運動会,みんな頑張ったね!!その1
- 公開日
- 2017/10/14
- 更新日
- 2017/10/14
園長室より
今日こそは!!と願った運動会。朝,準備の段階で少し小雨が降っていましたが,子どもたちが集合するまでに雨は止んでくれてよかったです。
待ちに待った運動会を無事行うことができました。
運動会は,勝ち負けがつきものです。そして運動の好きなお子さんも苦手のお子さんもいらっしゃいます。走り始めた当初は,ただ走ることが面白く楽しいと思っていた子どもたちも毎日毎日走っていくうちに,「勝ちたい」という気持ちが強くなり,頑張る子どもたちが増えてきました。逆に「勝ちたいけど勝てない」と悲しい気持ちや悔しい気持ちを感じて走ることが少し嫌になってしまった子どもたちもいました。
「勝ちたい」という気持ちも「勝てなくて悔しい」という気持ちもどちらも子どもたちの正直な気持ちです。1番早くゴールした子どもには「早かったね」と認めながら,次々ゴールしてくる子どもたちにも「よく頑張ったね」「すごかったね」と認めてきました。
1番になりたいという気持ちも大事ですし,1番になれなくても一生懸命頑張るということがより大事な気持ちだと思うからです。最後まであきらめず頑張れる子どもたちであってほしいと願っています。
『走る』ということは『かけっこ』だけではありません。3歳児の追いかけっこも「走る」ことです。「よーいどん!」と走るだけでなく大好きな先生や友達を追いかけるということは楽しく嬉しい事です。「よーいどん!」のかけっこの苦手な子どもたちもおいかけっこなら思い切り走るということもできます。いろんな『走る』を経験していってもらいたいと思っています。
4歳児の『しっぽ取り』は,追いかけっこに『しっぽを取る』という目標が加わります。
『相手のしっぽを狙ってとる』ということは,自分のしっぽがとられないように逃げながら,相手のしっぽをねらってとるというより高度な遊びになります。これまではどちらかというと,『しっぽをとられないように逃げる』という方に気持ちが向いてい多様に思います。だんだん『しっぽを取る』楽しさや面白さにも気づいてきました。遊びながら,しっぽを取ったりとられたりを繰り返す中で,『とるコツ』『とられないコツ』にも気づいていくことでしょう。
4歳児のしっぽ取りの延長線上には,5歳児の『帽子取り』があります。しっぽ取りのしっぽは,後ろについているので,後ろから追いかけてしっぽを取ることが多いですが,
『帽子取り』は勿論,後ろから狙われることもありますが,向かい合って帽子を取り合うということで,より勇気が必要となる遊びです。1学期によく5歳児は遊んでいたのですが,この運動会の遊びで4歳児のしっぽ取りを見て,きっと『帽子取り』がしたくなったのではないかなと思いました。
5歳児のリレーの走りっぷりは本当に見事でした。毎日4チームが勝ったり負けたりしながら対戦してきました。まさしく勝った喜びや負けた悔しさを味わいながら,「何で今日は負けたんだろう」「どうしたら勝てるだろう」とチームで振り返り,相談したり,作戦を立てたりして今日の日を迎えました。
『リレー』も『綱引き』もチームの勝負です。しかし,いくらチームと言っても一人一人が自分の力を発揮することが大事なのです。一人一人が力を出し切り,そして気持ちを一つにして協力していく。このことは5歳児にしかできないことです。子どもたちは,毎日の遊びの中で,少しずつそのことの大事さに気づいてきています。一人の力はみんなの力となることを思って協力し,協働し,いろいろな遊びに取組み達成感を味わってくれることでしょう。