最新更新日:2024/09/20 | |
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御礼
多くの方のご理解とご支援を賜り,無事に第51回卒業証書授与式を挙行することができました。厚く御礼申し上げます。
拙文ですが,式辞を掲載いたします。 式 辞 このような状況ですが,第51回卒業証書授与式を挙行できますこと,ご参集いただきました保護者の皆様,失礼ながら参列の自粛をお願いいたしましたところ快くご了承いただきました地域の皆様,実施のご英断をいただきました京都市教育委員会の関係者の皆様の,ご理解,ご協力の賜物と存じ,厚く御礼申し上げます。 卒業生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。当たり前の日常が当たり前でなくなる,そう実感されたここ数日間だったと思います。今後,社会の在り方そのものが急激に変わることになると思われます。そのような状況を乗り越えていくためには,特に4つの資質や能力が必要です。一つ目は「前に踏み出す力」です。一歩前に踏み出し,さらに失敗しても粘り強く取り組み続けることが大切です。二つ目は「考え抜く力」です。見つけた課題に対して,解決していく道筋を立てて,最善の策や複数の解決策を見出すことが大切です。三つ目は,「チームで働く力」です。自分の意見をしっかりと相手に伝え,意見や立場が違うメンバーも尊重したうえで,目標に向かって協力していくことが大切です。四つ目は「誠実に頑張る姿勢」です。社会がどのように変化しようとも,一生懸命頑張る姿は人の心を打ち,不易の価値があると思います。 次に,保護者の皆様にお祝い申し上げます。お子達のご卒業,誠におめでとうございます。三年間にわたり,かけがえのないお子達をお預かりし,健やかな成長のために,教職員一同,懸命に努力をしてまいりました。時には不十分さを感じられたこともあったかと存じますが,本校教育に対しまして,深いご理解とお力添えを賜りましたことに心より御礼申し上げます。 「君が乗り越えた壁は いつか君を守る盾となって 君をそばでいつまでも支えるだろう」 今後,私達には,乗り越えていかなければならない多くの苦難があると思いますが,それが自分の糧になると信じて共に頑張っていきましょう。 それでは,卒業生の皆さんが嵯峨中学校での学びを礎に,それぞれの未来を力強く切り拓かれることを確信いたしまして,粗辞ではございますが,私の式辞といたします。 令和2年3月13日 京都市立嵯峨中学校 校長 小滝 俊則 |
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