向き合っていきます。 生徒たちは「人間の死」について真剣に向き合い,自分の思いをまとめていました。 ●生徒の感想・振返りの記述より ・命には限りがあるから楽しいことや頑張れることがあると思った。 ・大切な人が生きている間に意思を聞いて尊重したい。 ・自分自身や愛する人の最後に望むことは「一番の幸せ」です。しあわせに人生を終えたい。 ・命は重いものであり,その人の決定でしか動かせないものだと考えた。 ・自分の命をどうしたいか本人が決め,周りはそれを受け入れることが大切だとわかった。 |
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