幼稚園日記

風車がそっと背中を押してくれました

公開日
2026/04/28
更新日
2026/04/28

幼稚園の様子

新しいクラス、新しい先生、新しい友達。

年度当初は、子どもたちにとって期待と同時に不安も感じやすい時期です。

そんな中、子どもたちは「風車」を手にしました。

風を感じながら走ること。

友達と並んで走ること。

同じものを持つことで、安心して過ごすこと。

そして、地面や壁に映る影の動きに気づき、面白さを見つけること。

ひとつの風車をきっかけに、子どもたちの身体の動きが広がり、

友達との関係が生まれ、さまざまな気づきが連なっていきました。

興味深いのは、

「安心してから動く」のではなく、

動き続ける中で、少しずつ安心が育っていく姿が見られたことです。

子どもが環境と関わる中で、

大人の想定を超えた姿が自然と立ち上がってきます。

これは、環境が子どもの育ちを引き出す

「創発的環境」の一場面だと感じています。

幼児期の教育は、「環境を通して行われる教育」です。

風車づくりも、「つくって楽しい」で終わる活動ではありません。

子どもが環境に出合い、

自分なりに感じ、考え、動き出していくための

大切なきっかけの一つとなっています。