9年生は,今週,社会の時間に『法教育』の授業を受けましたが,その関連として,さだまさしの「償い」という歌を使った道徳を行いました。この歌は,実話にもとづいて作られたものですが,裁判の判決の際,裁判長が事件を起こした少年に紹介した曲でも有名です。このエピソードについて,作者のさだまさし自身が「法律で心を裁くには限界がある。判決で決着がついたのではなく,心の部分での反省を促したのではないか」と語っています。生徒たちは,自己の責任を感じて心をつくして償おうとする歌の主人公の生き方を通して,誠実に生きるとはどういうことか,真剣に自分と向き合っていました。